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今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」、第3部「誠と偽りの狂情曲」、第4部「真実、誠実の優等生」、第5部「想い出は友情、時々希望。」、第6部「仁愛に今、決別の歌を。」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1
第3部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2280#JumpTitle
第4部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2733&no=1
第5部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2975&no=1
第6部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=3440&no=1

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永遠の絆と変わる世界

#11



レイル視点




扉の向こうには、だだっ広い部屋があって、





奥に大きな地球儀と、周りにはやはりたくさんの本棚があった。






メーティス「御覧、ここからの眺めが素晴らしいんだよ」






メーティスと名乗った男性は、そう言って大きな窓を開けると、私たちに風景を見せた。







壮観だった。







本当だったら、両目で見れたらもっとよかったのに____





そう思ってしまうぐらいには。






メーティス「…でもね。この世界も、いつかなくなる。」







神威「なくなる…ですか?」







メーティス「うん。それも案外遠くない未来の話だよ。」





アルト「…さっき、神様が言ってたな…
もうすぐ、精霊が狂ったせいで地球が崩壊するって」





メーティス「ああその通りさ、説明の分の行が省けたな。ありがとう。」






ソプラノ「…先ほどから、物語の筆者のような口ぶりだが…」





メーティス「…私の本をご覧になっただろう?」





神威「え?本…って、あの本棚にあったたくさんの?」





メーティス「そうだ。あれは全部、[太字]私が書いたんだよ[/太字]」






シエル「ええ!?」




メーティス「気になるなら借りても構わないさ。物語は読んでもらって初めて役割を果たすからね。」





そういわれると少し気になる。何冊か借りていこうか…





メーティス「…地球が滅ぶ。という話だがね」





メーティス「私は、[太字]滅びというのは素晴らしいと思う[/太字]」






黄夏「…それは、どういうことですか?」





メーティス「美しいじゃないか。すべてがなくなって、新しく始まる。
物語の起承転結の転。一番、面白いところだろう?」






神威「それって___」





メーティス「でも、私が滅んでしまってはいけないね。これからも、
沢山の物語を紡がなくてはいけないのだから。」







メーティス「…だからね。」







メーティス「…[太字]君たちには、キレイに死んでもらうよ[/太字]」







黄夏「____っ!?」






カーテンが揺れて、地球儀が回る。







メーティスの背後には、ひときわ強く輝く光の結晶があった。







シエル「…それ、何!?」






メーティス「[太字][漢字]精霊苗圃[/漢字][ふりがな]スピリット・ナーセリー
[/ふりがな][/太字]。精霊の力の結晶だ」








神威「力の結晶…!?」






メーティス「これがあることで、世界が成り立っているんだよ。






____でも、その力ももういらない。」










メーティス「[太字]今から地球は無くなるんだから!!![/太字]」

2025/04/17 20:18

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