- 閲覧前にご確認ください -

架空の人物が主人公です!有名どころで言うと、織田信長や豊臣秀吉が出てきます。それ以外の戦国武将も、もちろん出てきます。家康が好きな人はごめんなさい。西軍です。

文字サイズ変更

悪人の正義〜井手畑物語〜

#5

発端4

秘密基地に戻ると、待ちわびた大河が飛びついて来た。早く見たくて、興奮を抑えられないようだ。

「ねえ、どうだった?なんだった?」

直吉は手に持っていたペンダントを見せた。興奮で、ペンダントと同じくらい目がキラキラ輝いている。

「うわー!すごいねえ。これ、なんの模様だろう?」

大河は掘ってある家紋を指さして言った。

「さあね。僕もこれが何か、よくわからないよ。でも、どこかで見たことがあるような気がするんだよなあ」

大河は、すぐに食いついてきた。

「ほんとに⁉」

大河がそう言ったとき、間延びしたようなおかえりチャイムが鳴った。2人は、ハッとした顔を見合わせた。

「やばい」

「もう帰らなきゃ!」

2人は口々に焦りを口にして、もと来た道を歩いていった。この2人の家は反対にあるので、すぐに階段のところで別れた。直吉は帰路を全速力で走っていった。手にペンダントを持って。

家に帰ると、3歳の、弟の[漢字]行助[/漢字][ふりがな]ゆきすけ[/ふりがな]がよたよたと歩いてきた。手に持っていたペンダントを、ポケットに突っ込むと、行助を抱っこした。すると、キッチンからお母さんがひょっこりと顔を出した。

「おかえり!」

「ただいま!」

抱っこした弟を置いて靴を脱いだ。キッチンからは、おいしそうな香りが漂っている。

「夜ご飯、なにー?」

と、聞きながらキッチンをのぞいた。お母さんは、ニコニコしながら答えた。

「今日はカレーだよ!」

「やったー!」

リビングに行くと、0歳の[漢字]愛葉[/漢字][ふりがな]あいば[/ふりがな]がご機嫌にしていた。

「ほーら、愛葉。お兄ちゃんだよ」

直吉が覗き込むと愛葉はキャッキャと言ってにこにこした。

「かわいいー!」

あまりの可愛さに彼が声をあげた時、キッチンからお母さんが、声をかけてきた。
「ご飯、もうすぐできるよ」

「わかった!」

彼は、ペンダントを自分の部屋に置いてから、ご飯を食べようと思った。普段、ポケットの中にものを入れないので、気になっていたからだ。

直吉の部屋は、もともと物置部屋だったので窓がなく、狭いが、居心地の良い部屋だ。彼は、本が大好きなので部屋にぎっしり、本が詰まっている。ペンダントを机において、唐突に思い出した。

(この模様!)

そして、沢山本のある中から、お目当ての本を引っ張り出してきた。その本のタイトルは、「戦国武将大事典」。そして、ものすごい速さでページをめくったかと思うと、すぐに手が止まった。開いてあるページは、「[漢字]井手畑 吉直[/漢字][ふりがな]いでばた よしなお[/ふりがな]」と書いてあった。確かに、井手畑吉直と書いてある、上にペンダントと同じ模様が書いてあった。

作者メッセージ

すいません。
思った以上に、長くなってしまいました。
次回、タイムスリップさせますのでもう少し待ってください

2025/04/13 15:50

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 10

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL