二人は出会う、いつも、何があっても
はるか昔、それは小さなことから始まった。二人は兄弟であった。二人は大切に育てられ、やがて領土を二つに分断して任されることになった。支配欲に飢えていた兄弟は後先考えず、互いの領土を奪おうとした。はじめはまだ小さな争いであったが、兄弟が同時に父の心臓を一突きしたことによって、この大きな争いの始まりを迎えてしまった...
[水平線]
?「ねえ、大きくなったらさ、、、僕と結婚してほしいんだ、絶対に迎えに来るからさっ、待っててほしい。約束、してくれる?」
「もちろん!待ってるよ、いつまでも、○○のこと忘れないから!」
一輪の小さなバラを私に託し、彼は儚げに笑っていた、気がする
[水平線]
○○side
いつの伝説か、事実か。それがわからなくなるくらいこの戦争の始まりは昔のことだった。じゃあ、なぜこの戦いは続いているのか、早く辞めないのかと疑問に思ったことが何度あっただろう。しかしいま、18になった私は理解ができるようになってしまった。これはきっと、大人になって固まってしまった意地といらないプライドによるものだということが。私は安心して眠れたことなんて記憶にはなかった。起きて、白い衣装と鎧に身を包み、この足で見えない光に少しでも近づけるよう、歩き続けた。襲ってくるもの以外、私は殺さない。少しでもそれがいいことに思えるくらい自分が汚れていることに気が付いた時には、もう遅いと、赤く染まった白い服が教えていた。しかし、もう時期戦争が終わるのではないかと、噂されていた。消して平和的な解決ではなく、全面戦争になりどちらかが負けるまで続く戦いが今、始まって3年がたつ。いやどちらも滅びるのがマシか。。。
「よしっ」すこしでも元気を出そうと、自分にエールを送る。そして部屋を振り返り、どうか早く終わりますようにと部屋に飾ってある花に願いを込めた。私の生き甲斐である赤い一輪のバラに。
部下「○○隊長!おはようございます。お体の具合は大丈夫ですか」
●●「ええ、問題ないわ。ありがとう。準備が整ったら、出発よ。」
部下「かしこまりました。元気なようで安心しました、皆に伝えてきます。」
彼は私に慕ってくれている部下であった。こんな状況の中、彼の明るさと前向きさがなかったらこの国の士気は下がりきっていたことだろう。感謝しているの、とても。
部下「○○隊長!準備が整いました。全軍、okです。」
●●「わかったわ、ありがとう。みんなどうか今日も無事に帰ってきて。」
「「「「了解!!」」」」
[水平線]
部下side
彼女は、いつだって美しく強く涙を流さなかった。それは争いの時でも。彼女の剣のさばきは、まるで優美な舞を見ているようで我々軍兵のあこがれであった。はじめは驚いていた。国の貴族たちは戦いに行けというばかりで自分たちは贅沢にすごし、我々の死を微塵も悲しまない、そういう人たちの集まりだと思っていたから、争いに自ら出向く貴族である○○隊長に最初は誰も近寄らなかった。でも、日に日にわかっていく。彼女は剣術を身に着けるためにどれほどの時間と努力を費やしてきたのだろう。そして、彼女はこの国の貴族でありながら、人を殺すことを望まずそれでいて彼女は敵にでさえ優しかった。きっと彼女が泣かないのは人を殺してしまっていることへのせめてもの償いだろう。だからだれも彼女を嫌わなかったし、彼女は我々東の国の兵士の道しるべであった。彼女は毎朝、無地に帰って来いと我々に言う。だから、まだ生きていてもいいとおもえるのだった。○○隊長のことは、命をかけても守ろうと皆が一致団結していた。
[水平線]
●●side
部下「○○隊長。本日の犠牲者は10名弱、負傷者は20名との報告がありました。」
●●「...そう、ありがとう。今日はもう休みなさい。疲れているでしょうし、手当は私がしておくわ。」
部下「、そう、ですか。○○隊長、どうかご無理なさらず、いてください」
●●「あなたたちこそ、いつもあまり寝られていないでしょう、早く帰りなさい。ありがとう。」
部下「はっ。」
手当てする病院に向かいながら、今日は十人もの仲間が、いなくなってしまったかと考えていた。私がもっと周りを見ていれば、後ろに下がっていたらよかったのかしら。今どこにいるのかしら、せめてお墓だけでも作ってやりたいのに。ごめんね、私が変わってあげられたらよかったのに。そう思いながら20名の手当てを済ませ、部屋に戻り、父からの報告を聞く。
父「○○、ご苦労。一週間後、いよいよ最終戦争を迎える。勝ってくれよ、何が何でもどんな手を使ってでも。頼んだぞ。」
●●「っ、、はい、お父様。かしこまりました。」
ようやく、といっていいのだろうか。私が戦いは初めて13歳のころから5年。複雑な気持ちだった。私はもう18。何もなかったら今頃、誰かと結婚して、家庭を築き、幸せな道をあゆんで行けていただろうか。
しかし、一週間は休戦を結んだらしく、みんながようやく休んでくれると安堵する気持ちもあった。どうか両国ともに犠牲者を出しませんように。かなわないんだろうなあとどこかでおもってしまいながら、祈ることを私はやめなかった。
