いつもクールで完璧な生徒会長さんの弱点が可愛すぎる…
校門か…微妙な距離だな。
走ったら間に合うだろうが疲れる。かといって歩いたら間に合うかどうか分からん…
…走るか。歩いて間に合わないよりかはマシだろ。
俺は心のなかでカウントダウンをし、走った。
が、思ったよりも距離があったようで、追いついたのは篠崎の家の前になってしまった。
俺は息を切らしながら、
(文句の一つや2つは言わせてくれよ…!)
と考えていた。俺が話しかけるよりも先に篠崎が俺に気づいた様で、
「…何か用?」
と話しかけてきた。…昨日とはえらく態度が違うようだな。俺はそう思いながらも写真をだしながらも、
「…これ、君のじゃないの?」
と、不機嫌そうに聞いた。すると、
「─あったぁ!!」
と無邪気に喜んだ。そして、
[太字]「ありがとう、篠原君!」[/太字]
と、笑顔で謝意を述べてきた。それを受け取ると篠崎はすごいぐらいのご機嫌になって帰っていった。
どうやら写真がない事に対して不機嫌だったらしい。
…にしても感謝されるとは、意外だな。それも笑顔で。
俺は帰りながらも、
(篠崎ってあんなふうに笑うんだな。写真、見つけて…良 かった、かもな)
と、思ってしまっていた。
走ったら間に合うだろうが疲れる。かといって歩いたら間に合うかどうか分からん…
…走るか。歩いて間に合わないよりかはマシだろ。
俺は心のなかでカウントダウンをし、走った。
が、思ったよりも距離があったようで、追いついたのは篠崎の家の前になってしまった。
俺は息を切らしながら、
(文句の一つや2つは言わせてくれよ…!)
と考えていた。俺が話しかけるよりも先に篠崎が俺に気づいた様で、
「…何か用?」
と話しかけてきた。…昨日とはえらく態度が違うようだな。俺はそう思いながらも写真をだしながらも、
「…これ、君のじゃないの?」
と、不機嫌そうに聞いた。すると、
「─あったぁ!!」
と無邪気に喜んだ。そして、
[太字]「ありがとう、篠原君!」[/太字]
と、笑顔で謝意を述べてきた。それを受け取ると篠崎はすごいぐらいのご機嫌になって帰っていった。
どうやら写真がない事に対して不機嫌だったらしい。
…にしても感謝されるとは、意外だな。それも笑顔で。
俺は帰りながらも、
(篠崎ってあんなふうに笑うんだな。写真、見つけて…良 かった、かもな)
と、思ってしまっていた。