二次創作
あの時ヒーローでいられた理由
●●「体育祭?」
八百万「はい!今朝相澤先生が仰ってましたの!」
●●「あー…なんでもありのあの…?」
八百万「はい。雄英高校の体育祭は日本のビッグイベントの一つであり、かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ、全国が熱狂」
八百万「周知だと思われますが規模も人口も縮小し、[漢字]形骸化[/漢字][ふりがな]けいがいか[/ふりがな]いたしました」
八百万「そして今、かつてのオリンピックに代わるのが雄英体育祭なのです!」
●●「全国のプロヒーローが見てる…ってことか」
八百万「はい!勿論、スカウト目的で」
●●「[漢字]資格修得後[/漢字][ふりがな]卒業後[/ふりがな]はプロ事務所にサイドキック入りが[漢字]定石[/漢字][ふりがな]セオリー[/ふりがな]のヒーローはここで注目を集めた方が良いからなー…まぁ、みんな燃えるよね」
●●「とーぜん、名のあるヒーローも見てるし入った方が経験値も話題性も上がる。つまり、見込まれれば勝ち」
八百万「まぁ、そう言われればそうですわね」
参加種目の決定、それに伴う個々人の準備
2週間はあっという間に過ぎ、
本番当日!
飯田「皆んな!準備は出来てるか!?もうじき入場だ!」
切島「コスチューム着たかったなー」
尾白「公平を期す為 着用不可なんだよ」
焦凍「緑谷」
緑谷「轟くん……何?」
焦凍「客観的に見ても実力は俺の方が上だと思う」
緑谷「へっ!?うっ、うん!」
焦凍「お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな」
緑谷「!!」
焦凍「別にそこ詮索するつもりはねぇが…」
焦凍「[大文字]おまえには勝つぞ[/大文字]」
上鳴「おぉ!?クラス最強が宣戦布告か!?」
切島「急にケンカ腰でどうした!?直前にやめろって…」
焦凍「仲良しごっこじゃねぇんだ、何だって良いだろ」
緑谷「…」
●●(暇なんか阿呆が)
八百万「困った物ですわ…」
緑谷「…轟くんが何を思って僕に勝つって言ってんのか…は、わかんないけど…」
緑谷「そりゃ君の方が上だよ…実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…」
●●「[小文字]緑谷って自分を卑下するの好きよね[/小文字]」
耳郎「[小文字] 確かにそういう場面が多いかも[/小文字]」
切島「そーゆーネガティブなこと言わねぇ方が…」
緑谷「でも…!!」
緑谷「皆んな…他中の人も本気でトップを狙ってるんだ」
焦凍「…」
緑谷「僕だって…遅れをとるわけにはいかないんだ!」
緑谷「[大文字]僕も本気で獲りにいく!![/大文字]」
焦凍「…おぉ」
爆豪「…」
●●「…[小文字]馬鹿だねぇ[/小文字]」
プレゼントマイク「一年ステージ!生徒の入場だ!!」
●●「…」