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?「ねえ、大きくなったらさ、、、僕と結婚してほしいんだ、絶対に迎えに来るからさっ、待っててほしい。約束、してくれる?」
「もちろん!待ってるよ、いつまでも、○○のこと忘れないから!」
一輪の小さなバラを私に託し、彼は儚げに笑っていた、気がする
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○○side
いつの伝説か、事実か。それがわからなくなるくらいこの戦争の始まりは昔のことだった。じゃあ、なぜこの戦いは続いているのか、早く辞めないのかと疑問に思ったことが何度あっただろう。しかしいま、18になった私は理解ができるようになってしまった。これはきっと、大人になって固まってしまった意地といらないプライドによるものだということが。私は安心して眠れたことなんて記憶にはなかった。起きて、白い衣装と鎧に身を包み、この足で見えない光に少しでも近づけるよう、歩き続けた。襲ってくるもの以外、私は殺さない。少しでもそれがいいことに思えるくらい自分が汚れていることに気が付いた時には、もう遅いと、赤く染まった白い服が教えていた。しかし、もう時期戦争が終わるのではないかと、噂されていた。消して平和的な解決ではなく、全面戦争になりどちらかが負けるまで続く戦いが今、始まって3年がたつ。いやどちらも滅びるのがマシか。。。
「よしっ」すこしでも元気を出そうと、自分にエールを送る。そして部屋を振り返り、どうか早く終わりますようにと部屋に飾ってある花に願いを込めた。私の生き甲斐である赤い一輪のバラに。
部下「○○隊長!おはようございます。お体の具合は大丈夫ですか」
●●「ええ、問題ないわ。ありがとう。準備が整ったら、出発よ。」
部下「かしこまりました。元気なようで安心しました、皆に伝えてきます。」
彼は私に慕ってくれている部下であった。こんな状況の中、彼の明るさと前向きさがなかったらこの国の士気は下がりきっていたことだろう。感謝しているの、とても。
部下「○○隊長!準備が整いました。全軍、okです。」
●●「わかったわ、ありがとう。みんなどうか今日も無事に帰ってきて。」
「「「「了解!!」」」」
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部下side
彼女は、いつだって美しく強く涙を流さなかった。それは争いの時でも。彼女の剣のさばきは、まるで優美な舞を見ているようで我々軍兵のあこがれであった。はじめは驚いていた。国の貴族たちは戦いに行けというばかりで自分たちは贅沢にすごし、我々の死を微塵も悲しまない、そういう人たちの集まりだと思っていたから、争いに自ら出向く貴族である○○隊長に最初は誰も近寄らなかった。でも、日に日にわかっていく。彼女は剣術を身に着けるためにどれほどの時間と努力を費やしてきたのだろう。そして、彼女はこの国の貴族でありながら、人を殺すことを望まずそれでいて彼女は敵にでさえ優しかった。きっと彼女が泣かないのは人を殺してしまっていることへのせめてもの償いだろう。だからだれも彼女を嫌わなかったし、彼女は我々東の国の兵士の道しるべであった。彼女は毎朝、無地に帰って来いと我々に言う。だから、まだ生きていてもいいとおもえるのだった。○○隊長のことは、命をかけても守ろうと皆が一致団結していた。
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●●side
部下「○○隊長。本日の犠牲者は10名弱、負傷者は20名との報告がありました。」
●●「...そう、ありがとう。今日はもう休みなさい。疲れているでしょうし、手当は私がしておくわ。」
部下「、そう、ですか。○○隊長、どうかご無理なさらず、いてください」
●●「あなたたちこそ、いつもあまり寝られていないでしょう、早く帰りなさい。ありがとう。」
部下「はっ。」
手当てする病院に向かいながら、今日は十人もの仲間が、いなくなってしまったかと考えていた。私がもっと周りを見ていれば、後ろに下がっていたらよかったのかしら。今どこにいるのかしら、せめてお墓だけでも作ってやりたいのに。ごめんね、私が変わってあげられたらよかったのに。そう思いながら20名の手当てを済ませ、部屋に戻り、父からの報告を聞く。
父「○○、ご苦労。一週間後、いよいよ最終戦争を迎える。勝ってくれよ、何が何でもどんな手を使ってでも。頼んだぞ。」
●●「っ、、はい、お父様。かしこまりました。」
ようやく、といっていいのだろうか。私が戦いは初めて13歳のころから5年。複雑な気持ちだった。私はもう18。何もなかったら今頃、誰かと結婚して、家庭を築き、幸せな道をあゆんで行けていただろうか。
しかし、一週間は休戦を結んだらしく、みんながようやく休んでくれると安堵する気持ちもあった。どうか両国ともに犠牲者を出しませんように。かなわないんだろうなあとどこかでおもってしまいながら、祈ることを私はやめなかった。