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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」、第3部「誠と偽りの狂情曲」、第4部「真実、誠実の優等生」、第5部「想い出は友情、時々希望。」、第6部「仁愛に今、決別の歌を。」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1
第3部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2280#JumpTitle
第4部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2733&no=1
第5部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2975&no=1
第6部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=3440&no=1

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永遠の絆と変わる世界

#14



メーティス「装飾品。それはいわゆる、我々の分霊箱のようなものなんだ」








メーティス「7つそれぞれに、私たち7神の力が宿っている。」









メーティス「アクアマリンの短剣がエーセリウス、ペリドットの腕輪がアリス、アメジストのロザリオがディーテ、サファイアの指輪がメイジ、ルビーのペンダントがアステミ。」









メーティス「そして、このダイアモンドの王冠が私、メーティスの力」









レイル「ということは?」








メーティス「…皆の持つ[太字]能力を使う力[/太字]と、その装飾品に宿る力を神々の元へ還せば、ルールを書き換えることは可能だ」










アルト「じゃあ…!」








メーティス「だけれど、君たちはもう…[太字]能力を使えなくなる。

無能力者になるんだ[/太字]」








黄夏「____っ」








メーティス「それでもいいのなら、今ここに神々を集め、それを行おう」










黄夏「わたしは、それでいい。…みんなは?」






シエル「そんなのもちろん…」





レイル「いいに決まってる、でしょ?」





アルト「人類全員の能力が消えるわけでもないんだしな」






ソプラノ「ああ、安いものだろう、地球の滅亡に比べれば」






神威「そうですね。これで世界が救われるなら。」







黄夏「…わたしたちの選択は決まったよ、メーティス」







メーティス「…わかった。」







[水平線]




エーセリウス「この世のルールを書き換える?」






アリス「随分と唐突な方向変換だな。地球を滅ぼすと言ったのはメーティス、お前だろう」






ディーテ「そうね、どうしちゃったわけ?」








メーティス「…人間たちの想いに感化された、と言おうか」








メイジ「人間に…?」







メーティス「彼らの物語を、ここで終わらせてしまうのは惜しかった。
もっとたくさんの、幾千の物語をこの目で見たい。
そして紡いでいきたいと____私は、思った」







アステミ「…つくづく執筆バカだなお前は。」






メイジ「ま、あんたが言うなら。なんか、確実な策があるっちゃろ?」





黄夏「…」





メーティス「みな、装飾品を彼らに」







[水平線]








メーティス「[太字]万物の[漢字]掟[/漢字][ふりがな]ルール[/ふりがな]よ、創造七神の造りし理よ[/太字]」







エーセリウス「[太字]勇敢、戦の神エーセリウス[/太字]」





アリス「[太字]希望、知恵の神アリス[/太字]」





ディーテ「[太字]誠実、救いの神ディーテ[/太字]」






メイジ「[太字]徳望、断罪の神メイジ[/太字]」






アステミ「[太字]勇気、戯の神アステミ[/太字]」






メーティス「[太字]不変、物語の神メーティス[/太字]」








七神「[太字]我らと我らが盟を結びし象徴、そして六人の勇者たちの力のもと[/太字]」








七神「[太字]この世の理から、精霊の存在を消し去ってしまえ[/太字]」









[水平線]



[水平線]



[水平線]












「あれ?このシオンの花…何だっけか」









「思いだせないな…枯れてるし、捨てちまうか…?」













この時たしかに、世界に風が吹いた。










命の始まる風?









いいや、確かに何かが消えた、そんな風が。




作者メッセージ

次回「わたし」

2025/05/05 00:01

おとうふ ID:≫ 3aqFVNFsPVo.c
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