グロ
死ネタ
注意
可哀想
最後まで救われない
こちらの作品は私の小説「可哀想は可愛い」の2話です。
連載小説ばかり書いているので1話で完結する話しはどうやってあげるのか練習したものです。






P「…しにが…み？」
なんで？
S「……」
なんで？
今起こってることが理解できない
snだった物を抱き抱えたが
P「ぁ、ああぁぁぁあぁぁあぁあぁあぁ…」
snの体が、
どんどん冷たくなってくる
鼓動が聞こえない…
なんでこんなことに？
朝までは普通に幸せだったのに…！
俺、
俺は、
日常組のみんなと遊んでて、
その帰り道で、
snと話してて、
そしたら…！
P「…うぁ"あ"」
トラックが
snに…！！
P「ｯはー…はぁｯ"…は…」
もうつらい
息が
視界がボヤけてる
通行人「おい、あれって…！」
通行人「…人か？」
通行人「ひき逃げか？」
人がいっぱい集まってきたけど
もうどうでもいいや
通行人「大丈夫ですか？」
P「…ぁ」
言葉が出てこない
通行人「ハンカチ入りますか？」
P「…」
辺りが血生臭い…
服に返り血が
救急員「…その人を、運びますね」
P「‼︎」
やめてよ…！
もう、俺から何も取らないで…
snと離れたくないんだよ！
離れたらっ！
また居なくなっちゃう‼︎
伝えたいのに声が出ない
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結局
snは持ってかれちゃった
もう全部どうだっていい
頭がくらくらする
寝たら、
snに会えるのかな
全部悪い夢であってくれないかな
お願い
悪い夢なら早く覚めてください
俺は意識を手放した
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kr視点
K「ぺいんと‼︎」
病室の扉を急いで開ける
ひき逃げ事件に巻き込まれたらしい…
T「大丈夫か‼︎」
遅れてtrが入ってきた
確か、pnのベットは窓側
窓…側？
T「ク、クロノアさ…」
K「…！」
K「ぺ、ぺいんと」
P「…」
そこに居たのはpnは、
いつも着てるパーカーは赤茶色に近い返り血が付着していて
体中に見るだけで痛々しい傷跡
目元は赤く腫れていて
うつろな表情で何処か遠くを見ていた
K「ぺいんと、ごめんな？」
久しぶりに外に出たよな
みんなで遊ぶのが今日じゃなかったら助かったのかな？
嗚呼…
泣きたいのはpnやsn君だろうに…！
なんで俺が泣くんだろう
P「…」
表情は変わらない
いつもは騒がしい4人組が3人に
静かな病室には泣き声が響き渡った