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聞こえなくなった声を辿って【our fantasy】

#23

破滅の神

アクア視点




アクア「[太字]師範[/太字]!お戻りになられましたか!」




今日は稽古をつけてくれると聞いていたのに、なかなか帰ってこなくて心配した。




でも、無事に帰ってきてくれてよかった。




リュンヌ「ああ。稽古に遅れてしまったな。すまなかった」




アクア「気にしておりません。さっそく始めてください!」




リュンヌ「……すまない、」




アクア「へ?」




リュンヌ「拙者はこれから、また用事を済まさなければならない。…本当に申し訳ない」






アクア「あ…」





背中を向けて去っていった。





……仕方ないよ、リュンヌ様は忙しいんだもの。






…それでも、






アクア「[小文字]…誰も、ぼくを見てくれないの……?[/小文字]」





[水平線]





マニキュア視点





「……」






マニキュア「もうそろそろ君は完成する頃かな?」






ガラス越し、注射器から投与された薬剤が、貴女の肌をドクンと脈打っている。





マニキュア「綺麗だ…綺麗だよ、フェンリル」





マニキュア「さてと、…君の能力は、「[太字]氷[/太字]」。」





超低温の氷を生み出し、触れた人肌からどんどん生命力を吸収する。




その生命力は術者のものとする。






マニキュア「素晴らしいね……「[太字]エレメント・モナーク[/太字]」の言い伝え通りの能力だ」





貴女を始めとし、すべての[太字]モナーク[/太字]を集める。






マニキュア「[太字]音無を利用するのは、ひとまずその後だ[/太字]」




[水平線]





嫌な空気だ。






ここは、どこ?






音無「出たいよ…」






この前、「お兄ちゃん」とお話しした世界と似ている。






…でもその世界より、よっぽど暗くて、かなしい。






音無「お兄ちゃん…お兄ちゃん?」






寒くなってきた。






足がかじかんで、歩けない…。





音無「どうして、出てきてくれないの?」





誰か、助けて……





音無「……これは……?」





手…?こっちに向かって、のびてきてる…





音無「…」





握った。放っておけなかった。






柔らかくて、楽座さんの手でも、天楼さんの手でもない、知らない手を握った。






それはちょっと冷たくて、






助けを求めてる気がして。





[水平線]





[大文字][太字]ガシャーン!!!![/太字][/大文字]





マニキュア「っ?!!」





何だ、唐突に…ガラスの壁を突っ切った?!





マニキュア「[太字]フェンリル[/太字]!」





今薬剤を完全に吸収し、覚醒したというのか?






???「わた…しは………」





フェンリル「[太字]私は、フェンリル…[/太字]」






フェンリル「あなたたちに、造られた存在。」





マニキュア「…おはよう、可憐な姫君。悪い夢でも見ていたのかな?」





フェンリル「[太字]何かを[/太字]」






フェンリル「[太字]何かを忘れている[/太字]」





フェンリル「それは…」






フェンリル「[太字]すべて壊せばわかるだろう[/太字]」






マニキュア「…」






とりあえず、薬剤投与は成功…か?





暴力的思考になり、かつての名を忘れている。





ともかく、音無を守るあやつらの強さであれば、十分殲滅可能な兵器といえるだろう。





マニキュア「[太字]さあ、貴女のそのしがらみに会いに行こうじゃないか。[/太字]」


作者メッセージ

もう文章書く能力が本当にない

2025/10/20 21:02

おとうふ ID:≫ 3e8L8XnSmESu.
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