第二話　手配　後編

そして、高田から鳥飼美樹の、ラインが送られてきて、尾形はQRコードを読み込むと、そこには、高田の自撮り写真が、アイコンに使われていた。
尾形は、別に自分は高田じゃないのに、少し鳥肌がたった。
「なんでこんなアイコンなんだよ気味が悪い。」
そう言いながらも、手配を二人ですることになった。
どこにしようか、とGoogleマップを眺めていたら、急に鳥飼美樹から、電話が来た。
もう見つけたのか、と思い出ると。
「もしもし」
「はい」
「私の名前は鳥飼美樹です。」
「俺の名前は尾形幸喜だよろしくな。」
「嘘でしょ」
「ん、どした」
「寄りにもよってなんでこいつなの。」
「は、何でそんな言われなあかんの。」
「あんた自分が、何したかわかってんの。」
「わからない、俺は一部の記憶が無いんだ。」
「そうやって貴様は、自分を偽って汚れている自分にして、自分のやったことを正当化するんだろ。」
「この屑やろうめ、呪ってやる。」
「おい、ちょっと待てよ」
（プー　プー）
電話を切られてしまった、鳥飼美樹に俺は相当嫌われている、しかし何故なのかわからなかった。
そうして、尾形は作業に取り掛かった。
そして、数時間後良いところを、見つけたその店は、飲み食い所ジュンという予約制の店だった。
ラインで鳥飼美樹に、聞いてみた、すると。
「まあいいんじゃない、それより話しかけないで汚らわしい。」
認めたので、高田に言って、その店にすることが決定した。


第二話　手配　後編　終了