二次創作
【戦慄の純愛サイコホラー】彼の恋は、甘くて痛い。🍏パロ (リクエストOK!)
苦い、苦い、苦い、苦い。
やっぱり、ひろくんと一緒に居られないと、僕はだめなんだ。
苦すぎる。甘さが苦さへと染み込んでいく。
なんで――――なんで――――……
あんなにひろくんが大好きなのに、こんなに苦い気持ちになる。
嫌だ、やめて―――…!
【戦慄の純愛サイコホラー】彼の恋は、甘くて痛い。
第20話 愛の王国
高校が終わって、もときはバイトの店に向かった。
……あんなにひろくんのことが大好きなのに、どうして、こんなに苦いんだろう。
それって、僕がひろくんのことを[太字]大好きすぎる[/太字]からってこと?
…っだめだめ、そんなこと考えてちゃだめ。
今日もバイトなんだよ?頑張らなくちゃ、僕……!
店長「は~い、じゃあ今日もありがとう!じゃ。給料はちゃんと確認しておいてね!」
……やっぱり、今日も給料の数が働いた分と一致してない。
きよかず「…もとき……どうしたんやろ。」
最近、一層もときの元気が無い。
そう思っていたきよかずは、相変わらずもときのことばかり心配していた。
もとき「…あのー、店長。ちょっといいですか?」
店長「はい、いいですよ?」
もときは、店長を店長室に招き入れた。
相変わらず、店長はもときの給料を勝手に減給しても許されると思っているようだ。
もとき「…店長、お給料、働いた分とあいません。間違ってます。」
店長「いいえ、間違っていません。あっています。」
店長は、余裕そうな顔触れで即答した。
もとき「……勝手に人のお給料を減給して許されるんですか?」
店長「許されるんです。ここは、俺の愛の王国だから……!」
………この人、苦い。苦い苦い苦い苦い!
苦すぎる…!心の底から苦味がこみあがってくる。
店長「ここは俺の愛の王国…!そして、俺はこの王国の主!この店は、決して誰にも俺の愛を壊せやしない…!」
……この人、苦いうえに気持ち悪い。
何それ、ここの主だからってなんでも自分勝手にやっていいって訳じゃ無いんだよ?
もとき「…どうしてそう思うんですか?」
店長「ははっ、君はくだらない質問をするね~!だって言っただろ?この愛の王国は誰にも壊されない!俺だけのもの!」
もとき「…さっきも言いましたけど、どうしてそう思うんですか?」
そして、もときの目は黒く染まり、店長を睨ましい眼差しで恐ろしい程に見つめる。
もとき「できますよ?」
店長「……は?」
もとき「だから、できますよ?あなたの愛の王国なんて、簡単に壊すことができるんです。ガラスのように脆くて、苦くて……そんなものを『愛』と呼べるあなたこそ、愛に相応しくない人だと思いますけどね。」
その瞬間、店長は背筋がゾッと震え、手は湿り、いつの間にか自分の服のエプロンを握り締めていることに気が付いた。
やっぱり、ひろくんと一緒に居られないと、僕はだめなんだ。
苦すぎる。甘さが苦さへと染み込んでいく。
なんで――――なんで――――……
あんなにひろくんが大好きなのに、こんなに苦い気持ちになる。
嫌だ、やめて―――…!
【戦慄の純愛サイコホラー】彼の恋は、甘くて痛い。
第20話 愛の王国
高校が終わって、もときはバイトの店に向かった。
……あんなにひろくんのことが大好きなのに、どうして、こんなに苦いんだろう。
それって、僕がひろくんのことを[太字]大好きすぎる[/太字]からってこと?
…っだめだめ、そんなこと考えてちゃだめ。
今日もバイトなんだよ?頑張らなくちゃ、僕……!
店長「は~い、じゃあ今日もありがとう!じゃ。給料はちゃんと確認しておいてね!」
……やっぱり、今日も給料の数が働いた分と一致してない。
きよかず「…もとき……どうしたんやろ。」
最近、一層もときの元気が無い。
そう思っていたきよかずは、相変わらずもときのことばかり心配していた。
もとき「…あのー、店長。ちょっといいですか?」
店長「はい、いいですよ?」
もときは、店長を店長室に招き入れた。
相変わらず、店長はもときの給料を勝手に減給しても許されると思っているようだ。
もとき「…店長、お給料、働いた分とあいません。間違ってます。」
店長「いいえ、間違っていません。あっています。」
店長は、余裕そうな顔触れで即答した。
もとき「……勝手に人のお給料を減給して許されるんですか?」
店長「許されるんです。ここは、俺の愛の王国だから……!」
………この人、苦い。苦い苦い苦い苦い!
苦すぎる…!心の底から苦味がこみあがってくる。
店長「ここは俺の愛の王国…!そして、俺はこの王国の主!この店は、決して誰にも俺の愛を壊せやしない…!」
……この人、苦いうえに気持ち悪い。
何それ、ここの主だからってなんでも自分勝手にやっていいって訳じゃ無いんだよ?
もとき「…どうしてそう思うんですか?」
店長「ははっ、君はくだらない質問をするね~!だって言っただろ?この愛の王国は誰にも壊されない!俺だけのもの!」
もとき「…さっきも言いましたけど、どうしてそう思うんですか?」
そして、もときの目は黒く染まり、店長を睨ましい眼差しで恐ろしい程に見つめる。
もとき「できますよ?」
店長「……は?」
もとき「だから、できますよ?あなたの愛の王国なんて、簡単に壊すことができるんです。ガラスのように脆くて、苦くて……そんなものを『愛』と呼べるあなたこそ、愛に相応しくない人だと思いますけどね。」
その瞬間、店長は背筋がゾッと震え、手は湿り、いつの間にか自分の服のエプロンを握り締めていることに気が付いた。