永遠の絆と変わる世界
ぼやけた視界に、ひとびとが映る。
みたことがあるひとだ。
お名前は、思い出せない。
「__さん!!」
「変な機械…これをとりあえず、外さないと!」
えっ、ちょっと。
やめてよ。
いたいよ。
それより、あなたたちの名前は何なの。
答えてよ。
聞けないの、わかるでしょ
わたしの___なんだから
[太字]_______________________________[/太字]
[太字]ブチッ[/太字]
脳の遠くでそんな音がして、すり減っていく感覚がぴたりと落ち着く。
それでいて、自分がぽっかり開いてしまった感覚だけは残る。
わたしは、助かったんだろうか…
「黄夏さん!!!」
あぁ、この子…
ピンク色と黄色のみつあみの、元気でかわいい子…
この子は、確か。
__「シエルさん」
シエル「!黄夏さん!!」
「よかった…俺たちのこと、わかりますか!?」
赤くて、ふわふわの髪の…男の子…
_夏「神威…さん」
神威「っ…はい!そうです!神威柳太です!」
それで…髪の毛が、黄色とピンクのロングの…
わたしが、一番…
あやまりたかった人。
黄夏「…レイル、先輩…」
レイル「…うん。レイルだよ。黄夏ちゃん」
3人は涙したり、わたしを抱きしめたりした。
とうのわたしは、奇妙な感覚でいっぱいだった。
さてこれは本当に、助かったのかと。
この人たちの名前や、わたしが思ってた印象は覚えている。
…でも。
黄夏「…わたしは…」
黄夏「なにを、するんだっけ」
自分が何をしたかったのか。
何のために助けられたのか。
[太字]それがさっぱり、わからなかった。[/太字]
[水平線]
アルト視点
アルト「どわぁあ!?」
3人一気に相手なんかしたことねーよ!オレはただの吟遊詩人だぞ!?
メイジ「逃げてんじょーんつまらん人間やな、ちったあ反撃しようやら思わんの?」
笑顔でそう放つメイジとかいう女神は、でっかすぎるバトルアックス構えてるし。
ディーテ「よく見たら美しいわね…殺すのもったいなーい。ねーエーセリウス、殺さず生け捕りじゃダメー?」
エーセリウス「ダメだ。不都合なのだから始末以外の選択肢はない」
ソプラノ「ま、待ってくれ!不都合って何だ?」
エーセリウス「それを教える義務があるか?」
ソプラノ「神には抗えないぞ、人間は!どうせ死ぬんだ、知ってても知ってなくても…同じだろ」
ディーテ「…素直ね。気に入った。いいわ、話してあげる」
メイジ「えぇ!?じゃあそん間、こん小せえ子追うかけまわしちょっていい!?」
ディーテ「だーめ!おとなしくしてなさい」
メイジ「えぇ~!!?」
エーセリウス「…はぁ…」
攻撃をやめ、オレたちに向き合ってくる3人。
エーセリウス「いいか、人間」
エーセリウス「[太字]この世界の精霊がな、全員死んだらどうなると思う[/太字]」