二次創作
シャルシラの初夜 完結編
話は冒頭に戻る。
「やっぱり無理だ…!」
「いい加減腹を括ったらどうだ」
そういうシャルルマーニュは既に準備万端なようで、どこからか仕入れてきたローションとかコンドームの箱の裏の説明文を読み込んでいる。しかもどうやら興味津々なご様子だ。
「何故そんな落ち着いてられるんだ…」
「こういうの初めて使うんだが聖杯からの知識でどうにかなるかな」
「なんで乗り気なんだ…」
その後数十分に渡ってあれこれ言ってどうにかシャルルマーニュを説得したが失敗に終わり結局ヤるしかなくなった。
どうしてこんなことに…
「服脱いでも黒いんだな」
「そりゃあ、影だしな……あとそんなジロジロ見ないでほしいんだが…」
「あ、悪かった」
観念して服を脱ぎ去り裸になったが、元から影であることに変わりはなく相変わらず真っ黒なだけだ。色気もへったくれもあったもんじゃない。
「…一応言っておくが俺は初めてじゃない。生前、恋人と何回か……だから処女みたいな扱いはしなくていいからな」
「あ、ああ。なんかヤケクソ気味になってないか?」
「さあ?気のせいじゃないか」
「えーっと…じゃあとりあえず、後ろ向いて寝そべってくれ」
シャルルマーニュがリードすることになり俺は彼に身を委ねた。彼だって本当はこんなこと望んでないはずなのに巻き込んでしまったと罪悪感に苛まれながらこの時間が早く終わるのを願うのであった。
男同士の行為は多分初挑戦であろうシャルルマーニュはそもそもどこにあるかすら分かりづらい俺の後孔に恐る恐る中指を挿れる。
久々に感じる圧迫感、それと同時に襲う軽い気持ち悪さ、そばにあった枕を引き寄せて握りしめ声を押し殺す。
「う゛ぅ…」
「痛いか?」
「いや、はぁっ…大丈夫だ、続けて…くれ」
サーヴァントになってからも何度か自慰行為はしたものの、自分でやるのと人に触られるのとでは全く違う感覚を与えてくる。
「どこがいいとかあったら教えてくれ」
そうは言われても、頭の中はそんなことを考えられるほど余裕がなかった。とにかく自分が覚えてる範囲の気持ちいいところを伝える。
「う…もうすこし、奥…腹側のっ」
「んー…あ、これか?」
「っあぁ!?」
シャルルマーニュは胎内に挿れる指を増やし、俺が指示した箇所に言われた通り指を滑らせた。おそらくしこりのようなものがあったのであろう、シャルルマーニュがそこを押した瞬間俺の口から濁った悲鳴が漏れる。慌てて持っていた枕で口を押えつけたが、時既に遅しというやつだった。
「ここがいいんだな?」
子供がいたずらをするような口ぶりでニヤリと笑った(気がする)シャルルマーニュがそこを熱心に攻め立てた。
「まっ、あぅっ♡そこ」
我慢しようとしていたが思わず声が漏れてしまった。とにかくこれ以上声が出ないよう、口の端からフーッ♡フーッ♡と荒い息を押し殺して必死に耐えた。
だってこんな汚い声、彼が聞いたら引くだろうから。
「しゃる、シャルル、まーにゅ、まってぇっ…!声がでる、からァッ♡」
いつも一人でヤるときはこんなじゃないのに、相手がシャルルマーニュだからだろうか。
「いいぞ、別に。ここは防音もしっかりしてるから大声出しても大丈夫だ」
「ちがぁっ♡そういうことじゃにゃいぃっ♡」
いやだ、げんめつされたくない、きらわれたくない…!
