美醜逆転の世界でこの世界の不細工(つまりイケメン)に助けられました
朝起きて、驚いた。
目を開けると、シャルさんと思われる人の顔が目の前にあったからだ。
シャルさんと思われる人は、目と鼻のところが仮面に覆われていて、口は隠れていない。フードがとれたからだ。
私が起きたことに気づかず、すやすやと眠っている。
どうすることもできなくて、ちょっと悪いと思ったが、シャルさんを起こすことにした。
肩を叩いてみるが、反応はなし。
なかなか起きないから、ほっぺたを両側からむぎゅっと押しつぶしてみる。
シャルさんはゆっくりと目を開いて、ぼーっと私を見つめた。
だんだん意識がはっきりしてきたのか、シャルさんは目を見開いて後ろに飛び退いた。
「な、なんで...」
「ごめんなさい。わざとじゃないんですけど」
「いや、うん...ごめんな」
「また謝った。謝るのは私の方なんですから」
シャルさんがそそくさとフードを被りなおすから、私はそれを止めた。
「待ってください。もう見ちゃいましたし、森の中で私たちしかいないんですから、フードを外して過ごしたらどうです?」
「いや、でも...」
「無理にとは言いませんけど、私は外してもらった方が嬉しいです」
「.........分かった」
それからシャルさんは仮面で過ごした。
つい、ちらちらと隣を見てしまう。
鼻が高いなぁ...
「...何?」
「えっ、いや...」
鼻が高いとか、シャルさんにとっては嬉しくないよね。
「...瞳が綺麗だなと、思って」
これは本当だ。
シャルさんの瞳は綺麗なネイビーで、時折金色が混じる。
照れたのか、顔をそらされた。
「......そうか」
その夜、シャルさんに謝られた。
「今日の狩りが上手くいかんくて、肉がないねん」
「そうですか...ごめんなさい、いつも任せっぱなしで」
「いや、違うねん!」
「...まあ、とにかく、ご飯にしましょう」
私が木の実を頬張っていると、シャルさんの持っているものが目に入った。
「あれ?それ、お肉じゃないんですか?」
「これはあんま美味くない魔物やねん」
「へえ...シャルさんは食べるんですか?」
「慣れてるしな」
慣れてる?どうして?
あんまり聞かない方がいいのかな。
私はだんだん魔物の肉が気になってきてしまった。
...どんな味なんだろう?
シャルさんがかじっている肉を見つめる。
「...一口もらえませんか?」
「は?」
「いや、ちょっと美味しそうだなって」
「...まあええけど」
肉を差し出される。
間接キスを気にしているのか、シャルさんがかじったところと逆のところを向けられる。
ええ...でも、別のところに歯形をつけるのも嫌だな...
私はシャルさんがかじったところと同じところにかぶりつく。
「!?!?」
「うーん...あ、でも思ったより美味しい」
「......」
「あ、ごめんなさい、嫌でした?」
「......いや...」
顔が赤い。悪いことしちゃったかな。
何だか私も恥ずかしくなってきた...
目を開けると、シャルさんと思われる人の顔が目の前にあったからだ。
シャルさんと思われる人は、目と鼻のところが仮面に覆われていて、口は隠れていない。フードがとれたからだ。
私が起きたことに気づかず、すやすやと眠っている。
どうすることもできなくて、ちょっと悪いと思ったが、シャルさんを起こすことにした。
肩を叩いてみるが、反応はなし。
なかなか起きないから、ほっぺたを両側からむぎゅっと押しつぶしてみる。
シャルさんはゆっくりと目を開いて、ぼーっと私を見つめた。
だんだん意識がはっきりしてきたのか、シャルさんは目を見開いて後ろに飛び退いた。
「な、なんで...」
「ごめんなさい。わざとじゃないんですけど」
「いや、うん...ごめんな」
「また謝った。謝るのは私の方なんですから」
シャルさんがそそくさとフードを被りなおすから、私はそれを止めた。
「待ってください。もう見ちゃいましたし、森の中で私たちしかいないんですから、フードを外して過ごしたらどうです?」
「いや、でも...」
「無理にとは言いませんけど、私は外してもらった方が嬉しいです」
「.........分かった」
それからシャルさんは仮面で過ごした。
つい、ちらちらと隣を見てしまう。
鼻が高いなぁ...
「...何?」
「えっ、いや...」
鼻が高いとか、シャルさんにとっては嬉しくないよね。
「...瞳が綺麗だなと、思って」
これは本当だ。
シャルさんの瞳は綺麗なネイビーで、時折金色が混じる。
照れたのか、顔をそらされた。
「......そうか」
その夜、シャルさんに謝られた。
「今日の狩りが上手くいかんくて、肉がないねん」
「そうですか...ごめんなさい、いつも任せっぱなしで」
「いや、違うねん!」
「...まあ、とにかく、ご飯にしましょう」
私が木の実を頬張っていると、シャルさんの持っているものが目に入った。
「あれ?それ、お肉じゃないんですか?」
「これはあんま美味くない魔物やねん」
「へえ...シャルさんは食べるんですか?」
「慣れてるしな」
慣れてる?どうして?
あんまり聞かない方がいいのかな。
私はだんだん魔物の肉が気になってきてしまった。
...どんな味なんだろう?
シャルさんがかじっている肉を見つめる。
「...一口もらえませんか?」
「は?」
「いや、ちょっと美味しそうだなって」
「...まあええけど」
肉を差し出される。
間接キスを気にしているのか、シャルさんがかじったところと逆のところを向けられる。
ええ...でも、別のところに歯形をつけるのも嫌だな...
私はシャルさんがかじったところと同じところにかぶりつく。
「!?!?」
「うーん...あ、でも思ったより美味しい」
「......」
「あ、ごめんなさい、嫌でした?」
「......いや...」
顔が赤い。悪いことしちゃったかな。
何だか私も恥ずかしくなってきた...