武器人間
#1
目の前を女が歩いている。女の前に出て、ナイフを顕現し、その女の首を切り裂く。すぐさま走り出し、その場から離れた。力を振るえたことに満足していた。これがぼくの生きる糧だった。仕事を終え辺りが暗くなるといつも、このために外へ出た。ぼくは、もっとこの力を振るいたいと感じた。自分にどこまでできるのかを、確かめたかった。
買い物をするため外へ出た。コンビニに行くと、騒がしかった。店員と客が血を出しながら倒れていた。斧を持った男が、鞄に物を詰めていた。男がぼくに気づき、斧を振り上げた。ぼくはナイフを顕現しつつ後ろへ下がり、首を狙って切った。血が溢れていたが、しかし男は倒れなかった。切り裂かれた首の傷が塞がっていた。
買い物をするため外へ出た。コンビニに行くと、騒がしかった。店員と客が血を出しながら倒れていた。斧を持った男が、鞄に物を詰めていた。男がぼくに気づき、斧を振り上げた。ぼくはナイフを顕現しつつ後ろへ下がり、首を狙って切った。血が溢れていたが、しかし男は倒れなかった。切り裂かれた首の傷が塞がっていた。
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