おーばーどーず
#1
望月乃愛は、好きな人に告白し、付き合うことが出来た。その相手は、神崎[漢字]莉央[/漢字][ふりがな]りお[/ふりがな]。私は幸せが絶頂に達していた。最初、莉央は私に愛情を注ぎ、私は幸せだった。しかし、急に幸せの歯車は止まってしまった。
[水平線]
「莉央〜。一緒に帰ろ〜。」
私はいつも通り声を掛けた。
「悪い、乃愛。今日用事あって、一緒に帰れない。」
「あ、うん。分かった。」
最初はただの気まぐれだと思った。
でも、莉央があのようなことを言うのがだんだんと増えていった。
「あ、りっ[小文字]お、、[/小文字]。」
そう、声を掛ける前に莉央はいなくなっていた。
(なんで。なんで莉央は私を、、。)
[小文字]「なんで私を無視するのっ、、?」[/小文字]
いつしか、私の何かしらの歯車が動き始めていた。
[水平線]
道をフラフラと歩いていると、誰かに声を掛けられた。
「ねぇ、お姉ちゃん、これ興味ない?」
「・・・なんですか。」
私の精神は壊れかけていた。
「麻薬、、?」
なんとなく知っていた。
「麻薬を使うとね、気持ちよくなれるんだよ。あと、辛いこともみーんな楽しいことになる。」
「へぇー。」
しかし、今の私はもう全部どうでも良かった。
(これ使ったら莉央も私の方に振り向いてくれるのかな)
いつの間にか私は麻薬を買っていた。
(これを使えば楽になれる。)
私は麻薬に溺れた。
[水平線]
数日後、久しぶりに莉央を見つけた。
「あっ!莉央〜!」
私は駆け出した。
「げっ。乃愛!?」
私は莉央に抱きついた。
「えへへ〜やっーと見つけた♡」
「・・・。」
莉央は黙ってこちらを見つめていた。
「ん?どうしたの?」
「いや、お前大丈夫か?」
「え?」
「なんか、最近変だから。」
「・・・!へぇ〜。莉央私のこと気にかけてくれてたんだ。」
「それは・・・」
すると莉央は固まった。私はどうしたんだろうと思っていると、
「莉央、何やってるの。」
と前から冷たい声がした。
「・・・!陽菜!」
「へー、別れたっていうのは嘘だったんだ。」
「・・・!」
私は電気が走ったように感じられた。
「ちが、これには訳が・・・!」
「いいよ、莉央。私もう行くから。」
「・・・!」
莉央は駆け出した。私を置いて。私は彼氏に捨て去られた。そんな気分になった。
[水平線]
家に帰り、すぐさま錠剤を口にした。私が買った麻薬は錠剤型で珍しい物だった。
「っはぁ。」
今日の出来事は何もかも忘れ去りたかった。
「もっと飲まないと。そうしないと、」
きっと忘れられない。
錠剤をボリボリと噛んで飲み込むと、私の頭の中はふわふわした。
「はぁ、はぁ。」
「莉央、なんでっ。」
[小文字]「なんで私を見捨てるの、、?」[/小文字]
私は床で泣きじゃくった。
[水平線]
翌日、私は学校を休んだ。友達の万里花からメッセージが来たのは気づいたけど、メールを無視した。
私は腹痛、頭痛、嘔吐下痢。いろんな症状が出た。
身体がだるい。目が眩む。全身が動かなくなりそうだった。
(私もうどうにかなりそう。)
すると、私は目覚めた。恋と言う名の重い病に。
[大文字]「そうだ。莉央を独占すればいいんだ、。」
「そうすれば、あの陽菜っていう女に取られずに済む。」
[/大文字]すると、ピンポーンとドアの方から音がした。私はフラフラしながらも、ドアに付いている穴を覗いた。
「・・・!」
そこには、莉央がいた。
すぐさまドアを開ける。ホントに莉央がいた。夢を見ているようだった。
「莉央、、。なんで。」
「いや、お見舞いに来た。」
「・・・。」
すると、頭の中がシャットダウンした。
気がつくと、私の前を歩く莉央に私は襲いかかっていた。
「・・・!」
私は莉央の首を軽く締めた状態になった。
「莉央、、。」
「・・・っの、あぁっ」
「大丈夫殺さないから。でも、一つだけ聞いていい?」
「・・・。」
「私ね、辛かったんだよ?[小文字]莉央に無視されて[/小文字]、捨て去られて、[大文字]傷ついて![/大文字]もう、何もかも嫌だった。」
「なのに、なのにっ、なんで、莉央は私の気持ちを分かってくれないの、、?」
私の力が更に加わる。
「・・・っ!」
「ねぇ、答えてよ。私は愛されてなかったの!?[大文字]ねえ、ねぇ答えてよっ!![/大文字]」
私の声が強まる。もう、自分自身でも止められなかった。
すると、莉央は掴んでいた手を離した。手は床に突きつけられた。莉央は意識を失ったのだ。
「・・・。」
私はその口にキスをした。そして莉央の上に寝そべって囁いた。
「だぁいすきだよ。莉央。」
「もう、莉央は私の物。」
カーテンから差し込んだ光はまだ夕方というのに夜のように暗かった。
[水平線]
「莉央〜。一緒に帰ろ〜。」
私はいつも通り声を掛けた。
「悪い、乃愛。今日用事あって、一緒に帰れない。」
「あ、うん。分かった。」
最初はただの気まぐれだと思った。
でも、莉央があのようなことを言うのがだんだんと増えていった。
「あ、りっ[小文字]お、、[/小文字]。」
そう、声を掛ける前に莉央はいなくなっていた。
(なんで。なんで莉央は私を、、。)
[小文字]「なんで私を無視するのっ、、?」[/小文字]
いつしか、私の何かしらの歯車が動き始めていた。
[水平線]
道をフラフラと歩いていると、誰かに声を掛けられた。
「ねぇ、お姉ちゃん、これ興味ない?」
「・・・なんですか。」
私の精神は壊れかけていた。
「麻薬、、?」
なんとなく知っていた。
「麻薬を使うとね、気持ちよくなれるんだよ。あと、辛いこともみーんな楽しいことになる。」
「へぇー。」
しかし、今の私はもう全部どうでも良かった。
(これ使ったら莉央も私の方に振り向いてくれるのかな)
いつの間にか私は麻薬を買っていた。
(これを使えば楽になれる。)
私は麻薬に溺れた。
[水平線]
数日後、久しぶりに莉央を見つけた。
「あっ!莉央〜!」
私は駆け出した。
「げっ。乃愛!?」
私は莉央に抱きついた。
「えへへ〜やっーと見つけた♡」
「・・・。」
莉央は黙ってこちらを見つめていた。
「ん?どうしたの?」
「いや、お前大丈夫か?」
「え?」
「なんか、最近変だから。」
「・・・!へぇ〜。莉央私のこと気にかけてくれてたんだ。」
「それは・・・」
すると莉央は固まった。私はどうしたんだろうと思っていると、
「莉央、何やってるの。」
と前から冷たい声がした。
「・・・!陽菜!」
「へー、別れたっていうのは嘘だったんだ。」
「・・・!」
私は電気が走ったように感じられた。
「ちが、これには訳が・・・!」
「いいよ、莉央。私もう行くから。」
「・・・!」
莉央は駆け出した。私を置いて。私は彼氏に捨て去られた。そんな気分になった。
[水平線]
家に帰り、すぐさま錠剤を口にした。私が買った麻薬は錠剤型で珍しい物だった。
「っはぁ。」
今日の出来事は何もかも忘れ去りたかった。
「もっと飲まないと。そうしないと、」
きっと忘れられない。
錠剤をボリボリと噛んで飲み込むと、私の頭の中はふわふわした。
「はぁ、はぁ。」
「莉央、なんでっ。」
[小文字]「なんで私を見捨てるの、、?」[/小文字]
私は床で泣きじゃくった。
[水平線]
翌日、私は学校を休んだ。友達の万里花からメッセージが来たのは気づいたけど、メールを無視した。
私は腹痛、頭痛、嘔吐下痢。いろんな症状が出た。
身体がだるい。目が眩む。全身が動かなくなりそうだった。
(私もうどうにかなりそう。)
すると、私は目覚めた。恋と言う名の重い病に。
[大文字]「そうだ。莉央を独占すればいいんだ、。」
「そうすれば、あの陽菜っていう女に取られずに済む。」
[/大文字]すると、ピンポーンとドアの方から音がした。私はフラフラしながらも、ドアに付いている穴を覗いた。
「・・・!」
そこには、莉央がいた。
すぐさまドアを開ける。ホントに莉央がいた。夢を見ているようだった。
「莉央、、。なんで。」
「いや、お見舞いに来た。」
「・・・。」
すると、頭の中がシャットダウンした。
気がつくと、私の前を歩く莉央に私は襲いかかっていた。
「・・・!」
私は莉央の首を軽く締めた状態になった。
「莉央、、。」
「・・・っの、あぁっ」
「大丈夫殺さないから。でも、一つだけ聞いていい?」
「・・・。」
「私ね、辛かったんだよ?[小文字]莉央に無視されて[/小文字]、捨て去られて、[大文字]傷ついて![/大文字]もう、何もかも嫌だった。」
「なのに、なのにっ、なんで、莉央は私の気持ちを分かってくれないの、、?」
私の力が更に加わる。
「・・・っ!」
「ねぇ、答えてよ。私は愛されてなかったの!?[大文字]ねえ、ねぇ答えてよっ!![/大文字]」
私の声が強まる。もう、自分自身でも止められなかった。
すると、莉央は掴んでいた手を離した。手は床に突きつけられた。莉央は意識を失ったのだ。
「・・・。」
私はその口にキスをした。そして莉央の上に寝そべって囁いた。
「だぁいすきだよ。莉央。」
「もう、莉央は私の物。」
カーテンから差し込んだ光はまだ夕方というのに夜のように暗かった。
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