隣の席の山田君
#1
席
高校2年生の夏、私は山田くんに恋をした。
山田君はあまり目立たないけれど勉強ができて優しくて、そして少しだけ天然だ。
私が高校2年生の夏、部活終わりに忘れ物をとりに教室に戻った時、教室を出ようとした山田君にぶつかったのだ。
その衝撃で山田君のメガネが落ちた。私はそのメガネを渡した。
すると山田君は、
「ありがとう、柴崎さん」
と微笑んで言ってくれた。
その照れたように笑う姿がかわいくて、恋をしてしまった。
他にも山田君は、成績がすごく良かったり、優しかったり、少しだけ天然だったりと良いところがたくさんあった。
その良いところを知れば知るほど、私は山田君に惹かれていった。
そして高校3年生になった今日、教室に入ると、私の隣の席は山田君だった。
山田君はあまり目立たないけれど勉強ができて優しくて、そして少しだけ天然だ。
私が高校2年生の夏、部活終わりに忘れ物をとりに教室に戻った時、教室を出ようとした山田君にぶつかったのだ。
その衝撃で山田君のメガネが落ちた。私はそのメガネを渡した。
すると山田君は、
「ありがとう、柴崎さん」
と微笑んで言ってくれた。
その照れたように笑う姿がかわいくて、恋をしてしまった。
他にも山田君は、成績がすごく良かったり、優しかったり、少しだけ天然だったりと良いところがたくさんあった。
その良いところを知れば知るほど、私は山田君に惹かれていった。
そして高校3年生になった今日、教室に入ると、私の隣の席は山田君だった。
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