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可愛くなってもですげーむ

#3

1人で行動します!

リーニア:じゃあ、行ってくるね!不思議さーん!
そう言い1人で街に入って行ったリーニアは、面倒事に付き合わされていた。それは、魔王とかそんなものではない。ただただ面倒な冒険者だった。遡ること2時間前......
冒険者:で!あの子、すっごく面白かったの!話す事全部矛盾しててさー!
リーニア:あんた......じゃなくてあなた。自分の名前も言ってないのに。
冒険者:あっ!そうだったね!ごめんね!あたしの名前は[太字]スノー・アリス・リング[/太字]だよ。アリスって呼んでねー。まぁ分かると思うけど、女の子だからね!あなたは?
リーニア:えっと、あたしの名前は、エンジェル・リーニア・キャット......って言ってた。男の子だよ。一応。
アリス:ん.......。エンジェルとキャットが苗字だよね。え!てことはー、名家だ!どっちも!
リーニア:なにそれ、あたし知らない。詳しくお願い。
アリス:えー!知らないの?!ちょー簡単に言うとねー。エンジェル家は、怨霊とか、死体とか、[太字]見えないもの[/太字]を操るの!他の事に関しても、スーパーエリート家って感じなの!キャット家は、魔法使いとか、能力者がいっぱーい産まれるの!一部の子だけだけど、なんでも出来るの!リーニア、そんなちっちゃい割には、オーラ、抑えられてるね!まぁ、あたしには凄いオーラがある事、見え見えだけどねっ!
アリスがそう話すと、誰かが来た。
アリス:あっ、来たー!お団子だよー。リーニアも食べる?この人はねー、あたしのおばあちゃんなんだよー。
リーニア:なんか、意外って感じ。
アリス:リーニアもそう思う?あたしも思う!
そう話していると、団子屋は、眉間にしわを寄せて、リーニアのことをじっと見ていた。1分程リーニアを見つめた後、こう言った。
団子屋:こんな小さいのに凄いねぇ......。
そう言い、団子屋に戻って行った。団子屋が去っていくと、アリスが耳元で囁いた。
アリス:うちのおばあちゃん、昔っから変なんだよ。あたしが能力者だってこと知ってたからね、「能力を使ってみてごらん。」って言ってね、あたしは使って見せたの。そしたら数時間後に知らない人達が来たの。そしたら、知らない人達が、あたしをおんぶして、研究所みたいな所に連れて行かれたんだ。
リーニア:.....ふーん。あと、さっきからなんか聞こえない?
アリス:あ、ほんとだ。なんか聞こえるね。リーニアって耳いいんだ。
リーニア:それなりには。
団子屋:アリス、せっかく友達が出来たんだから、出掛けたらどうだい。馬車に乗ってね。
アリス:ありがと、おばあちゃん。そうする。リーニアー!行こー!おばあちゃんっ、お団子、ありがとっ!
団子屋:はいはい、アリス、気をつけるんだよー。

作者メッセージ

アリスは、雪を扱う能力者です。デスゲーム要素は、次回か、そのまた次かです。お楽しみに!

2025/04/06 15:54

月美 ID:≫ 91nnPIXp7FaOM
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