二人は出会う、いつも、何があっても
よく夢を見る。顔も、名前も思い出せないけれど確かに大切で、なにか約束してくれた気がする。だけど、かけてくれた声が、笑ってくれた顔が思い出せなくて。でもその夢を見られたとき、私は少し心が軽くなる。
[水平線]
●●side
休戦の一週間で私は軍の見回りと手当、それから剣の鍛錬をし、歴史を振り返ってきた。分厚い本で、何冊もある。だけどその本の内容はどれも残酷で、忘れてはいけないものだった。私が生まれて4年たったころ。両国は互いに自国の治安があれ、食糧不足に陥ったため一年の休戦協定を結んだらしい。ながい戦いの中で初めての休戦。しかしそれは国を立て直すと同時に自国軍の力を底上げし、勝つために使われていたそう。私はその時、よく外に出て散歩をしていたらしい。基本、一人で出ることは禁止されているが私はこっそり抜け出して一生懸命に走って、、、
父「○○!国民を集めろ、残さず全員だ。この私が挨拶をする。いいな、急いでくれたまえ。三時間後に始めるからな」
●●「承知いたしました。大広場でよろしいですか」
父「ああ、そうしてくれ。頼んだぞ」
ガチャッ 父が出て行った。ノックくらいしてくれたらいいのに。私は身支度を整え、急いで宮殿を飛び出し、馬に乗った。
そして町全体をまわって伝言していく。
●●「三時間後に、大広間で王様が集合しろとおっしゃっていた。お休みしている中申し訳ないけど、集まってくれるかしら。」
[水平線]
●●side
●●「お父様、皆を集めました。あとはお願いいたします。」
父「よく集めてくれた。さて、話を始めるとしよう。」
『皆の者、聞こえているか。東の国第80代王の●●だ。皆もわかっているとは思うが、この長い西の国との戦いの幕がもうじき閉じる。ここまで長かった。ようやく、この時が来たのだ、全力で惜しむことなく戦え。負けることが恥と思え。我が国を守り切れ。以上だ。たのんだ。○○、なにか最後に言ってやれ。』
●●「え、、」
●●『皆様、王の長女である●●○○と申します。この戦争で私は13の時から5年間戦ってきました。私は戦場で仲間を失い、守ることができず、この手から零れ落ちた命がいくつあったことか。戦う身としてこんなことを言ってしまってはいけないのでしょうけど、私は勝ち負け関係なく、みんなに生きていてほしいです。お願いだから自分の命を軽く扱わないでください。絶対に帰ってきてっ!!』
私は深く深くお辞儀をした。誰も死んでしまうことがないようにと願って。
鐘の音がなり、おそらく戦争中最後の集会が終わった。演説台からは、家族で抱きしめあい子供に帰ってくる約束をする者もいれば、戦いに行く仲間同士で互いが死なないようにつよく手を握り合う者もいた。ああ、どうかみんなの願いが叶いますように。
[水平線]
翌日、開戦の日。
私はいつもと変わらず白い服を着て、部屋の扉の前に立つ。しかし、そこで私はいつもと違う光景を目にした。私のいきがいであるバラが、枯れてしまっていたのだ。初めてだった。幼いころからずっと部屋に飾っていても枯れなかったのに。私は思わず近寄った。バラを優しく拾い上げる。
●●「私も、枯れていなくなるのかもしれない。それでも、行かなくちゃいけないから。だから今までありがとう。」
そっとバラの花びらにキスを落とした。それはこの国への、国民への愛を示していたのだろう。
部下「○○隊長、おはようございます。みな準備できております。」
●●「あら、早いのね。ありがとう。今日は少し話したいことがあるの。いいかしら」
部下「かまいませんよ」
●●「ありがとう。みんな、今日までありがとう、生きてちゃんと帰ってきてくれてありがとう。私からはそれしか言えないけれど、でもみんながまたこうして戻ってきてくれることを誰よりも願ってるわ、国のために命を使えなんていわないから、どうか生きていて、みんな無事を祈ってるわ!」
部下「はいっ!!もちろんです。○○隊長の悲しい顔はもう見たくありませんので」
●●「みんな、[漢字]出発の時間[/漢字][ふりがな]スタート[/ふりがな]よ」
「「「「了解!」」」」
みんな、無事でいて。。。
[水平線]
部下side
部下「っ、、、なに?! ○○隊長!ご報告です、ここから向かって東、○○地にて激戦になっているようで、」
