母：紗季ちゃん、ありがとうね。幸いにも、早く退院できそうだわ。
紗季：…、そうですか。
莉子：紗季ちゃん！後で話そう。お母さんはあっちいって！
母：わ、わかったわよ。
そして母が不思議そうな顔をして出て行った。
莉子：紗季ちゃん、[太字]あなたなんでしょ？[/太字]
莉子は真面目な顔をして言った。紗季はびっくりした顔で言った。
紗季：なんで！私じゃないし！友達疑うとか最低だね莉子。
莉子：最低じゃないもん！
医者：どちらが最低でしょうね。那賀 紗季（なか さき）さん？
紗季：私違うもん！あいつが勝手に転んだだけで…！
神崎：本当にそうでしょうか。私は、今回の事件の目撃者です。一部始終を見ていました。言い逃れはできないと思いますよ。
紗季：私が、やったわよ！ほら！これでいいんでしょ！
莉子：紗季ちゃん、あなたがこんなことするなんて思ってなかった。でも、少しだけわかる。
紗季：あなたに何がわかるっていうのよ！
医者：あ、待って！那賀さん！
莉子：はぁー…。でも軽いけがで済んだんでしょ？私。
医者：そうですね。まぁ明日には退院できる見込みです。
母：さっきすごい勢いで紗季ちゃんが走っていったけど、、病院の入り口で転んで骨折したみたいｗふふふ
莉子：自業自得、ってやつ？