首飾り事件は幕をあげた。ジャンヌはマリー・ニコル・ルゲイ・デシニ―という娼婦にアントワネットの変装を頼んだ。「いい？ローアンが来たらこれを渡して『お会いできて光栄です』って言うんだよ」「お会いできて光栄です。そういえば、何リーブルかくれるんだね？」「ええ」
ニコラスはローアンをニコルのとこへ連れて行った「ローアン殿こちらです」「お会いできて光栄です。ローアン様」「これを私に？ああ、幸せです」「では人が来ないうちに失礼します。」「は、はいアントワネット様」「これでローアン様、信じていただけますか？」「あ、ああでは週末にお渡しする」「ありがとうございますわ」
～週末～
「やったわ、やったわニコラス私たちこれを売れば億万長者になれるのよ
！」「ジャンヌお前は容姿だけでなく頭もいいんだな！」「当たり前よ！バロア王朝の血をなめないでちょうだい」「ああ、ああ！」
数ヶ月後
「アントワネット様から支払いを受けていないお忘れているだけだよな、多分」
「アントワネット様先月の首飾りのお支払いを受けていないのですが、」「なんのこと？あの首飾り？買ってませんわよ？」「えっ、ええこの手紙は？」ルイ16世が確認すると「これは王妃のサインではないよ、アントワネットはフランス王妃とつけなくてマリーアントワネットだけだ」「ええっ、」「誰かが私を陥れようと考えてるんだわ！」「これはひどい。ローアン殿どういうことです」「えっええ」