聞こえなくなった声を辿って【our fantasy】
天楼視点
身体が誰かにうまいこと操られてる感じだ。
自分が動いてる感覚が全くない。
思考と違う動きをしてるわけじゃないのに、どうして…
天楼「はぁ…はぁ…っはぁ……」
いつのまにか、増えた分まで、敵を一掃していた。
疲れた。
トスッ
天楼「え」
脚に違和感がある。針…?
天楼「っこれ…!?[太字]注射器[/太字]!?」
何?!薬品を入れられてる!?…違う、これ…!
[太字]何か、私から吸われてるんだ!![/太字]
天楼「クッソがっ…!!」
無理やり引き抜こうとする。痛いけどそんなこと言ってられねえ。
天楼「うっ」
また注射器…!?今度はどこ…!?背中?またこれも何か吸い上げて…!?
ドクンッ!!!
天楼「うぅっ!!」
しくじった…!背中の方が本命だった!!
脈がおかしい、まともに考えられない…!
もう、
[小文字]「繧上?縺翫?√→繧薙〒繧ゅ↑縺?ヲ繝シ繝ュ繝シ縺?縺ュ?」[/小文字]
天楼「[小文字]やめてくれよ………[/小文字]」
[小文字]「縺薙l縺ッ縺雁?縺。繧?s縺ォ蝣ア蜻翫@縺ェ縺阪c縺?縺ェ縺√?」[/小文字]
耳鳴りが頭を覆った。
[水平線]
楽座視点
日ノ丸「おかしいな…怪物の気配が全くしない?」
楽座「どういうことや…?さっきまで悲鳴も聞こえとったし、そもそもでっかいやつは見えてたし…」
日ノ丸「…まさか、天楼が全部…?」
楽座「さすがにそれは無茶やろ…?…だよなぁ、天楼…?」
無理するなよ。
死んでたら許さへん。
音無残して、何やってんねん。
やっぱいっぺん、きっつく言っとくべき_________
ドカァン!!
日ノ丸「なっ____」
俺たちが見たのは、
天楼「ううううっ…あ”あ”あ”ああ!!!!」
巨大化こそしてないけど、パワーはさっきの怪物以上の、
[太字]もがき苦しみ、暴れる天楼の姿だった。[/太字]
[水平線]
天楼視点
夢の中にいるみたいだ。
外のことが何もわからない。
私今、何してるんだろう。
「天楼ーーーーーーっ!!!!!」
あ…楽にぃの声だ。
どこにいるの?
楽にぃ、腹へったよ。
帰りたい。
もう疲れたんだ。
ねぇ、楽にぃ…
「___お前何しとんねん!!正義のヒーローじゃなかったんか?」
え……
ごめん、よくわかんない。
…そもそも、正義ってなんだっけ。
私、今…何もわかんない。
「うわっ…なあ!天楼!!」
楽にぃ…?
何してるの?私。
_____ドカァン!!
え…
一瞬、なんか、見えた?
…え、もしかして、
私、今みんなに襲い掛かってる?
どういうこと?一瞬だったから何もわかんない、
けど、きっとそこに楽にぃがいるんだよね?
ねぇ、楽にぃ…
…助けて。
[水平線]
楽座視点
天楼「うううう…ううああああ!!」
楽座「天楼…!!」
日ノ丸「どういうこと?こっちの言葉が聞こえてないのか…?」
分からないけど、絶対苦しんでる。
____助けてやらなきゃ。
楽座「[太字]乱れ咲き[/太字]!!!」
ツタを伸ばし、花をつけていく。
楽座「もうこれ以上、天楼をヴィランにはさせへんぞ!!」
日ノ丸「_____そうだね。」
日ノ丸「[小文字]ヴィラン、ねぇ。[/小文字]」
[水平線]
天楼視点
また、世界が見えた。
日ノ丸がいる。楽にぃと二人か。ほかのみんなは?
あぁ、私、ほんとにみんなを襲ってるんだ。
____正義ってなんだっけ。
私はなんのためにヒーローになったんだっけ。
[水平線]
チク、タク、チク、タク。
時計の音?
[明朝体]天楼、お前は自慢の娘だ[/明朝体]
え____
[明朝体]ねぇ、天楼……もう、母さんどうしたらいいの?[/明朝体]
母さん。
[明朝体]お前ら…!!胡蝶組…!?[/明朝体]
父さん。
チク、タク、チク、タク。
[明朝体]あぁ、俺は玲陵寺楽座。まぁ好きに呼んでや[/明朝体]
楽にぃ…
ゴーン、ゴーン、ゴーン…
そうだ、全部思い出した。
私がなんでヒーローになったか。
いつでも心にあった原点なのに。
今、やっとちゃんと全部思い出した。
私は______
身体が誰かにうまいこと操られてる感じだ。
自分が動いてる感覚が全くない。
思考と違う動きをしてるわけじゃないのに、どうして…
天楼「はぁ…はぁ…っはぁ……」
いつのまにか、増えた分まで、敵を一掃していた。
疲れた。
トスッ
天楼「え」
脚に違和感がある。針…?