●●「あなたに、負傷者の手当と全体の監視を任せるわ、行ってくる。」
部下「待ってください!危ないんですよっ、帰ってきてください、」
姿が遠くなっていく○○隊長を見ることしかできなくなっていた。
部下「あなたまで、いなくならないでください、、、」
[水平線]
●●side
どこっ、どこよ、遠くてわからないわ。
敵「はああああっ!!」
スッ。なるべく痛くないようにする。ごめんなさい、でも急いでるから、
敵「なっ、この野郎オオ!!」
敵をよけつつ、倒して先に進んでいく。数分した後、敵が静まったと思ったら、私の目に血の海が見えた。
●●「う、そ、、 どういうこと、、、!?」
そこには敵か仲間かもわからない人がざっと何百人倒れていた。おそらく戦ったことでの全滅、か。遅かった、私が、もっと早くこればよかったのに、
カツッ、カツッ、カツッ・・・・・・・これは、馬の蹄の音?! 敵か!この状況で向かわされたということは、相当強いか重要な役の敵。逃しちゃいけない。私は決意を固めた。これは私が終わらせなきゃいけない。
私はパッと後ろを振り返る。すると白い馬にのった誰かが来ていた。まだ遠くて見えない。馬に乗った人と戦わなくちゃいけないのかと馬にけがを負わせたくなくておいてきてしまった私は剣をかまえ、様子を見ていた。一瞬の油断でもしたら、状況的に私に勝ち目はない。
?「っ、、、なんてことだ、こんなことに、、」
ふと声が聞こえた。あれ、?この声、、、違う、違うけど似ているの、何かに。。私は近づいてくるその男性を強いまなざしで見ていた。一歩、また一歩。だんだんゆっくりと近づいて、臨戦態勢に入る。そして顔が見える距離になったとき、声をかけられた
?「まってくれ、君は、、、○○、か?」
見上げた人は白い馬がよく似合う、美しい男性で。私は驚いた。
●●「なんで、私の名前を知っているの、あなた」相手が剣をおろしているのを確認したので、私も少し下げた。
すると突然、馬から降り走ってきた。
●●「なっ、なに?!」
?「少し、話をしないか。見ての通り今武器を持っていないから、おろしてくれ」
●●「、、、少しだけよ。なんn「玲! 俺の名前は如月 玲だ。」
如月、れ、い? 聞いたことがある。私が鈍い反応を見せると、彼は悲しそうに笑って、話し始めた。
玲「少し昔話をしようか。○○」
[水平線]
●●side
休戦の一週間で私は軍の見回りと手当、それから剣の鍛錬をし、歴史を振り返ってきた。分厚い本で、何冊もある。だけどその本の内容はどれも残酷で、忘れてはいけないものだった。私が生まれて4年たったころ。両国は互いに自国の治安があれ、食糧不足に陥ったため一年の休戦協定を結んだらしい。ながい戦いの中で初めての休戦。しかしそれは国を立て直すと同時に自国軍の力を底上げし、勝つために使われていたそう。私はその時、よく外に出て散歩をしていたらしい。基本、一人で出ることは禁止されているが私はこっそり抜け出して一生懸命に走って、、、
父「○○!国民を集めろ、残さず全員だ。この私が挨拶をする。いいな、急いでくれたまえ。三時間後に始めるからな」
●●「承知いたしました。大広場でよろしいですか」
父「ああ、そうしてくれ。頼んだぞ」
ガチャッ 父が出て行った。ノックくらいしてくれたらいいのに。私は身支度を整え、急いで宮殿を飛び出し、馬に乗った。
そして町全体をまわって伝言していく。
●●「三時間後に、大広間で王様が集合しろとおっしゃっていた。お休みしている中申し訳ないけど、集まってくれるかしら。」
[水平線]
●●side
●●「お父様、皆を集めました。あとはお願いいたします。」
父「よく集めてくれた。さて、話を始めるとしよう。」
『皆の者、聞こえているか。東の国第80代王の●●だ。皆もわかっているとは思うが、この長い西の国との戦いの幕がもうじき閉じる。ここまで長かった。ようやく、この時が来たのだ、全力で惜しむことなく戦え。負けることが恥と思え。我が国を守り切れ。以上だ。たのんだ。○○、なにか最後に言ってやれ。』
●●「え、、」
●●『皆様、王の長女である●●○○と申します。この戦争で私は13の時から5年間戦ってきました。私は戦場で仲間を失い、守ることができず、この手から零れ落ちた命がいくつあったことか。戦う身としてこんなことを言ってしまってはいけないのでしょうけど、私は勝ち負け関係なく、みんなに生きていてほしいです。お願いだから自分の命を軽く扱わないでください。絶対に帰ってきてっ!!』
