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※この物語はBL(ボーイズラブ)要素を含みます。
男性同士の恋愛を描いた内容となりますので、苦手な方はご注意ください。

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補修常連な頭脳派×恋愛脳ヤンキー。お前、意外と恋愛初心者?

#1

勉強も恋も、君に夢中

学校の廊下を歩くたびに、誰もが自然と道を空ける。山田駿(やまだ しゅん)は、誰もが恐れる存在だった。鋭い目つき、無駄に鍛え上げられた筋肉、そして恐ろしいほどの威圧感。元ヤンキーで、現在もその雰囲気をまとう彼は、どこに行っても「怖い人」として扱われる。だが、誰も知らない。実は、彼は恋愛脳で、毎日が「好き」と「ドキドキ」に満ち溢れているということを。

そして、駿が毎回1位を取る定期テストの結果に、誰もが驚く。成績が優秀すぎるヤンキー。そんな彼の秘密は、ただひとつ。「勉強も好きで、面倒見もいい」という、誰もが予想しない一面だった。

「駿、勉強教えてくれない?」

その日、教室で彼に声をかけたのは、頭脳派の清水悠斗(しみず ゆうと)。彼もまた、学校では成績優秀な存在として知られていたが、実は補修の常連で、どこか抜けているところがあった。

「また補修かよ、悠斗。ま、いいけど。どこがわかんないんだ?」

駿は、悠斗の頼みを快く受け入れた。顔が怖いせいで、誰も近寄りたがらない駿は、逆に人に頼まれることが少ない。でも、悠斗は違った。何度か補習室で見かけたときから、駿は何となく気になっていた。

「実は、これが全然わからなくて…」

悠斗は少し恥ずかしそうに、数学のノートを差し出す。駿はそのノートを見ながら、あっという間に解法を説明し始める。

「これ、こうやって考えると簡単だろ?」

悠斗はその姿を見て、つい目を奪われた。駿の怖い顔と、無駄に優しさを見せるそのギャップに。実は、駿には密かな恋愛願望があった。昔から、「好き」と思っているときの自分を大切にしてきた。だから、悠斗のことをどうしても意識してしまう。

「駿って、意外と面倒見がいいんだな」

悠斗はそう言いながら、照れくさく笑った。その笑顔を見た駿の胸はドキドキと高鳴る。

「お前、バカにしてんのか?」

駿はいつものように脅すように言ったが、内心では悠斗が嬉しそうに笑うその顔に心を奪われていた。自分がいつもより優しく振る舞ってしまうことに、駿は自分でも驚いていた。

「うるせぇな。照れくさいだろ、バカ」

言いながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべている自分に気づいて、駿はますます顔を赤くした。

そして、放課後、二人で一緒に帰る道。悠斗がぽつりとつぶやく。

「駿、好きな人とかいる?」

その問いに、駿は一瞬驚いた顔をした。だが、すぐに苦笑いを浮かべて、言った。

「お前、まさか俺がそんなヤツだと思ってんのか?」

「いや、そんなことないけど…」

悠斗は、駿の真剣な目を見つめて、続けた。

「もし、好きな人がいたら…その人にどうする?」

駿は少し考え、そして意を決して答える。

「告白して、そんで、毎日一緒にいたい。俺、好きな人には尽くしたくなるから」

その言葉に、悠斗の顔が赤くなった。気づけば、二人は歩きながら、ほんの少しだけ距離を縮めていた。

作者メッセージ

この物語は、強さや恐怖を持ちながらも、誰よりも繊細で恋愛に対して素直な心を持つヤンキーの駿と、完璧に見えて実は少し抜けている頭脳派の悠斗の心の距離が縮まっていく様子を描いています。二人の間にあるギャップや、意外な一面を知っていくことで、きっと温かい気持ちになっていただけると思います。最初は気づかない小さな感情が、やがて大きな恋に変わっていく瞬間を、楽しんでいただければ嬉しいです。

月影

2025/03/29 20:39

月影 ID:≫ 5iUgeXQ3Vbsck
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