美醜逆転の世界でこの世界の不細工(つまりイケメン)に助けられました
「いらっしゃいませー!」
私は精一杯大きな声で挨拶をする。
思ったよりもお客さんが来てくれて、嬉しい限りだ。
「日替わり定食入りましたー!」
「ランチA2つ入りましたー!」
「ご飯のおかわりお願いしまーす!」
大変だけど、すごく楽しい。
開店から4時間ほど店内を駆け回って、さすがに少し疲れた。
最後のお客さんを見送った後、プレートをcloseに変えておく。
「はあ、疲れたー...!二人ともお疲れ!」
私以上にげっそりしている二人に声をかける。
「どうしてアカリはそんなに元気なんだ...?」
「信じられへんわ」
うーん、どうしてだろう?
まあ昔バイトとかしてたし。
ティーが買い出しに行ってきてくれるらしく、私とシャルさんはお店のカウンターでのんびりしていた。
私たちも行くよと言ったんだけど、この前邪魔しちゃったから、と言って一人で出かけていった。
ああ、そういえばこの前キスする直前でティーが入ってきたんだっけ...。
あれから恋人らしいことは一つもしていない。
なんだかだんだん不安になってきた。
私たちって付き合ってるんだっけ?
そういえば確認したことはない......な。
ど、どうしよう。どうしよう。
でも今しかない!言っちゃえ!
「あのっ、シャルさん!」
「な、何や?」
私の勢いに、シャルさんはちょっとびっくりしたようだ。
でもちゃんと目線を合わせてくれる。
「ええと、その...」
「?」
「.........私たちって、恋人...............でしたっけ?」
ああああ、聞いちゃった!!
シャルさんはぽかんとしてしまっている。
そうだよね、そうだよね!!びっくりしますよね!!
おそるおそるシャルさんを見つめる。
何だかぶつぶつ呟いているようだ。
「恋人......恋人.........」
恥ずかしい。何でこんなこと聞いちゃったんだろう。
もういや.........。
シャルさんと目が合う。
「そうや。アカリ、俺たちは恋人や」
「えっ」
何だか間抜けな声が出てしまった。
よ、よかった......。
「ごめん。言わせてもうて」
「ううん...大丈夫」
「アカリ」
「え?」
「好きや」
「なっ.........」
ええ!?今言うの!?
嬉しいけどさあ!!
窓からさしこむ夕焼けの光がシャルさんに降り注いでいる。
かっこいいなあ......
「......私もです」
「私も、何なん?」
うぐう、意地悪...
「...私も、好きです」
「嬉しい」
シャルさんは本当に嬉しそうに笑って、顔を近付けてきた。
ああ、今日こそ.........!
ガタッ
入り口から物音が聞こえて、私たちは固まった。
嘘でしょ、タイミング悪すぎ......。
私は精一杯大きな声で挨拶をする。
思ったよりもお客さんが来てくれて、嬉しい限りだ。
「日替わり定食入りましたー!」
「ランチA2つ入りましたー!」
「ご飯のおかわりお願いしまーす!」
大変だけど、すごく楽しい。
開店から4時間ほど店内を駆け回って、さすがに少し疲れた。
最後のお客さんを見送った後、プレートをcloseに変えておく。
「はあ、疲れたー...!二人ともお疲れ!」
私以上にげっそりしている二人に声をかける。
「どうしてアカリはそんなに元気なんだ...?」
「信じられへんわ」
うーん、どうしてだろう?
まあ昔バイトとかしてたし。
ティーが買い出しに行ってきてくれるらしく、私とシャルさんはお店のカウンターでのんびりしていた。
私たちも行くよと言ったんだけど、この前邪魔しちゃったから、と言って一人で出かけていった。
ああ、そういえばこの前キスする直前でティーが入ってきたんだっけ...。
あれから恋人らしいことは一つもしていない。
なんだかだんだん不安になってきた。
私たちって付き合ってるんだっけ?
そういえば確認したことはない......な。
ど、どうしよう。どうしよう。
でも今しかない!言っちゃえ!
「あのっ、シャルさん!」
「な、何や?」
私の勢いに、シャルさんはちょっとびっくりしたようだ。
でもちゃんと目線を合わせてくれる。
「ええと、その...」
「?」
「.........私たちって、恋人...............でしたっけ?」
ああああ、聞いちゃった!!
シャルさんはぽかんとしてしまっている。
そうだよね、そうだよね!!びっくりしますよね!!
おそるおそるシャルさんを見つめる。
何だかぶつぶつ呟いているようだ。
「恋人......恋人.........」
恥ずかしい。何でこんなこと聞いちゃったんだろう。
もういや.........。
シャルさんと目が合う。
「そうや。アカリ、俺たちは恋人や」
「えっ」
何だか間抜けな声が出てしまった。
よ、よかった......。
「ごめん。言わせてもうて」
「ううん...大丈夫」
「アカリ」
「え?」
「好きや」
「なっ.........」
ええ!?今言うの!?
嬉しいけどさあ!!
窓からさしこむ夕焼けの光がシャルさんに降り注いでいる。
かっこいいなあ......
「......私もです」
「私も、何なん?」
うぐう、意地悪...
「...私も、好きです」
「嬉しい」
シャルさんは本当に嬉しそうに笑って、顔を近付けてきた。
ああ、今日こそ.........!
ガタッ
入り口から物音が聞こえて、私たちは固まった。
嘘でしょ、タイミング悪すぎ......。