- 閲覧前にご確認ください -

史実を一応参考にしていますが、フィクションです。特定団体の賛美、批判する内容ではありません。

文字サイズ変更

U-Boot ‐海中の狼‐

#6

フランス ブレスト~Uボートの住処であり歴史を誇る軍港~(その1)

あの後、「魚雷の補給だけだから」と、寄港地に選ばれたのは・・・・・
フランス、ブルターニュ半島西端ブレスト潜水艦基地。元々フランス海軍の最大の軍港だったのだが、フランスが1カ月足らずでドイツに敗北したためドイツ海軍の基地として使われている。
「はぁ。気が重いです。自分の国の軍港をぶっ壊した国が使うって・・・。現地住民は良く思わないでしょう。睨まれたりするんですかね・・・。」
水上航行中の監視任務で艦橋上部から双眼鏡を覗いていたパウスからか。まぁ。そうなのだが・・・・。
「睨まれようが蔑まれようが、任務をやるしかないんだよ。見えたぞ。現ウィジー・フランス海軍兼ドイツ海軍の軍港・・・。ブレスト。」
この港は、所謂リアス海岸の奥深くにある港だ。沿岸部には、岬をぐるっと囲む様に巨大な壁が張り巡らされている。現在も要塞兼軍港司令部に使われている石造りの巨城、ブレスト城だ。それの周りにキールの時と同じ、Uボート・ブンカ―が建てられてた。そこは鍵十字の旗の下でUボートの整備基地として扱われているのだ。
「おい、そろそろ寄港準備に入れ。荷物をまとめろよ。」
そう命令しながら、俺はブレストの街並みを眺めた。何と美しい海軍港なのだろうか。歴史ある海軍港。あのブレスト城は、ローマ時代からあるらしい。歴史を感じるよな。それから、拡張と塔の増設を繰り返して現在に至るとの事。海軍基地でなけりゃぁ、遊園地か・・・・あるしは歴史遺跡になったのかもな。
「艦長、寄港準備できました。」
「エルンスト、珍しいな。航行中に艦橋に出るなんて。」
「久々に潮風に当たりたい気分なんですよ。」
「そうか・・・・。ブレスト、綺麗だな。」
「そうですね。フランス料理食べたいなぁ。」
「無理。明日には出港だ。とんぼ返りだな。だって、キール出てからまだ一週間だろ。」
「え?!4日じゃないんですか??」
「船乗りあるあるだな。日付の感覚がズレてる。まぁ、あんな暗い船内にいたら当たり前か」
近づくに連れ、ブレストの街並みが見えてきた。軍港には珍しく平坦な地形だ。我が大日本帝国海軍の軍港、呉みたいな山に囲まれた地形を想像してたのにな。

作者メッセージ

ご愛読ありがとうございます!
ヨーロッパ旅行行ってみたいなぁ・・・。
ブレスト城はめっちゃすごいらしい。行ってみたいかも。

2025/04/09 18:08

一般人なのかも― ID:≫ 04ctccTmJOpiQ
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 7

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL