11．[太字][大文字]幻覚と現実[/大文字][/太字]

嗚呼　幻覚と現実の区別もつかないの
もう　何が何か判らないの
嗚呼　善良と劣悪の区別もつかないの
もう　何が何か判らないの

半月が輝く海辺　そしてワタシは訴えるのです
「自分達の価値なんて無いな」
只　書き綴るだけの　劣等感

ポップな幻覚を視て　またくらくら現実に戻って
最悪な世の中だ　まあ　諦めるしか無いのかな。

ワタシはワタシの為に在る　アナタはアナタの為に在る
誰のものでも無いの　自分は自分の為に在るのです
アナタはアナタで価値があるの　だからすべて諦めないで。

関係無い　忌々しい　鬱陶しい
すべてが消えて欲しい時だってあった
だけど　だけど　だけど　だけど

良心あるフリして　自分の自分を偽ってた
あの頃の自分が　惨め　惨め
ワタシ　ワタシの為に生きるわ

躊躇わず口にした　恣意な感情なんて　吐き捨てて
自分にできることなんて　ある訳無いって。
あの頃はそう思ってたわね
哀れで　惨めで　情けない

ワタシ　ワタシは情けない

ワタシ　ワタシは素晴らしい

矛盾した世界に生きてるの
意味の無い嘘ばっかで　自分を偽っているわ
ゆらりゆらりと揺れる　なか
ワタシひとりで　彷徨うわ