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みなさまへ。
あらすじを読んでいただければご理解頂けるかと思いますが、こちらは青春系……いえ、自称青春系らぶすとーりーとなっております。きゃっきゃうふふの自他共に認められる青春系らぶらぶすとーりーにしたいのは山々ですがまあ、がんばりますねー。

追伸失礼しますが、本作、一章ごと? ひとくくりごと?5000文字くらいあるので、ご注意下さい

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これぞ青春(?)

#1

第1章 世界の成り立ちと各方面の混み合った諸事情の元爆誕した非合理的学校法人

第137次世界大戦終了から約1世紀半。
この世界は平和────ではなかった。

137度目の世界大戦は世界中すべての国を取りこぼしなく巻き込み、いくらかの国を壊滅状態にさせるという過去最悪の戦争である。

しかし4つだけほぼ実害を受けず、利益ばかりを得た国があった。

その4つの国は、もともとひとつの大陸が、噴火や地震なんかで4つに分離したものであったらしい。

人口が多く、団結力のある[漢字]瑠ネ羅[/漢字][ふりがな]るねら[/ふりがな]帝国。

ピーマンがたくさん収穫できる[漢字]汁BECK[/漢字][ふりがな]しるべっく[/ふりがな]共和国。

小さな島が無数にあり、人口の半数が海に浮かんで暮らす[漢字]古新谷[/漢字][ふりがな]こにや[/ふりがな]連邦。

王室の影響力が強い[漢字]措置巣[/漢字][ふりがな]そちす[/ふりがな]王国。

これらの4ヵ国は形式上では友好関係にあるものの、
やはり他の国より莫大な経済力と土地を持っているためにプライドが高く、犬猿の仲…ライバル関係としてほぼ敵対態勢にあった。

以上、早く本編に入りたいという作者のわがまま、またバカな作者による原稿の紛失もとい、作者の諸事情により終了。

というのは冗談である(見つかった)。さてさて、物語の開幕(再開)。

そしてその海を挟んで隣接している4つの国の見事な中間にいらっしゃった、一つの無人の島があった。

その国は、とにかく色々めでたかったらしい。

りんごがいっぱい取れたり四季多様だったり、お魚がいっぱいとれたり。

自然の草原やらジャングルやらすべすべの岩肌とかおひさまの恵みがあったりなかったりとか、

高い山とか低い山があったりとか、二割の土地はニワトリが占めていたりとか、たまに恐竜がいたりとか。

4つの国に比べて大きさはくそくらい小さいものの、上記のように元気であったために歴史の中で4つの国が争うたび、何度もいろんな国のもとをさまよっていた。

その無人島──グレース島は今から150年ほど前、137度目の大戦が終結した後、4つの国に平和条約が結ばれ、4国の共有物となった島である。

その記念として、4カ国が協力し、島の中心に大きな大聖堂を築いた。

────が、5年も経たずにボロボロになった。

元々人もいなく、管理人は建物が大きすぎるのと、無理矢理押し付けられた仕事というのも相まって早々にさじを投げ、

寄生物の恐竜とかが屋根を昼寝場所とし、たぬきとか犬とかにんじんとかが寝心地良すぎて冬眠していたりと、色々あったのだ。

しかし、平和条約締結から数年経ったある日、高齢かつすんばらしい旅人が登場。

彼がこんなすんゔぁらしい土地を使わないなんてもったいない、
とご丁寧に4つの国それぞれに訴えに行ったので、4カ国はボロボロだった大聖堂をまたまた協力して、大聖堂をきれいな学校に仕上げた。

ついでに浜辺に素敵なホテルたてて、収入源も作って完成。


とまあ、そんなこんなでグレース島には約国一個分の敷地を持った学校が爆誕したのである。

だが、素晴らしくいい土地だし、高齢かつすんばらしい旅人も認めた島という肩書有りというのと、
ついでに石油が地下から湧いている徴候を発見。

やっぱりそれぞれの国が自国の物としたくなってきて、実力者を学生として送り込み、学園を乗っ取るためこれまた雑なことに教師として重罪前科特大のヤベェやつらを送り込んだ。

その心は、というと、この島はすでに学園の所有物であり、この学園はどの国にも所属していないので、いくら彼らといっても手出しできないのである。

だからとりま学園制圧、からの降伏宣言させよー、的なノリである。

しかし、もともと4つの国で争えば世界大戦になるレベルの国たちだ。
そんな国たちがなぜ戦争をふっかけずにこんな方法をとるのか。


瑠ネ羅帝国の理由としては、大戦直後の事件にある。

ほとんど大戦で被害を受けてないといえど、戦争に関わったのだから何人かの犠牲は出ている。

団結力が高いこの国であるがために悲しすぎて国王が自殺するという事件が起きており、
事件の後には国王不在というのもあってか、戦争犠牲者の遺族によるデモが発生。

国中が涙の水たまりと化したので、その悲劇をもう2度と繰り返すまいとしているのだ。


汁BECK共和国は戦時中、犠牲者は防衛隊の活躍により皆無ではあったが、
唯一の農産物ピーマンの栽培に欠かせない重要な極秘データが流出し他の国にパクられそうになるというこちらも悲劇が起きたのである。

まあ結局『需要ねえ』とかでパクられずに済んだが、国王含む共和国の人間が全体的にデジタルに疎いという弱点のせいでデジタルで書き留めていた情報が荒らさた。

戦争終結後、荒らされ後のデータに従った若造が激辛ピーマン畑を激甘ピーマン畑に変幻させてしまい国中が大混乱に陥るという大事件の発生があったがために、今はド派手な戦争をしているいとまがないのだ。


古新谷連邦はプライドが高いがために
『我が国は負けるはずがない』という信条があり、他の国へのハンデとして「◯月☓日△時に☆☆国への進撃を開始する」と国に進撃を仕掛けるごとに世界中へこのような声明を発表していた。

だが他の国を舐めすぎていて、
油断してたらツナミガオキルヨメーカーみたいなのを海に仕掛けられて国中に大混乱を招いた。

幸い、年齢=海ぐらしだった水中でも生き抜く術を知っている国民がほとんどだったため、
死傷者多数の大惨事は免れたが国民からの不満が相次いだ。

まあ当然と言えば当然である。
というわけで、隠密戦法愛好国家となったのだ。


措置巣王国は大戦中の混乱に乗じていつの間にか潜入していたスパイにより

「他の国は全て滅びてほしい」という内容を昔からの親しい親友と電話で話していた王の冗談交じりの発言が回線がジャックされたせいで、国中に発信された。

王の信者が多いこの国、この発言のせいで軍隊が出動し、王国の周辺の国5カ国ほどが滅びた。

数日後にあわてて王が発言を撤回したためそれ以上の加害はストップされた。

だがにんにく食べてて気づくのが遅すぎた王のせいで大戦犯として吊し上げられた王国。
各方面から攻められ、こちらもこちらで実は精神的な被害をもたらしていたのだった。


つまりは、なわばり広げに行きたいけどおちびのお世話とかわんさかの宝石が心配でなかなか攻めに行けないからすちゃん状態なのである

決してみんな裏でも表でもにこにことはいかない世の中。
まあ、そんなこんなではあるのだが、簡潔に言えば─────あの学園を制したモノが[漢字]勝ち[/漢字][ふりがな]世界を制す[/ふりがな]ということである。

作者メッセージ

次回予告
『第2章
定食名「青春の幕開け」
メインディッシュ「ピラニア」
副菜「チェーンソー」
デザート「個性弾けるくれいじー」』

2025/04/06 15:02

われらくれいじーs ID:≫ d0uVxmKq6pgSg
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