二次創作
狩人少女(HUNTER×HUNTER)
ステーキを食べ終わった後、歌を歌いながら待っていると駆動音と動きが止まり、扉が静かに開いた。
「君は目覚〜めてっゆっく〜♪――あ、着いたのか」
エレベーターを降りて1番に向けられたのは冷たい殺気と視線。
射貫かれたような鋭い視線に思わずに立ちすくんでいると、緑色の頭をした人(?)からナンバープレートをもらった。
125番。その数字を見てぎょっとした。
え、今だけで100人もいるんすか!?
流石ハンター試験と言ったところだろうか。
強面のおっさんや屈強な身体をした人をチラチラと盗み見ながら、端のほうに寄る。
しばらくして、暇を持て余していると、小太りのおっさんがこちらに気づいて向かってきた。
「なあ、君[漢字]新人[/漢字][ふりがな]ルーキー[/ふりがな]だろ?」
[水平線]
解せない。とても解せない。
何が嬉しくて、開口一番におっさんとお話しなきゃいけないの?
腕に付けた時計を横目で見ると、まだ締め切り時間まで全然余裕がある。解せぬ。
「――で、あいつがハンゾー……おい聞いてるか?」
「えっ、あぁ、はい。凄い素敵なオールバックだと思いますよ。―――カツラですか?」
「いや絶対聞いてないだろ!!」
えっ、バレた。何故ゆえに。
「せっかく人が説明してるのに……まぁいいや。お近づきの印にコレ。」
言い、持ち出したのは自販機やコンビニでどこでも売っているようなフルーツの缶ジュースだった。
ニコニコと人好きの笑いを浮かべながら私に手渡す。
どうしよう、物凄くいらない。
名前もまだ知らない人から貰った物なんて、喉を通るわけないし。てか水筒あるし!!!
「エト、ノドガカワイテナクテェー」
とりあえずそれっぽい理由を適当に並べて断ろうとするも、ぐ、と顔を近づけて来た。
イヤァァァァ!!加齢臭!!!
「後から渇くかもしれないだろ?取り敢えず持っときなって。ほら。」
尋常じゃない程のおっさんの食い付きっぷりで、私は缶ジュースを受け取りざるを得なかった。
私が渋々受け取りったのを見ると、満足したようにその場を去って行った。
「マジで何だったんだ……。」
手元の缶を見つめながら手で弄んでいると、ふと声を掛けられた。
「ね。そのジュース要らないなら頂戴。」
見ると白髪のスケボーを持った少年が、私の手元のジュースを物欲しそうに見つめていた。
「どうせトンパさんから貰ったんだろ?ソレ。」
「トンパ…?」
「トンパだよ。あの青い服着てたオッサン。」
「あぁ!?あの人トンパって言うんだ。」
「いや名前知らずに話してたのかよ。」
「まーね。」
殆ど聞いてなかったけど。と内心思いつつ、ジュースを少年に手渡す。
「サンキュ。」
短く礼を言う少年にふと疑問が湧く。
「そう言えば何でトンパさんだって分かったの?」
「え?あー。おんなじ缶色んな人に配ってたから。」
言いつつ、空になった別の缶を出す。
「でもお前飲まなくて良かったなー。これ多分毒入ってるぞ?」
「は、毒!?」
「おー。一般人が飲んだら腹壊――いでっ!?」
「そんな劇薬入りジュース飲むな!!ほら、べーってしなさい!べーって!!……出せやあぁぁ!」
「あだだだだっ!?バカ、離れろ!俺は大丈夫なんだよ!」
「は?んな訳無―――」
「訓練してるから。毒ぐらいじゃ死なねー。」
私の言葉を遮り、ニヒルに笑う少年を見て思った。
「えー、厨二病…?え、幽◯白書の飛◯?」
「お前マジで失礼だなっ!!」
いや、冷静に考えて毒じゃ死なない体質って何よ。
どんなお母さんの手料理食べてたらそんな化物産まれるのよ。
いまいち理解が出来ていない私の様子に気づいたのか、ふと話を変えたスケボー少年。
「オレ、キルア。お前は?」
「●●○○。」
「○○かー。よろしくな。」
笑いながら頭の後ろで手を組む。
こんなちっこい子まで参加するんだ。ハンター試験って。
感心しているとその雰囲気をブチ壊すかの勢いで
「ジリリリリリリ!」と音が鳴る。
「うわっ!?」
「ビクッた〜。試験始まったんじゃね?」
周りの人皆が音の鳴る方へ目を向ける。
「ではこれより、ハンター試験を開始します。」
その一声で、地下の場の空気がガラリと変わったのを頬で感じた。
「君は目覚〜めてっゆっく〜♪――あ、着いたのか」
エレベーターを降りて1番に向けられたのは冷たい殺気と視線。
射貫かれたような鋭い視線に思わずに立ちすくんでいると、緑色の頭をした人(?)からナンバープレートをもらった。
125番。その数字を見てぎょっとした。
え、今だけで100人もいるんすか!?
流石ハンター試験と言ったところだろうか。
強面のおっさんや屈強な身体をした人をチラチラと盗み見ながら、端のほうに寄る。
しばらくして、暇を持て余していると、小太りのおっさんがこちらに気づいて向かってきた。
「なあ、君[漢字]新人[/漢字][ふりがな]ルーキー[/ふりがな]だろ?」
[水平線]
解せない。とても解せない。
何が嬉しくて、開口一番におっさんとお話しなきゃいけないの?
腕に付けた時計を横目で見ると、まだ締め切り時間まで全然余裕がある。解せぬ。
「――で、あいつがハンゾー……おい聞いてるか?」
「えっ、あぁ、はい。凄い素敵なオールバックだと思いますよ。―――カツラですか?」
「いや絶対聞いてないだろ!!」
えっ、バレた。何故ゆえに。
「せっかく人が説明してるのに……まぁいいや。お近づきの印にコレ。」
言い、持ち出したのは自販機やコンビニでどこでも売っているようなフルーツの缶ジュースだった。
ニコニコと人好きの笑いを浮かべながら私に手渡す。
どうしよう、物凄くいらない。
名前もまだ知らない人から貰った物なんて、喉を通るわけないし。てか水筒あるし!!!
「エト、ノドガカワイテナクテェー」
とりあえずそれっぽい理由を適当に並べて断ろうとするも、ぐ、と顔を近づけて来た。
イヤァァァァ!!加齢臭!!!
「後から渇くかもしれないだろ?取り敢えず持っときなって。ほら。」
尋常じゃない程のおっさんの食い付きっぷりで、私は缶ジュースを受け取りざるを得なかった。
私が渋々受け取りったのを見ると、満足したようにその場を去って行った。
「マジで何だったんだ……。」
手元の缶を見つめながら手で弄んでいると、ふと声を掛けられた。
「ね。そのジュース要らないなら頂戴。」
見ると白髪のスケボーを持った少年が、私の手元のジュースを物欲しそうに見つめていた。
「どうせトンパさんから貰ったんだろ?ソレ。」
「トンパ…?」
「トンパだよ。あの青い服着てたオッサン。」
「あぁ!?あの人トンパって言うんだ。」
「いや名前知らずに話してたのかよ。」
「まーね。」
殆ど聞いてなかったけど。と内心思いつつ、ジュースを少年に手渡す。
「サンキュ。」
短く礼を言う少年にふと疑問が湧く。
「そう言えば何でトンパさんだって分かったの?」
「え?あー。おんなじ缶色んな人に配ってたから。」
言いつつ、空になった別の缶を出す。
「でもお前飲まなくて良かったなー。これ多分毒入ってるぞ?」
「は、毒!?」
「おー。一般人が飲んだら腹壊――いでっ!?」
「そんな劇薬入りジュース飲むな!!ほら、べーってしなさい!べーって!!……出せやあぁぁ!」
「あだだだだっ!?バカ、離れろ!俺は大丈夫なんだよ!」
「は?んな訳無―――」
「訓練してるから。毒ぐらいじゃ死なねー。」
私の言葉を遮り、ニヒルに笑う少年を見て思った。
「えー、厨二病…?え、幽◯白書の飛◯?」
「お前マジで失礼だなっ!!」
いや、冷静に考えて毒じゃ死なない体質って何よ。
どんなお母さんの手料理食べてたらそんな化物産まれるのよ。
いまいち理解が出来ていない私の様子に気づいたのか、ふと話を変えたスケボー少年。
「オレ、キルア。お前は?」
「●●○○。」
「○○かー。よろしくな。」
笑いながら頭の後ろで手を組む。
こんなちっこい子まで参加するんだ。ハンター試験って。
感心しているとその雰囲気をブチ壊すかの勢いで
「ジリリリリリリ!」と音が鳴る。
「うわっ!?」
「ビクッた〜。試験始まったんじゃね?」
周りの人皆が音の鳴る方へ目を向ける。
「ではこれより、ハンター試験を開始します。」
その一声で、地下の場の空気がガラリと変わったのを頬で感じた。