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この物語はフィクションです!渋谷教育学園幕張とは関係はありません!

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渋幕の全体像

#8


実験15 予算から見る渋幕 

まえがき 予算はその組織の実態を映し出す鏡と言える。ゲロネズミの一件を聞き嫌な予感しかしないが今年の予算を見ていこう。 

歳入                    歳出(緊急予算含む) 

生徒会費 一兆円              大仏建造費用 7000億円 

寄付金 20億円              新棟再建費用 4000億円 

特別支援金 10億円            ゲロネズミ飼育費用 2000億円 

ゲロネズミからとった汁を売った代金 30円 ゲロネズミ葬式費用 1000億円 

繰り越し予算 4000億円         部・同好会活動費用 無料 

                      食料購入費用 1万円 

                      書籍購入費用 無料 

                      銀行からの借金 1000億円 

                      うまい棒購入費用 1000億円 

                      利息 1000億円 

                      行事費 無料 

合計 約3000億の赤字 

解説 この予算はいったい何があったんだ、と思うかもしれない。順を追って説明すると、校内で飼育していたゲロネズミがペリカンの大群に襲撃され全滅、学園長はそれを弔うために新棟の上に大仏を作ることにした。が、開眼供養の際大仏の顔にしわと鼻毛とまつ毛を書き足してしまい、その罰が当たったのか、それとも大仏が重すぎたのか、大仏は新棟を押しつぶし、それに飽き足らず地面にめり込んでしまい、生首だけが地面から露出する格好となった。仕方なく大仏の頭の上に新棟を建て直すことで万事解決したように見えたが、金がない。そこで銀行から1000億円借りた。その金でありったけのうまい棒を買ってしまった。こうして大量のうまい棒が積もった新棟周辺には誰も寄り付かなくなってしまった。 

評価 予算をかけていないことを「無料」と表記するな。あと、もっと細かく計算しろ。項目も全て書け。会計は何をやっているんだ。そして一番言いたいのはゲロネズミからうまい棒に至る経緯はもう少し何とかならなかったのか、ということだ。問題解決能力が皆無ではないか。早く学園長を倒すしかないのだろうか。今年中にはどうにかしないとまずい。 

実験16 茶道部に平和は訪れるのだろうか 

まえがき 皆も知っているように、茶道部は右派と左派に分裂し、抗争を繰り広げている。その経緯をおさらいしておこう。 

渋幕茶会事件 部活の顧問が「真の茶道を発見した」と言って部員の前で茶をふるまった。まず、顧問は茶粉を茶皿の中に入れ、隠し味として茶塩を一つまみ入れた。そこにビタミンZが豊富な蕎麦湯をかけ、茶こしと茶さじで真っ白になるまで泡立て、縄文土器の中に注ぎ、その抹茶でうがいをして吐き出した。部長は我慢の限界に達し、「茶ハンマー」で顧問に殴りかかったが、顧問は「茶チェーンソー」で迎え撃ち、部長を烏龍茶にしてしまった。この事件の結果、亡き部長を慕うITCC(国際茶道保全同盟・右派)と顧問の真の茶道を支持するSTCU(神聖茶道連合・左派)に分裂、抗争を続けている。一番の被害者は保健室の先生である。 

平和への道  組織の問題はその組織をなくせば解決する。暴力行為を働いている部活なので、こちらが生徒会に強く働きかければ茶道部は解散となるだろう。それでも暴力の応酬が続くようなら同じように退学させればよい話だ。もちろん、茶道部に直接苦情を入れ、「個人でできるだけのことはした」と言えるようにしておくことが先である。 

結論 茶道部をなくせばよい。(第三者機関の監視、調停などの選択肢もある。) 

作者メッセージ

他の大きな物語を否定する物語を大きな物語と言えるのかとかいう難しい話。そもそも定義が不明瞭なのでアイデアが浮かばない

2025/12/17 09:47

超天才EX ID:≫ 311lYhfTVE4pc
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