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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」、第3部「誠と偽りの狂情曲」、第4部「真実、誠実の優等生」、第5部「想い出は友情、時々希望。」、第6部「仁愛に今、決別の歌を。」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1
第3部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2280#JumpTitle
第4部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2733&no=1
第5部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2975&no=1
第6部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=3440&no=1

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永遠の絆と変わる世界

#12

生きられないなら、殺せばいい。




黄夏視点





シエル「きゃああ!?」





アルト「避けろ!!『警笛唱歌』!!」






甲高い笛の音が響く。






メーティスから放たれる虹色の光の矢を、身体が勝手に避ける。






メーティス「君の能力はこちらも把握しているよ。
[太字]一つの攻撃しか対象にできないこともね。[/太字]」








そう言うと彼はブラックホールのようなものから球体のエナジーを放った。







先ほどとは打って変わり、どす黒い闇のようなそれに恐怖を覚える。








アルト「チッ…!」





神威「任せてください!あのぐらいなら俺が壊せます!」








神威さんはそう言うと、カプセルを解体して銃にし、それらに向かって弾を発射した。







超高速で向かう赤黒色の弾丸は、その衝撃波のボールを打ち砕く。






ソプラノ「アルト!」






アルト「ああ、オレにできるのはいつだって、お前のサポートだよな?」





先ほどとはとがりの違う笛の音が鳴る。





ソプラノ「プレスト!!」





細く勢いのある音波が可視化され、メーティスの元へ向かう。







メーティス「…甘いよ、きみたち。」






メーティス「[太字]魔術師に魔法は効かないだろう?[/太字]」



メーティスはそうつぶやくと、両腕からブラックホールを作り出し、攻撃を吸収した。







黄夏「攻撃が…!」








メーティス「トリック・コスモ!」






指をパチンと鳴らすと、レイル先輩の背後にホワイトホールができる。







レイル「っ…!!」







ソプラノ「危ない!!リターン!」







レイル先輩の背中を貫く前に、音の波は軌道を変え、ソプラノさんのもとへ戻る。







メーティス「無駄なあがきを…わかっているだろう?!君たちもその命が途絶える日がくる!
それが早まり、ドラマティックになっただけじゃないか?!」








レイル「[太字]…誰かに強要される死がドラマティックだなんて思わないわ![/太字]」







レイル「[太字]私達はまだ、物語の途中なの!



その途中で死ぬことは、読者も悲しむ打ち切りのようなものでしょう?![/太字]」








メーティス「生きられないんだよ、この世界では!人間6人ではどうしようもないんだ!
ならばいつ死のうと関係ない、[太字]生きられないなら殺せばいい![/太字]」








シエル「そんなもの、最後までわからないでしょ!?」





シエル「あたしたちは足掻き続ける!笑顔でいられる、未来を求めて!!」





シエル「ルール・ハンマー!」





数式で作り上げたハンマーを持って、シエルさんがメーティスのもとへ走る。






レイル「メモリー・ストーリー!「西遊記」!觔斗雲!」








メーティス「…」







黄夏「っ…?」






今一瞬、メーティスの目の奥に、なにか…





[水平線]




No side






アステミ「はあああ?!!あのメーティスバカかよ!?」






メイジ「しゃあしいなー、こっちに攻撃飛んじ来たらどげえするんや?」







アステミ「だってこれ見ろよ、ほら!」






メイジ「なんちゃ~?」





[明朝体][漢字]精霊苗圃[/漢字][ふりがな]スピリット・ナーセリー[/ふりがな]
を破壊する。[/明朝体]








メイジ「…はあ!?」





[明朝体]今の地球には必要ないので、あれは木っ端微塵に砕いてしまおう。


そのあと、あらたに星を作り直せばいい。[/明朝体]




メイジ「…あいつ頭おかしいたあ思うちょったけどこげえまでたあ…」




アステミ「つーか、新しく星作るってなんだよ!?[太字]そんな力、今の神々にはねえぞ[/太字]?!」







「あの…アステミ様、メイジ様…」






アステミ「ん?どーした[太字]オルト[/太字]」







オルト「メーティス様は、たぶん…」

2025/04/22 21:11

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