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世界一になりたくて

#14

宣戦布告

中学校登校中にて。莉子と五十嵐は一緒に学校へ行っていた。
莉子:そういえば五十嵐、お母さんいる?明日体育祭だよ!
五十嵐:あー、俺の母さんも親父も逝っちまった。
莉子:そう、なんだ。ごめんね五十嵐。
五十嵐:でもな、俺の年の離れたねーちゃんが俺の面倒を見てくれるんだ!
莉子:そっか。
 莉子は五十嵐がいままでどうしていたかは聞かなかった。でも、体育祭はいい思い出にしたいと思っていた。
 莉子Side
莉子は二人三脚、五十嵐は借り物競争だった。
莉子:山田さん!二人三脚練習しよう!
山田:元気だね莉子!いいよ!絶対一位取ろうね!w
莉子:うん!じゃあ足、結ぶね!きつくない?
山田:ありがとう!莉子ちゃんって優しいよね~!
莉子:そんなことないよ!じゃあ行くよ?いちに、いちに、
 五十嵐Side
五十嵐:俺は借り物だしやることなしか。ま、選抜リレーに出るから忙しいな。もうすぐスタートか。
井口:お前か。俺はこの学校の中で一番早いんだ。お前なんかが選抜になんて出られるわけがないw
五十嵐:俺はアンカーだ。絶対負けないぜ!
選抜リレーの練習が始まった。
五十嵐:俺は絶対負けないからな!
井口:この勝負、いや、体育祭で俺が勝ったら、莉子ちゃんは俺のものだ!
五十嵐:(ん、んん?何言ってるんだ?嫉妬か?)あ、あぁいいぞ。

2025/05/15 20:44

ゆゆゆ ID:≫ 9sXOSBkQInFCw
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