二次創作
あの時ヒーローでいられた理由
荼毘「なァ、さっきの傷見せてくれよ」
●●「良いけど…大したことじゃないしそんな…」
荼毘「良いから」
_服の袖を捲る
荼毘「ジーッ」
●●(んな物珍しそうな目で…)
荼毘「…ハッ[小文字]笑[/小文字]俺の仲間はこんな事が出来るのか」
荼毘「スゲェな」
●●「…」
●●「燈矢にぃ…?」
荼毘「…あ?」
●●「あ、いや、うちのお兄ちゃんに…よく似てたから」
●●「昔、そんな感じで褒めて貰って…」
_____
燈矢「スゲぇ!!俺の妹はこんな事出来るんだな!!」
___
●●「って」
●●「…まぁ、死んじゃったけど」
荼毘「へぇ…」
荼毘「お前は…兄貴が好きだったのか?」
●●「…」
●●「好きだよ。好きだけどさ…会う事ができるなら、謝れたら嬉しい」
●●「私が[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]になったのは、ほぼ復讐が理由だった」
●●「でも[漢字]復讐相手[/漢字][ふりがな]弟やお父さん[/ふりがな]は私の事なんか覚えてない」
●●「本当に…地獄だよ」
●●「頑張った分が、返ってこないんだもの」
●●「誰も、褒めて[小文字]ッ[/小文字]くれなくて」
●●「自分の[小文字]ッ存在意義が…ッボロボロッ泣[/小文字]」
●●「ぁあッ御免なさいッ…こんな…」
荼毘「…」
荼毘「じゃあ、俺が慰めてやるよ」
●●「…[小文字]は?ボロボロ泣[/小文字]」