「ひっぐぅ…ぐすっ…う゛ぅっ♡」
「うーんと…こんくらいで大丈夫かな、だいぶ解けてきたし」
もはや彼がなんと言っているのかすら理解できていなくて、体勢を変えられたのもなすがままだった。
視点が回って天井を向いたかと思うと、気づいた時にはシャルルマーニュが俺に覆いかぶさっていた。服もいつの間にか脱いでおり、過剰な筋肉もなく、かと言って細すぎるわけでもない、美しい肉体がお目見えする。
その美しさに見とれていると尻の穴に熱いものが押し付けられ、
「あ…?」
「よし、じゃあ挿れるぞ。ちゃんとコンドームは付けてるから」
「えっ、まっ、はいらなっ、はいらない!そんなの、」
ぐりゅ♡
「ぎゃんっ?!ま、っでっ♡ア゛っあぁ゛っ♡」
「くっ…力抜いてくれ、シラノっ…!」
腹の中に入ってくる肉棒、指とは比べ物にならないほど太く熱を帯びていた。というか何よりデカい。俺のより確実にデカい。
「あ゛うぅ゛っ♡♡ひぅ゛っ♡」
「はぁっ…とりあえず入ったけど、大丈夫か?」
大丈夫なわけあるか!!見えないからそっちは気づいてないだろうが俺の陰茎はもう絶頂限界ギリギリなんだぞ!
「ふぅーっ♡ふぅーっ♡きついっ…!」
「一回、抜くか?」
シャルルマーニュはそう言うと俺の胎内に入っているモノをゆっくり引き抜き始めた。それと同時にナカへの刺激も再開され始めるのでこっちはたまったもんじゃない。
ずりゅ♡ずりゅ♡
「はお゛っ♡まっで、ぬくのだめェ゛♡」
「あ、すまん」
ごりゅ♡
「ぐぅ゛ぅ〜〜♡♡」
あたまが、おかしくなってしまう。
「っ…結構クるな…これ」
「いやだ…っ!こわい゛ぃ…やだ…」
泣き叫びながら涙と唾液と鼻水に塗れた顔面をシーツに擦り付けているとピタッとシャルルマーニュの動きが止まった。
「…そこまで嫌ならやめるか?」
「…え?」
気づけば胎内の圧迫感がなくなっていて真剣な顔をしたシャルルマーニュがこちらを見つめている。
「アンタが嫌なことはしたくない」
「あ…いや、俺は…」
それは言葉のあやというやつで、いや一回待ってほしかったのもあるが…!彼は真面目なんだろうから、多分俺が本気で嫌がってると思ったからやめたんだろう。
「っっっ………いいから!俺がいやだ、やめてって言っても続けてくれ…!」
「…言ったな?」
シャルルマーニュはそう言うと俺の太腿を持ち上げて影の中の後孔を探り当てるとおもむろに彼の陰茎を本来は出口のその場所に押し当てた。
「もう、止まれないからな」
「…ぁううう゛〜〜っっ!!」
ぐりゅぐりゅと凶悪な音をたてて再びナカに侵入してきたそれに息を飲む。
もう戻ってこられないところまで来ているのだから、あとは身を任せるだけでもいいだろう。
「シラノっ…!」
「ふぁあぁ゛〜〜♡しゃる、しゃるるぅっ♡すきだっ、すきだぁ…!」
俺自身、自分が何を口走っているかなんてわかってない。でもいいんだ、これが今回限りでも好きにやらせてくれ。
「ははっ…それがあんたの本心か?」
「ひあ゛っ♡う゛んっ♡シャルルっ、もっとぉ…」
シャルルマーニュの背中に手を回して引き寄せれば彼は腰の動きを継続しながら俺の額にキスをした。
「はっ…口はこの辺か?」
「んむっ…ちゅっ…♡ふ…ぅん♡」
舌を使った下品極まりないキス。普段のシャルルマーニュからは想像できないほど濃厚で意識が飛びそうだった。
「っシラノ、そろそろ…」
「んあ゛ぁ〜♡おれもっ…いきそぉっ♡」
前後の動きのテンポがだんだん速くなっていき、お互いに限界が近いのだとわかる。
「くぅっ………!!」
「あはぁ♡お゛っ♡ん゛ぅぅ…♡いく、イグぅ〜〜っっっ……♡♡♡」
目を覚ますといつもの天井。体を起こそうとする前から腰やら股関節やらに強烈な痛み。体全体に猛烈な倦怠感。そして喉の乾き。
ふと気配がして首だけを動かすと、隣にスヤスヤとお眠りになられているシャルルマーニュ。
………シャルルマーニュ?
「ウワーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!」
「うわなんだ、ビックリした!」
「こっちの台詞なんだが?!え?なん、なんで」
「…昨日のこと覚えてないのか?」
「昨日…?」
…………………
「ワアアアアアーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」
「朝から元気だなぁ…」
その後、ちゃんと話し合って正式に付き合うことになり、マスターや大勢のサーヴァントから祝福される二人なのであった。
「やっぱり無理だ…!」
「いい加減腹を括ったらどうだ」
そういうシャルルマーニュは既に準備万端なようで、どこからか仕入れてきたローションとかコンドームの箱の裏の説明文を読み込んでいる。しかもどうやら興味津々なご様子だ。
「何故そんな落ち着いてられるんだ…」
「こういうの初めて使うんだが聖杯からの知識でどうにかなるかな」
「なんで乗り気なんだ…」
その後数十分に渡ってあれこれ言ってどうにかシャルルマーニュを説得したが失敗に終わり結局ヤるしかなくなった。
どうしてこんなことに…
「服脱いでも黒いんだな」
「そりゃあ、影だしな……あとそんなジロジロ見ないでほしいんだが…」
「あ、悪かった」
観念して服を脱ぎ去り裸になったが、元から影であることに変わりはなく相変わらず真っ黒なだけだ。色気もへったくれもあったもんじゃない。
「…一応言っておくが俺は初めてじゃない。生前、恋人と何回か……だから処女みたいな扱いはしなくていいからな」
「あ、ああ。なんかヤケクソ気味になってないか?」
「さあ?気のせいじゃないか」
「えーっと…じゃあとりあえず、後ろ向いて寝そべってくれ」
シャルルマーニュがリードすることになり俺は彼に身を委ねた。彼だって本当はこんなこと望んでないはずなのに巻き込んでしまったと罪悪感に苛まれながらこの時間が早く終わるのを願うのであった。
男同士の行為は多分初挑戦であろうシャルルマーニュはそもそもどこにあるかすら分かりづらい俺の後孔に恐る恐る中指を挿れる。
久々に感じる圧迫感、それと同時に襲う軽い気持ち悪さ、そばにあった枕を引き寄せて握りしめ声を押し殺す。
「う゛ぅ…」
「痛いか?」
「いや、はぁっ…大丈夫だ、続けて…くれ」
サーヴァントになってからも何度か自慰行為はしたものの、自分でやるのと人に触られるのとでは全く違う感覚を与えてくる。
「どこがいいとかあったら教えてくれ」
そうは言われても、頭の中はそんなことを考えられるほど余裕がなかった。とにかく自分が覚えてる範囲の気持ちいいところを伝える。
「う…もうすこし、奥…腹側のっ」
「んー…あ、これか?」
「っあぁ!?」
シャルルマーニュは胎内に挿れる指を増やし、俺が指示した箇所に言われた通り指を滑らせた。おそらくしこりのようなものがあったのであろう、シャルルマーニュがそこを押した瞬間俺の口から濁った悲鳴が漏れる。慌てて持っていた枕で口を押えつけたが、時既に遅しというやつだった。
「ここがいいんだな?」
子供がいたずらをするような口ぶりでニヤリと笑った(気がする)シャルルマーニュがそこを熱心に攻め立てた。
「まっ、あぅっ♡そこ」
我慢しようとしていたが思わず声が漏れてしまった。とにかくこれ以上声が出ないよう、口の端からフーッ♡フーッ♡と荒い息を押し殺して必死に耐えた。
だってこんな汚い声、彼が聞いたら引くだろうから。
「しゃる、シャルル、まーにゅ、まってぇっ…!声がでる、からァッ♡」
いつも一人でヤるときはこんなじゃないのに、相手がシャルルマーニュだからだろうか。
「いいぞ、別に。ここは防音もしっかりしてるから大声出しても大丈夫だ」
「ちがぁっ♡そういうことじゃにゃいぃっ♡」
いやだ、げんめつされたくない、きらわれたくない…!
「ひっぐぅ…ぐすっ…う゛ぅっ♡」
「うーんと…こんくらいで大丈夫かな、だいぶ解けてきたし」
もはや彼がなんと言っているのかすら理解できていなくて、体勢を変えられたのもなすがままだった。
視点が回って天井を向いたかと思うと、気づいた時にはシャルルマーニュが俺に覆いかぶさっていた。服もいつの間にか脱いでおり、過剰な筋肉もなく、かと言って細すぎるわけでもない、美しい肉体がお目見えする。
その美しさに見とれていると尻の穴に熱いものが押し付けられ、
「あ…?」
「よし、じゃあ挿れるぞ。ちゃんとコンドームは付けてるから」
「えっ、まっ、はいらなっ、はいらない!そんなの、」
ぐりゅ♡
「ぎゃんっ?!ま、っでっ♡ア゛っあぁ゛っ♡」
「くっ…力抜いてくれ、シラノっ…!」
腹の中に入ってくる肉棒、指とは比べ物にならないほど太く熱を帯びていた。というか何よりデカい。俺のより確実にデカい。
「あ゛うぅ゛っ♡♡ひぅ゛っ♡」
「はぁっ…とりあえず入ったけど、大丈夫か?」
大丈夫なわけあるか!!見えないからそっちは気づいてないだろうが俺の陰茎はもう絶頂限界ギリギリなんだぞ!
