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美醜逆転の世界でこの世界の不細工(つまりイケメン)に助けられました

#2

出会い

どっすん!
すごい音がした。全く可愛くない。とほほ...
ほほう。ここがあの神様の世界?木ばっかりだな。
そういえば見た目はどうなっているのかな?
近くにあった湖を覗きこむ。

「こ...これは...!」

金色の瞳がぱちぱちと瞬いた。

「可愛すぎでしょ!!」

黄金に輝く大きな瞳に、ばさばさまつげ。
ピンクのゆるふわな髪の毛。肌は透き通るほど白くて、頬はほんのり桃色。
少し幼さが残るこの顔。
もはや前の私の面影は一つもない。

...一通り興奮したけど、これからどうしよう?
とりあえず立ち上がって、歩き出す。
本当に木ばっかりだ。
ふと歩くのを止める。音がした。
人だ!

私は慌てて駆け寄った。

近付いてみると、その人はずいぶんと背が高かった。
ローブで隠れて顔は見えないけど、男の人のような気がする。
悪い人だったらどうしよう。
でもこのままじゃきっと死んじゃう。
私は思いきって声をかけた。

「あのっ!」

ローブの人がびくっとした。
驚いたようにこっちを見てくる。
言葉が通じてないのかな?

「わ、私、迷子なんです。助けてください」

しばらく間があって、その後、声が聞こえた。

「君、....町から来たん?」
「え、えーっと...そ、そうです。町から来ました!」

関西弁だ。低いけど優しい声だから、あんまり怖くない。
ローブの人は困ったな、と声にした。

「ご、ごめんなさい...」
「いや...うん、じゃあ町に行こう」
「いいんですか?」
「しょうがないからな...ごめんけど、このローブは着ててほしい」
「?はい...」

そこから私たちはひたすら歩いた。
ローブの人はシャルと言うらしい。何故か顔をかたくなに見せたがらなかった。
あんまり言い過ぎて置いていかれても困るから、何も言わなかった。
町に行くまでにまあまあかかるらしい。
まあまあってどのくらい?って聞いたら10日だって。
どこがまあまあ!?
びっくりしたら、シャルさんに冷めた目で見られた。
すみません、歩きます。

夜は二人でとった魚を食べる。
思ったより美味しかった。

夜になって、申し訳なさそうに言われた。

「その...テントと毛布が、一枚しかないねん」
「あっそうなんですね、お気遣いなく!外で寝るんで...」
「馬鹿!風邪でもひいたらどうするんや」
「だって...じゃあ一緒に寝ていいですか?」
「............分かった」

背中合わせで寝転ぶ。
ああ、意外とドキドキするなあ。
シャルさんは寝るときにもローブを外さなかった。

作者メッセージ

最近のマイブームはフィギュア作りです。

2025/03/29 18:55

まっちゃん ID:≫ 7tcdpCk/fMi.Q
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