パティシエを夢見ていた莉子。地元の小学校入学した。莉子はたくさんの友達を作りたいと言っていた。莉子は今日から学校。行ってきますと言って家を出た。

先生：では自己紹介をしましょうか♪

みんなが自己紹介をしていき、莉子の番が来た。

莉子：八乙女（やおとめ）莉子です！将来はパティシエになりたい！よろしくお願いします！
先生：八乙女さん！よろしくお願いします！
香帆：莉子ちゃんだっけ…？よろしくね！
莉子：よろしくね！香帆ちゃんだよね！

みんなとあっという間に仲良くなった莉子。だが小学校に入学したタイミングで頻繁に病気にかかるようになってしまった。だから莉子は途中で早退してしまうことがまれにあった。莉子はそれがきっかけで一部の人からいじめられていた。莉子はいじめられていることを母にいうことはできなかった。

里奈：また来たよｗ早退ちゃんｗ
紗季：本当だｗ早退ちゃんは早く帰ってくださぁいｗ
莉子：…。わかった。帰るね。
里奈：うわｗガチで帰ったんだけどｗうけるーｗｗ

莉子は学校を抜け出した。しばらく近所を歩いていると、黒い猫がいた。その黒い猫は莉子に語り掛けた。

黒猫：ん。何かあっただろ。
莉子：何でもないよ。
黒猫：いいや、そんなことないだろ。君は小学校に行ってないといけないだろ。
莉子：早退して家に帰ってるんです。
黒猫：嘘だね。どうせいじめられたんだろ？
莉子：ｺｸ。
黒猫：つらいと思うが、学校にいきな。いじめられたらまた俺に教えてくれ。いいな。

莉子は学校に行くことを決意した。