二次創作
狩人少女(HUNTER×HUNTER)
「えっ、ここが試験会場?」
○○は理想とはあまりにもかけ離れた外装の建物に、思わず目を数度しばたたかせた。
―――――――――――――――――――――
私の名前は●●○○。
ハンターになる事を志し、わざわざ遠い日本から遥々やって来たのだが。
目の先に映るのは定食屋。隣を見れば、腕を組んでこちらを見つめる[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ナビゲーター[/ふりがな]。
「ここが試験会場とか、冗談ですよね!?ちゃんと私、会場着きますよね?」
不安と怒りで若干まくし立てながら問うと、案内人は無言のままこちらを見ゆる。
若干呆れの念を込めながら。
その仕草で更に怒りが沸いた私は更にまくし立てて問う。
「も、もしかして相手が幼気な少女だからってからかってるんですか!?おっさん舐めてます!?」
「舐めてねぇ。つか俺まだ20なんだけど。」
「あのな、嬢ちゃん。会場に入る為には合言葉が必要なんだよ。今から教えてやる。」
「わっ、こっち近づかないで下さい。加齢臭が移る。」
「お前此処で不合格にしてやろうか。」
「勘弁願いたいっす。」
両手をひらひらと挙げ、敵意が無いことを示す。
その後も何度か言い合いになったが、合言葉は教えてもらえた。
「行ってきまぁす。」
片手を挙げ、定食屋へと足を向ける。
「あぁ、頑張れよ。幸運を祈るぜ。」
「クソお世話になりました。おっさん。」
「おっさんじゃねぇよ。あんまり大人舐めてると痛い目見るぞガキ。」
「舐めたくないですよ、そんな顔。」
「お前マジで足の全指タンスの角にぶつけろ!!!それか財布無くせ!!!」
やだ、そんなに怒ると皺が増えますよ。
後ろでキレ散らかしてるおっさんを差し置いて私は定食屋に足を運んでいった。
[水平線]
戸が音をたてて開くと、瞬時に肉の焼けるいい匂いが、私の鼻腔をくすぐる。
うわぁ、物凄くいい匂い。
油のはじける音を聞きながら店内を進む。
「いらっしゃい、お客さん注文は?」
「ここは蓮根のハンバーグ定しょ……い、いや『ステーキ定食』で。」
しまった、つい本音が。
慌てて口を押さえる。
注文を聞き終えた店長の顔つきがほんの一瞬だけ、険しくなる。
「焼き方は?」
「弱火でじっくり」
「あいよ。奥の部屋どうぞ。」
良かったー!!どうやら合言葉が通じたみたい。
通された部屋を見るとなんと、机の上にステーキが焼いた状態でもう乗っちゃってるじゃないですか!!
「えっ、早!?は◯寿司でももう少し遅いのに。」
恐ろしく速い提供。うーん、私でなきゃ見逃しちゃうね。
じゅわじゅわと油を飛ばしながら芳ばしい香りを漂わせるステーキにかぶりついていると
「―――うわっ!?」
不意に足元ががくんと下がった。その衝撃で、机の上に置いてあった食器が音を立てて揺れる。
「この部屋自体がエレベーターになってるのかぁ。ひえー、凝ってるなぁ。」
私はそのままお肉にがっつきながら、エレベーターが最下階に付くのを待った。
○○は理想とはあまりにもかけ離れた外装の建物に、思わず目を数度しばたたかせた。
―――――――――――――――――――――
私の名前は●●○○。
ハンターになる事を志し、わざわざ遠い日本から遥々やって来たのだが。
目の先に映るのは定食屋。隣を見れば、腕を組んでこちらを見つめる[漢字]案内人[/漢字][ふりがな]ナビゲーター[/ふりがな]。
「ここが試験会場とか、冗談ですよね!?ちゃんと私、会場着きますよね?」
不安と怒りで若干まくし立てながら問うと、案内人は無言のままこちらを見ゆる。
若干呆れの念を込めながら。
その仕草で更に怒りが沸いた私は更にまくし立てて問う。
「も、もしかして相手が幼気な少女だからってからかってるんですか!?おっさん舐めてます!?」
「舐めてねぇ。つか俺まだ20なんだけど。」
「あのな、嬢ちゃん。会場に入る為には合言葉が必要なんだよ。今から教えてやる。」
「わっ、こっち近づかないで下さい。加齢臭が移る。」
「お前此処で不合格にしてやろうか。」
「勘弁願いたいっす。」
両手をひらひらと挙げ、敵意が無いことを示す。
その後も何度か言い合いになったが、合言葉は教えてもらえた。
「行ってきまぁす。」
片手を挙げ、定食屋へと足を向ける。
「あぁ、頑張れよ。幸運を祈るぜ。」
「クソお世話になりました。おっさん。」
「おっさんじゃねぇよ。あんまり大人舐めてると痛い目見るぞガキ。」
「舐めたくないですよ、そんな顔。」
「お前マジで足の全指タンスの角にぶつけろ!!!それか財布無くせ!!!」
やだ、そんなに怒ると皺が増えますよ。
後ろでキレ散らかしてるおっさんを差し置いて私は定食屋に足を運んでいった。
[水平線]
戸が音をたてて開くと、瞬時に肉の焼けるいい匂いが、私の鼻腔をくすぐる。
うわぁ、物凄くいい匂い。
油のはじける音を聞きながら店内を進む。
「いらっしゃい、お客さん注文は?」
「ここは蓮根のハンバーグ定しょ……い、いや『ステーキ定食』で。」
しまった、つい本音が。
慌てて口を押さえる。
注文を聞き終えた店長の顔つきがほんの一瞬だけ、険しくなる。
「焼き方は?」
「弱火でじっくり」
「あいよ。奥の部屋どうぞ。」
良かったー!!どうやら合言葉が通じたみたい。
通された部屋を見るとなんと、机の上にステーキが焼いた状態でもう乗っちゃってるじゃないですか!!
「えっ、早!?は◯寿司でももう少し遅いのに。」
恐ろしく速い提供。うーん、私でなきゃ見逃しちゃうね。
じゅわじゅわと油を飛ばしながら芳ばしい香りを漂わせるステーキにかぶりついていると
「―――うわっ!?」
不意に足元ががくんと下がった。その衝撃で、机の上に置いてあった食器が音を立てて揺れる。
「この部屋自体がエレベーターになってるのかぁ。ひえー、凝ってるなぁ。」
私はそのままお肉にがっつきながら、エレベーターが最下階に付くのを待った。