私は深く深くお辞儀をした。誰も死んでしまうことがないようにと願って。
鐘の音がなり、おそらく戦争中最後の集会が終わった。演説台からは、家族で抱きしめあい子供に帰ってくる約束をする者もいれば、戦いに行く仲間同士で互いが死なないようにつよく手を握り合う者もいた。ああ、どうかみんなの願いが叶いますように。
[水平線]
翌日、開戦の日。
私はいつもと変わらず白い服を着て、部屋の扉の前に立つ。しかし、そこで私はいつもと違う光景を目にした。私のいきがいであるバラが、枯れてしまっていたのだ。初めてだった。幼いころからずっと部屋に飾っていても枯れなかったのに。私は思わず近寄った。バラを優しく拾い上げる。
●●「私も、枯れていなくなるのかもしれない。それでも、行かなくちゃいけないから。だから今までありがとう。」
そっとバラの花びらにキスを落とした。それはこの国への、国民への愛を示していたのだろう。
部下「○○隊長、おはようございます。みな準備できております。」
●●「あら、早いのね。ありがとう。今日は少し話したいことがあるの。いいかしら」
部下「かまいませんよ」
●●「ありがとう。みんな、今日までありがとう、生きてちゃんと帰ってきてくれてありがとう。私からはそれしか言えないけれど、でもみんながまたこうして戻ってきてくれることを誰よりも願ってるわ、国のために命を使えなんていわないから、どうか生きていて、みんな無事を祈ってるわ!」
部下「はいっ!!もちろんです。○○隊長の悲しい顔はもう見たくありませんので」
●●「みんな、[漢字]出発の時間[/漢字][ふりがな]スタート[/ふりがな]よ」
「「「「了解!」」」」
みんな、無事でいて。。。
[水平線]
部下side
部下「っ、、、なに?! ○○隊長!ご報告です、ここから向かって東、○○地にて激戦になっているようで、」
●●「あなたに、負傷者の手当と全体の監視を任せるわ、行ってくる。」
部下「待ってください!危ないんですよっ、帰ってきてください、」
姿が遠くなっていく○○隊長を見ることしかできなくなっていた。
部下「あなたまで、いなくならないでください、、、」
[水平線]
●●side
どこっ、どこよ、遠くてわからないわ。
敵「はああああっ!!」
スッ。なるべく痛くないようにする。ごめんなさい、でも急いでるから、
敵「なっ、この野郎オオ!!」
敵をよけつつ、倒して先に進んでいく。数分した後、敵が静まったと思ったら、私の目に血の海が見えた。
●●「う、そ、、 どういうこと、、、!?」
そこには敵か仲間かもわからない人がざっと何百人倒れていた。おそらく戦ったことでの全滅、か。遅かった、私が、もっと早くこればよかったのに、
カツッ、カツッ、カツッ・・・・・・・これは、馬の蹄の音?! 敵か!この状況で向かわされたということは、相当強いか重要な役の敵。逃しちゃいけない。私は決意を固めた。これは私が終わらせなきゃいけない。
私はパッと後ろを振り返る。すると白い馬にのった誰かが来ていた。まだ遠くて見えない。馬に乗った人と戦わなくちゃいけないのかと馬にけがを負わせたくなくておいてきてしまった私は剣をかまえ、様子を見ていた。一瞬の油断でもしたら、状況的に私に勝ち目はない。
?「っ、、、なんてことだ、こんなことに、、」
ふと声が聞こえた。あれ、?この声、、、違う、違うけど似ているの、何かに。。私は近づいてくるその男性を強いまなざしで見ていた。一歩、また一歩。だんだんゆっくりと近づいて、臨戦態勢に入る。そして顔が見える距離になったとき、声をかけられた
?「まってくれ、君は、、、○○、か?」
見上げた人は白い馬がよく似合う、美しい男性で。私は驚いた。
●●「なんで、私の名前を知っているの、あなた」相手が剣をおろしているのを確認したので、私も少し下げた。
すると突然、馬から降り走ってきた。
●●「なっ、なに?!」
?「少し、話をしないか。見ての通り今武器を持っていないから、おろしてくれ」
●●「、、、少しだけよ。なんn「玲! 俺の名前は如月 玲だ。」
如月、れ、い? 聞いたことがある。私が鈍い反応を見せると、彼は悲しそうに笑って、話し始めた。
玲「少し昔話をしようか。○○」