天楼「っこれ…!?[太字]注射器[/太字]!?」
何?!薬品を入れられてる!?…違う、これ…!
[太字]何か、私から吸われてるんだ!![/太字]
天楼「クッソがっ…!!」
無理やり引き抜こうとする。痛いけどそんなこと言ってられねえ。
天楼「うっ」
また注射器…!?今度はどこ…!?背中?またこれも何か吸い上げて…!?
ドクンッ!!!
天楼「うぅっ!!」
しくじった…!背中の方が本命だった!!
脈がおかしい、まともに考えられない…!
もう、
[小文字]「繧上?縺翫?√→繧薙〒繧ゅ↑縺?ヲ繝シ繝ュ繝シ縺?縺ュ?」[/小文字]
天楼「[小文字]やめてくれよ………[/小文字]」
[小文字]「縺薙l縺ッ縺雁?縺。繧?s縺ォ蝣ア蜻翫@縺ェ縺阪c縺?縺ェ縺√?」[/小文字]
耳鳴りが頭を覆った。
[水平線]
楽座視点
日ノ丸「おかしいな…怪物の気配が全くしない?」
楽座「どういうことや…?さっきまで悲鳴も聞こえとったし、そもそもでっかいやつは見えてたし…」
日ノ丸「…まさか、天楼が全部…?」
楽座「さすがにそれは無茶やろ…?…だよなぁ、天楼…?」
無理するなよ。
死んでたら許さへん。
音無残して、何やってんねん。
やっぱいっぺん、きっつく言っとくべき_________
ドカァン!!
日ノ丸「なっ____」
俺たちが見たのは、
天楼「ううううっ…あ”あ”あ”ああ!!!!」
巨大化こそしてないけど、パワーはさっきの怪物以上の、
[太字]もがき苦しみ、暴れる天楼の姿だった。[/太字]
[水平線]
天楼視点
夢の中にいるみたいだ。
外のことが何もわからない。
私今、何してるんだろう。
「天楼ーーーーーーっ!!!!!」
あ…楽にぃの声だ。
どこにいるの?
楽にぃ、腹へったよ。
帰りたい。
もう疲れたんだ。
ねぇ、楽にぃ…
「___お前何しとんねん!!正義のヒーローじゃなかったんか?」
え……
ごめん、よくわかんない。
…そもそも、正義ってなんだっけ。
私、今…何もわかんない。
「うわっ…なあ!天楼!!」
楽にぃ…?
何してるの?私。
_____ドカァン!!
え…
一瞬、なんか、見えた?
…え、もしかして、
私、今みんなに襲い掛かってる?
どういうこと?一瞬だったから何もわかんない、
けど、きっとそこに楽にぃがいるんだよね?
ねぇ、楽にぃ…
…助けて。
[水平線]
楽座視点
天楼「うううう…ううああああ!!」
楽座「天楼…!!」
日ノ丸「どういうこと?こっちの言葉が聞こえてないのか…?」
分からないけど、絶対苦しんでる。
____助けてやらなきゃ。
楽座「[太字]乱れ咲き[/太字]!!!」
ツタを伸ばし、花をつけていく。
楽座「もうこれ以上、天楼をヴィランにはさせへんぞ!!」
日ノ丸「_____そうだね。」
日ノ丸「[小文字]ヴィラン、ねぇ。[/小文字]」
[水平線]
天楼視点
また、世界が見えた。
日ノ丸がいる。楽にぃと二人か。ほかのみんなは?
あぁ、私、ほんとにみんなを襲ってるんだ。
____正義ってなんだっけ。
私はなんのためにヒーローになったんだっけ。
[水平線]
チク、タク、チク、タク。
時計の音?
[明朝体]天楼、お前は自慢の娘だ[/明朝体]
え____
[明朝体]ねぇ、天楼……もう、母さんどうしたらいいの?[/明朝体]
母さん。
[明朝体]お前ら…!!胡蝶組…!?[/明朝体]
父さん。
チク、タク、チク、タク。
[明朝体]あぁ、俺は玲陵寺楽座。まぁ好きに呼んでや[/明朝体]
楽にぃ…
ゴーン、ゴーン、ゴーン…
そうだ、全部思い出した。
私がなんでヒーローになったか。
いつでも心にあった原点なのに。
今、やっとちゃんと全部思い出した。
私は______