少女達は異世界転生を果たす
こんにちは。勇者になりました。零&明日華です。
この世界が【勇伝】の続きである事を知り、現在大歓喜中。
いやだって、うちらで作ったゲームの続きだよ?その世界に来てるんだよ?最高すぎない?!この状況で喜ばないゲーマーもプログラマーも居るわけないだろ!
零「それにしても…ここが勇伝の世界か〜。こういうのマジでいいよね〜。」
明日華「料理は私らが好きなものを詰めた感じのものだし、文化は外国寄りでも衛生面とかは日本そのもの!」
零「おまけに治安もだいぶ良い!」
零&明日華「最高すぎない〜。」
零「なにこの天国の様に素晴らしい空間。」
明日華「まじそれな〜。」
零「でもこのゲームだいぶ鬼畜ゲーだから死ぬ気でレベルアップしないとだね〜。」
明日華「まじでなんで鬼畜ゲーにしたの〜?」
零「鬼畜ゲー最高☆」
明日華「駄目だこりゃ。レベルアップに良い場所ってどこだっけ?」
零「レベルアップなら経験値がぼがぼ入るあの経験値の化身が居るとこだけど…あそこ、レベル60くらいではキツくない?」
明日華「う〜ん…確かに…あと戦闘力がめっちゃ上がるとかってなんかあったっけ…あっ!修行イベントは?あれ確かレベル関係なかったよね!」
零「明日華天才!修行イベント発生させに行こう!」
修行イベントというのは主人公が大量の敵に何度も殺されかけながら…というか師匠にも殺されかけながら一気に能力、魔法、回復の能力値が爆上がりするイベントだ。なにより嬉しいのはMPを効率よく使ったり、ものによってはMPなしで使える様になる為、レベルが低くても来ていいという点だ。ただし、その場所までの道のりは困難を極める。まぁそんなの今の私たちには関係ない。この激強のロウが居る私達には!ちなみに経験値が移行といってももちろんロウのレベルも上がっているのでロウのレベルも73まで上がっている。…もうそろそろ必要な経験値の量に絶望する頃合いじゃん…
まぁ毎度の如くロウが雑魚敵を蹴散らしながら、ロウが仕留め損なったのはうちらでちびちび倒しながら、なんの困難もなく、道中に配置した中ボスもロウでぶっ飛ばしながら修行の場に着いた。
レベル?レベルは65まであがった。理由?最初の町からここまでクソ遠いから。
でもここから先はロウに頼れない。和風をイメージした竹林にそこを抜けた先にある古くも手入れされた美しい建物。もうそろそろ…
「こんなところまでなんの様でしょうか?旅のお方?」
背後から突然声がかかる。その正体は人外でありながら人間の味方をし、人間の様に振る舞う、このゲーム屈指の強者。ラスボスである魔王より強い可能性すらもあると囁かれている老師。
私は静かにそんな彼の問いかけに答えた。
零「あなた様ならば分かっているのでは?ならば…聞く必要もないでしょう?
ーー駕來 遥世(がらい ようせ)様?」
駕來「…ハハハッ。面白い餓鬼がここを訪れたものですね。良いでしょう。あなたがたの師になって差し上げましょう。」
私達に異世界で師が出来ました。
この世界が【勇伝】の続きである事を知り、現在大歓喜中。
いやだって、うちらで作ったゲームの続きだよ?その世界に来てるんだよ?最高すぎない?!この状況で喜ばないゲーマーもプログラマーも居るわけないだろ!
零「それにしても…ここが勇伝の世界か〜。こういうのマジでいいよね〜。」
明日華「料理は私らが好きなものを詰めた感じのものだし、文化は外国寄りでも衛生面とかは日本そのもの!」
零「おまけに治安もだいぶ良い!」
零&明日華「最高すぎない〜。」
零「なにこの天国の様に素晴らしい空間。」
明日華「まじそれな〜。」
零「でもこのゲームだいぶ鬼畜ゲーだから死ぬ気でレベルアップしないとだね〜。」
明日華「まじでなんで鬼畜ゲーにしたの〜?」
零「鬼畜ゲー最高☆」
明日華「駄目だこりゃ。レベルアップに良い場所ってどこだっけ?」
零「レベルアップなら経験値がぼがぼ入るあの経験値の化身が居るとこだけど…あそこ、レベル60くらいではキツくない?」
明日華「う〜ん…確かに…あと戦闘力がめっちゃ上がるとかってなんかあったっけ…あっ!修行イベントは?あれ確かレベル関係なかったよね!」
零「明日華天才!修行イベント発生させに行こう!」
修行イベントというのは主人公が大量の敵に何度も殺されかけながら…というか師匠にも殺されかけながら一気に能力、魔法、回復の能力値が爆上がりするイベントだ。なにより嬉しいのはMPを効率よく使ったり、ものによってはMPなしで使える様になる為、レベルが低くても来ていいという点だ。ただし、その場所までの道のりは困難を極める。まぁそんなの今の私たちには関係ない。この激強のロウが居る私達には!ちなみに経験値が移行といってももちろんロウのレベルも上がっているのでロウのレベルも73まで上がっている。…もうそろそろ必要な経験値の量に絶望する頃合いじゃん…
まぁ毎度の如くロウが雑魚敵を蹴散らしながら、ロウが仕留め損なったのはうちらでちびちび倒しながら、なんの困難もなく、道中に配置した中ボスもロウでぶっ飛ばしながら修行の場に着いた。
レベル?レベルは65まであがった。理由?最初の町からここまでクソ遠いから。
でもここから先はロウに頼れない。和風をイメージした竹林にそこを抜けた先にある古くも手入れされた美しい建物。もうそろそろ…
「こんなところまでなんの様でしょうか?旅のお方?」
背後から突然声がかかる。その正体は人外でありながら人間の味方をし、人間の様に振る舞う、このゲーム屈指の強者。ラスボスである魔王より強い可能性すらもあると囁かれている老師。
私は静かにそんな彼の問いかけに答えた。
零「あなた様ならば分かっているのでは?ならば…聞く必要もないでしょう?
ーー駕來 遥世(がらい ようせ)様?」
駕來「…ハハハッ。面白い餓鬼がここを訪れたものですね。良いでしょう。あなたがたの師になって差し上げましょう。」
私達に異世界で師が出来ました。