「ふぅーっ♡ふぅーっ♡きついっ…!」
「一回、抜くか?」
シャルルマーニュはそう言うと俺の胎内に入っているモノをゆっくり引き抜き始めた。それと同時にナカへの刺激も再開され始めるのでこっちはたまったもんじゃない。
ずりゅ♡ずりゅ♡
「はお゛っ♡まっで、ぬくのだめェ゛♡」
「あ、すまん」
ごりゅ♡
「ぐぅ゛ぅ〜〜♡♡」
あたまが、おかしくなってしまう。
「っ…結構クるな…これ」
「いやだ…っ!こわい゛ぃ…やだ…」
泣き叫びながら涙と唾液と鼻水に塗れた顔面をシーツに擦り付けているとピタッとシャルルマーニュの動きが止まった。
「…そこまで嫌ならやめるか?」
「…え?」
気づけば胎内の圧迫感がなくなっていて真剣な顔をしたシャルルマーニュがこちらを見つめている。
「アンタが嫌なことはしたくない」
「あ…いや、俺は…」
それは言葉のあやというやつで、いや一回待ってほしかったのもあるが…!彼は真面目なんだろうから、多分俺が本気で嫌がってると思ったからやめたんだろう。
「っっっ………いいから!俺がいやだ、やめてって言っても続けてくれ…!」
「…言ったな?」
シャルルマーニュはそう言うと俺の太腿を持ち上げて影の中の後孔を探り当てるとおもむろに彼の陰茎を本来は出口のその場所に押し当てた。
「もう、止まれないからな」
「…ぁううう゛〜〜っっ!!」
ぐりゅぐりゅと凶悪な音をたてて再びナカに侵入してきたそれに息を飲む。
もう戻ってこられないところまで来ているのだから、あとは身を任せるだけでもいいだろう。
「シラノっ…!」
「ふぁあぁ゛〜〜♡しゃる、しゃるるぅっ♡すきだっ、すきだぁ…!」
俺自身、自分が何を口走っているかなんてわかってない。でもいいんだ、これが今回限りでも好きにやらせてくれ。
「ははっ…それがあんたの本心か?」
「ひあ゛っ♡う゛んっ♡シャルルっ、もっとぉ…」
シャルルマーニュの背中に手を回して引き寄せれば彼は腰の動きを継続しながら俺の額にキスをした。
「はっ…口はこの辺か?」
「んむっ…ちゅっ…♡ふ…ぅん♡」
舌を使った下品極まりないキス。普段のシャルルマーニュからは想像できないほど濃厚で意識が飛びそうだった。
「っシラノ、そろそろ…」
「んあ゛ぁ〜♡おれもっ…いきそぉっ♡」
前後の動きのテンポがだんだん速くなっていき、お互いに限界が近いのだとわかる。
「くぅっ………!!」
「あはぁ♡お゛っ♡ん゛ぅぅ…♡いく、イグぅ〜〜っっっ……♡♡♡」
目を覚ますといつもの天井。体を起こそうとする前から腰やら股関節やらに強烈な痛み。体全体に猛烈な倦怠感。そして喉の乾き。
ふと気配がして首だけを動かすと、隣にスヤスヤとお眠りになられているシャルルマーニュ。
………シャルルマーニュ?
「ウワーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!」
「うわなんだ、ビックリした!」
「こっちの台詞なんだが?!え?なん、なんで」
「…昨日のこと覚えてないのか?」
「昨日…?」
…………………
「ワアアアアアーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」
「朝から元気だなぁ…」
その後、ちゃんと話し合って正式に付き合うことになり、マスターや大勢のサーヴァントから祝福される二人なのであった。
このボタンは廃止予定です