少女達は異世界転生を果たす
こんにちは、前回無双していた零&明日華です。
まだ無双してたの?と思った皆様、残念!
現在、私達は…
迷子中です…
じめじめしたダンジョン内部を進む。ここで補足しておこう、ダンジョンは5〜10階層程度に分かれており、奥に進むにつれ、魔物が強化される。そしてダンジョンの最奥にはボスモンスターがいる…って感じだ。そして私達は…
一回を未だに彷徨っていた…
零「どこここ?」
明日華「どこだろ〜ね?」
辺りをキョロキョロと見渡す…も、何もいない。誰もいない。なんでって?足元を見てみよう。モンスターの残骸だらけだね☆
明日華「ねぇ零。ワンチャン零の空間魔法で下層に飛べたりしないの?」
零「このダンジョンが下層に行くほど縮んでいくタイプでかつ、ここが端あたりの場合とか、このダンジョンが下層に行くんじゃなくて別空間に飛ぶ系だと埋まって窒息死するけど大丈夫そ?」
明日華「…じゃあ空間把握とかは…」
零「知らん…てか明日華って全属性だし私よりMP量多いんだから代わりにやってよ。」
明日華「…確かに。」
そう答えた後に明日華がサクッと魔法を使う。
『空間魔法』
その瞬間、辺りが魔力による光に包まれた後、目の前にマップが浮かび上がった。
明日華「なっ…でっできた〜!?」
零「なんであなたの方が驚いてるのよ…。これ、私達の位置も把握できるのね。」
そこまで話した後に言葉を詰まらせる。地図の自分の位置を見つめて、瞬きして、もう一度見つめ直す。そして、少し神妙な顔で問う。
零「ねぇ、明日華。」
明日華「ん?どうかした?」
零「階段と真逆の方向に向かっていた様に思えるのは私だけ?」
明日華「…あ。」
この2人でダンジョンに潜るのは駄目だったのかもしれない。2人とも方向音痴すぎる。
明日華「ま、まぁお陰で1階層の魔物は一掃できたし、宝箱も近くにあるし…ね?」
そう言いながら右手側に向かい、扉を開けて宝箱を開く明日華を見て、呆れる。
零「明日華…それ、ダミー箱よ。」
明日華「え…?」
手遅れだったらしく、既に宝箱は魔物に変化してしまっていた。見た目は皆さんが思い浮かべる通りの魔物。そう、宝箱に牙と目を生やしたそれ。
急いだ後退してくる明日華が聞いてくる。
明日華「えっと、ダミー箱って強さどんくらいだっけ?」
零「ランクS+。魔法半減と物理攻撃耐性を持ってる地味に面倒な敵ね。」
明日華「思った以上に強くない?」
零「ちなみにレベル15くらいから既にランダム出現確率が1%な強敵。初心者の敵で、攻略本の敵。」
明日華「零?なんでそんなの作ったの?」
零「なんとなく。」
そんな会話をしながら明日華は素早く能力を使い、私は相手を全力で斬った。
明日華「…次の階層に、行こっか。」
少し疲れた様子でしみじみとそういう明日華を見ながら私は告げた。
零「明日華…それ逆方向よ。」
私達は異世界でダンジョン探索に向いていないようです。
まだ無双してたの?と思った皆様、残念!
現在、私達は…
迷子中です…
じめじめしたダンジョン内部を進む。ここで補足しておこう、ダンジョンは5〜10階層程度に分かれており、奥に進むにつれ、魔物が強化される。そしてダンジョンの最奥にはボスモンスターがいる…って感じだ。そして私達は…
一回を未だに彷徨っていた…
零「どこここ?」
明日華「どこだろ〜ね?」
辺りをキョロキョロと見渡す…も、何もいない。誰もいない。なんでって?足元を見てみよう。モンスターの残骸だらけだね☆
明日華「ねぇ零。ワンチャン零の空間魔法で下層に飛べたりしないの?」
零「このダンジョンが下層に行くほど縮んでいくタイプでかつ、ここが端あたりの場合とか、このダンジョンが下層に行くんじゃなくて別空間に飛ぶ系だと埋まって窒息死するけど大丈夫そ?」
明日華「…じゃあ空間把握とかは…」
零「知らん…てか明日華って全属性だし私よりMP量多いんだから代わりにやってよ。」
明日華「…確かに。」
そう答えた後に明日華がサクッと魔法を使う。
『空間魔法』
その瞬間、辺りが魔力による光に包まれた後、目の前にマップが浮かび上がった。
明日華「なっ…でっできた〜!?」
零「なんであなたの方が驚いてるのよ…。これ、私達の位置も把握できるのね。」
そこまで話した後に言葉を詰まらせる。地図の自分の位置を見つめて、瞬きして、もう一度見つめ直す。そして、少し神妙な顔で問う。
零「ねぇ、明日華。」
明日華「ん?どうかした?」
零「階段と真逆の方向に向かっていた様に思えるのは私だけ?」
明日華「…あ。」
この2人でダンジョンに潜るのは駄目だったのかもしれない。2人とも方向音痴すぎる。
明日華「ま、まぁお陰で1階層の魔物は一掃できたし、宝箱も近くにあるし…ね?」
そう言いながら右手側に向かい、扉を開けて宝箱を開く明日華を見て、呆れる。
零「明日華…それ、ダミー箱よ。」
明日華「え…?」
手遅れだったらしく、既に宝箱は魔物に変化してしまっていた。見た目は皆さんが思い浮かべる通りの魔物。そう、宝箱に牙と目を生やしたそれ。
急いだ後退してくる明日華が聞いてくる。
明日華「えっと、ダミー箱って強さどんくらいだっけ?」
零「ランクS+。魔法半減と物理攻撃耐性を持ってる地味に面倒な敵ね。」
明日華「思った以上に強くない?」
零「ちなみにレベル15くらいから既にランダム出現確率が1%な強敵。初心者の敵で、攻略本の敵。」
明日華「零?なんでそんなの作ったの?」
零「なんとなく。」
そんな会話をしながら明日華は素早く能力を使い、私は相手を全力で斬った。
明日華「…次の階層に、行こっか。」
少し疲れた様子でしみじみとそういう明日華を見ながら私は告げた。
零「明日華…それ逆方向よ。」
私達は異世界でダンジョン探索に向いていないようです。