- 閲覧前にご確認ください -

架空の人物が主人公です!有名どころで言うと、織田信長や豊臣秀吉が出てきます。それ以外の戦国武将も、もちろん出てきます。家康が好きな人はごめんなさい。西軍です。

文字サイズ変更

悪人の正義〜井手畑物語〜

#14

序章7

他のみんなも次々と槍を持って陣小屋から飛び出していった。そして残ったのは佐吉だけだった。

「佐吉さんは行かないの?」

喜平太は気になって聞いてみた。すると佐吉は恥ずかしがることもなく言った。

「私には、武芸は向いていないからな。お前はどうする。槍を扱うことはできるのか」

それを聞いて喜平太は迷った。そして、覚悟を決めると今、初めて触った槍を持って簡素な鎧を身に着け、駆け出していった。怖い気持ちがあったが、どうしても行かなければいけない気がした。

最前線では、もう[漢字]戦[/漢字][ふりがな]殺し合い[/ふりがな]が始まっていた。本当は行きたくなかったが、体が勝手に反応していつの間にか、1人を刺し殺していた。

「うわあ!!」

とても驚いたが、さっきまでの怖さはなぜかなくなっていた。背後から斬りかかられたが、さっと避けて槍でついた。相手は血を吹きながら、倒れていく。なにも考えなくても、体が反応して斬り伏せている。避けて、ついて、斬り伏せて、おもしろいくらい、自分の体が動いた。

そうこうしているうちに、敵は城に戻っていった。喜平太の初陣はこうして終わった。そういえば、他のみんなは無事だろうか。

陣小屋に戻ると、まだ佐吉しかいなかった。佐吉は、せっせと書物を読んでいる。

「他のみんなは?」

佐吉は、書物から目を離さずに答えた。

「まだ戻ってきていない」

だが、そう答えた直後、外がガヤガヤと騒がしくなり、みんなが帰ってきた。

「喜平太、お前すごいな」

「あれが初陣だとはね、びっくりしたよ」

虎之介たちは口々に喜平太を褒める。彼は照れて言った。

「ありがとう」

年齢の差は離れているが、とても居心地が良い気がした。

作者メッセージ

ツッコミどころ満載だと思いますが大目に見てください!
お願いします!

2025/04/23 16:17

景人 ID:≫ 1kcHZ8RkVmlW.
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 16

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL