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ニマッと笑う君が嫌い

#6


『』は幼きころの●●ですっ!
ちょいグロ注意!















『ヒックヒック、、、、グスッ、、、、』


小さい頃の私であろう人物に声をかける。
「ねぇ?」


『、、、、、』

昔の私は何も言わない。


(、、、、聞こえてないの?)





「おいっ!」


突如響いた怒声。

「ビクッ」
『ビクッ」



「、、、、お母さん」
『、、、、お母さん』
そこには●●の母親が立っている。


「なんで泣いてんだっ!さっさと皿洗いしろっ!」


「えっ?どうゆうこ((((((『お母さんっ!お皿洗いするから殴らないでっ!』


「チッささっとやれよっ!」



『は、、、い、、、』



幼き●●と、母親が去っていく。




(本当にどうゆう事、、?でも、、お母さん若かった、、。)









『ここは記憶の中だよ』

「!」
そこに居たのは昔の私。
「ど、どうゆう事?」

『あなたが昔、体験した痛い思い出、辛い思い出が見れる、、、、、、、いや強引に見る事になるよ』



「っ!」

溢れ出す様々な記憶。
せっかく忘れようとしてのに!


「ハァハァハァハァハァ」


『辛いよね、でも、神様は残酷だから、、、、、さぁ始まるよ』







見たくないのに勝手に映像が流れ始める。


『じゃあ、地獄の時間をどうぞ』







(あぁ、始まるんだ、、、、)








(あと、、、、やっぱり私、“男の子”のかっこうしてたな、、。)











こっから母親は
母「」
となります。


















母「なんでこんな事も出来ないんだっ!」

『ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!』

母「出来損ないのお前を育ててやっているだけありがたく思えっ!ボカッ」

『は、、、い』





母「ほんっとうに使えない。それでも“男の子”なの?」
『お母さん、私は、、』

母「私なんてゆうなっ!男なら俺か僕っていえっ!」


『はいっ、、、』


心の中『[大文字]なんでっ!?ただ可愛い物が好きなだけじゃんっ!男の子より、女の子になりたいだけじゃんっ![/大文字]』











「っ!ああ”嗚呼ああああっ!!!」
そう、私の性別は男。
だけど女の子になりたかった。
お母さんに男の子より、女の子がいいって言ったら、


母「なんで、、、、?●●くんは男の子でしょっ?!」


『、、、、、、』



男の子になってほしいのは分かってる。けど、女の子が良いって言ったら。
母は壊れた。

母「おかしいっ!おかしいっ!、、、、、、、、、、、、、
男の子じゃない●●はいらないっ!」





そこから地獄の奴隷生活。
殴られて、蹴られて、命令されて、しかも、着たくない男の子の服。

母「男の子“らしく”してっ!」





『“らしく”って何?私は私じゃん、、。親ならどんな私も愛してよ、、。』



そこから、“らしく”が嫌いになった。




ジーーーーー映像がまた流れてくる。私がずっと、忘れたくて忘れられない映像が。
「あっ、、、、私の人生の最大の地獄はここかっw」











ボカッ
母「ーーーっ!!!ーーー?ーー!ーー!」
いつもの様に、殴られていた。
だけど、ついに私にも限界がきた。


『キラッ(ナイフ)』

母「えっ?」

『お母さん?私もう限界だよ、、。』

お母さんはたちまち顔を青くしたっけ。

母「や、、やめ、、、、、ぁああっ!、、グシャッ、、ギャァァァァァァァ」


『ハァハァハァ、、、、、これで、、、解放された?』


この時の私は親を殺してしまった罪悪感よりも、解放された喜びが勝った。




『これでっ!これでっ!もう殴られないっ!』




そこから私は女として生きることとした。
幸いにも、警察にはバレなかった。
心の底から喜んだ。
けど、







今はたまに夢を見る。
タヒんだ母の顔が。
母を慕っていた人の顔が。
そして、、、、私と同じ男の子の春雨のこと。



クラスで愛されてる春雨だって男の子だ。だけど女の子として生きている。
なのに、母に愛されて、男だってクラスメイトも知っているのに、、、、なんで愛されてんの?
私と同じなのにっ!








っていう初めは半ば八つ当たりみたいな感情で嫌いだった。
それから、優しくされて、笑顔に救われて、、、、なのにっ!




「そんなの●●ちゃん“らしく”ないよ?」




あぁ、この子も同じなんだって思った。
そこから大嫌いになったあの子。














「本当は大好きだったはずなのにねっw」


































「[小文字]ちゃん、、、、●●ちゃん、、[/小文字]●●ちゃんっ!」



「っ?!」

目を覚ますとそこには、、、、、、

「春雨ちゃん、、、、。」

本当に神様は残酷だ。
なんでっよりによって、、、

「目が覚めて、、、よかったっ、、!ニマッ」
[小文字]大好き[/小文字]
大嫌いなこの子が目の前にいるのでしょう?




























作者メッセージ

つっかれたぁ、、、!
今回で夢主さんの過去がわかりましたねっ、、。
次回はなんで春雨ちゃんがいたのか書いていきますっ!
お楽しみにっ!

2025/04/06 20:21

紫亜 ID:≫ 04NQGxJoZjk3c
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