二次創作
狩人少女(HUNTER×HUNTER)
キルアや私はともかく、ゴンまでもが驚愕の声を上げた事が余程ショックだったのか、「絶交」などと口にしているレオリオさん。
いやいやいやいや、あり得ない。
どう見ても成人済みでしょうよ。
え、何スーツ?スーツとグラサンの所為なの?
おっさんがおっさんじゃなかった時……前にも一度あったような…?
『つか俺まだ20なんだけど。』
何これデジャヴかな?
不思議に思いつつも私は走り続けた。
[水平線]
―走り始めて4時間が経過―
一向に出口の見えない戦いに体力的にも、精神的にも疲弊し始めた頃だった。
ふと前方の方にいたレオリオさんが視界から消えた。
「…?」
どうしたのかと思い、振り向くと肩で息を付いているレオリオさんが。
反射的に私も足を止め、近づこうとすると
「○○、行こうぜ。」
と、冷徹な声色のキルアが私の名を呼び止める。
「え、でも…」
「これはハンター試験だ。遊びじゃねぇんだぞ。」
それは分かっているけど。
「だけど…」
歯切れの悪い返事を繰り返し、一向に諦めない私に痺れを切らしたのか、キルアが私の手首を掴む。
ゴンはレオリオさんをじっと見つめている。
「…ざけんなよ。」
「「「ん?」」」
「絶対ハンターになったるんじゃぁ!!クソッタラぁぁぁあ!」
いきなり顔を上げたかと思うと、思い切り大声を上げて走り始めるレオリオさん。
ビックリしたぁ。元気で良かった。
ホッと胸を撫で下ろした私を余所に、ゴンは持っていた釣り竿を虚空に向かって振る。
鈎の部分が見事にレオリオの鞄の取っ手を掴んだかと思うと、瞬時にそれを引き寄せる。
か、かかかカッコいい〜!!
私が小さく胸元の手前で拍手を贈ると、照れたように頭をかきながらえへへと笑うゴン。
拝啓お母さん、私は天使を見つけました。
「俺達も置いていかれないように行こう!」
元気よく声を上げたかと思うと、勢いよく走り出すゴンの姿を見て、思わず私もつられて笑ってしまった。
ゴンの背中を追い掛けながら軽やかに走っていると、ふとキルアが小さな声で私に話しかけた。
「さっきは悪ィ。その……無理矢理連れてこうとして。」
あまりにも予想外な言葉に少々面食らいながらも、思わずニヤけそうになる片手で口元を隠して
「気にしてないよ。素直に謝れるキル素敵〜!
お母さん泣いちゃう。」
と、あえておどけてみせた。
「…はっ!?ばっ、馬鹿!馬鹿○○!!キルなんて言い方すんなよっ!恥ずかしいだろ!!//」
先程の声の音量を遥かに超える声でまくし立てるキルアを見て、私は
(キルアってツンデレなんだ……。)
と一人で勝手に納得した。
こんなに面白い仲間がいたら、ハンター試験も案外行けるかも?と思いながら。
数時間後、この思惑が儚く散っていくとも知らず。
[水平線]
「何これ……。」
「何って、階段だろ。」
「いや、そうじゃなくて。」
仏頂面でバカ真面目に答えるキルアを一瞥し、もう一度視線をそれへと戻す。
私と周りの受験生の目の先には、出口の見えない長い階段があったのだった。
いやいやいやいや、あり得ない。
どう見ても成人済みでしょうよ。
え、何スーツ?スーツとグラサンの所為なの?
おっさんがおっさんじゃなかった時……前にも一度あったような…?
『つか俺まだ20なんだけど。』
何これデジャヴかな?
不思議に思いつつも私は走り続けた。
[水平線]
―走り始めて4時間が経過―
一向に出口の見えない戦いに体力的にも、精神的にも疲弊し始めた頃だった。
ふと前方の方にいたレオリオさんが視界から消えた。
「…?」
どうしたのかと思い、振り向くと肩で息を付いているレオリオさんが。
反射的に私も足を止め、近づこうとすると
「○○、行こうぜ。」
と、冷徹な声色のキルアが私の名を呼び止める。
「え、でも…」
「これはハンター試験だ。遊びじゃねぇんだぞ。」
それは分かっているけど。
「だけど…」
歯切れの悪い返事を繰り返し、一向に諦めない私に痺れを切らしたのか、キルアが私の手首を掴む。
ゴンはレオリオさんをじっと見つめている。
「…ざけんなよ。」
「「「ん?」」」
「絶対ハンターになったるんじゃぁ!!クソッタラぁぁぁあ!」
いきなり顔を上げたかと思うと、思い切り大声を上げて走り始めるレオリオさん。
ビックリしたぁ。元気で良かった。
ホッと胸を撫で下ろした私を余所に、ゴンは持っていた釣り竿を虚空に向かって振る。
鈎の部分が見事にレオリオの鞄の取っ手を掴んだかと思うと、瞬時にそれを引き寄せる。
か、かかかカッコいい〜!!
私が小さく胸元の手前で拍手を贈ると、照れたように頭をかきながらえへへと笑うゴン。
拝啓お母さん、私は天使を見つけました。
「俺達も置いていかれないように行こう!」
元気よく声を上げたかと思うと、勢いよく走り出すゴンの姿を見て、思わず私もつられて笑ってしまった。
ゴンの背中を追い掛けながら軽やかに走っていると、ふとキルアが小さな声で私に話しかけた。
「さっきは悪ィ。その……無理矢理連れてこうとして。」
あまりにも予想外な言葉に少々面食らいながらも、思わずニヤけそうになる片手で口元を隠して
「気にしてないよ。素直に謝れるキル素敵〜!
お母さん泣いちゃう。」
と、あえておどけてみせた。
「…はっ!?ばっ、馬鹿!馬鹿○○!!キルなんて言い方すんなよっ!恥ずかしいだろ!!//」
先程の声の音量を遥かに超える声でまくし立てるキルアを見て、私は
(キルアってツンデレなんだ……。)
と一人で勝手に納得した。
こんなに面白い仲間がいたら、ハンター試験も案外行けるかも?と思いながら。
数時間後、この思惑が儚く散っていくとも知らず。
[水平線]
「何これ……。」
「何って、階段だろ。」
「いや、そうじゃなくて。」
仏頂面でバカ真面目に答えるキルアを一瞥し、もう一度視線をそれへと戻す。
私と周りの受験生の目の先には、出口の見えない長い階段があったのだった。