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史実を参考にしていますが、フィクションです。

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最後の雷鳴

#2

終わりと始まり。

戦争は終わるが、日常は続く。あの放送から一夜明けた八月十六日いつものように、俺の愛機の九七式艦上攻撃機を雑巾片手に磨く。
「終わったんだな・・・。」
「けど、アメ公(アメリカ)くるまで安心ならんぞ。この前カムチャッカの方偵察に行った連中によれば、露助(ロシア当時はソ連)大量の輸送船が停泊してたらしい。なにか積載してたそうだ。」
機長兼爆撃手の久坂中尉だ。偵察の連中が言ってたな、そんなこと。
「もしかして、こっち来るんですかねえ?」
「わからん。来るかもしれん。こらぁ、手ぇ動かせぇ。」
「ハイ!!」
「にしても、こっち攻めてなんかあるんですか?こっちは大量の陣地に戦車、そして、鬼の機長がいるのに。」
後部機銃手の坂井め。ほめ方上手いな。ほめるとすぐ久坂中尉は、調子に乗り出すんだ。
「まだ満州や、樺太では露助の連中と戦ってるらしいからな。一応戦闘停止命令が出てるが・・・。」
「そうですか・・。」

次の日、季節が急に変わったといえばそうなるのかもしれない。今までと同じことが全て、無駄だと実感したのだ。戦車の連中は武装解除を始め、武器を捨て始めた。俺達も、愛機がアメ公に渡るぐらいなら、壊せばいいと思いはじめたが、壊そうと思っても中々壊せない。それを、司令官の飛行隊長も黙認していた。そうして、壊さなければならぬが壊せないジレンマのせいで堕胎で今日を過ごした。


八月十七日 占守島北部竹田浜付近
寝ようとした時であった。急に遠くから爆発音が聞こえてきたのである。
「何だ?」
騒然となり、宿舎でざわめきが起きた。どうやら、カムチャッカの北端、ロパトカ岬にある砲台かららしい。司令部も、反撃するか協議中とのこと。戦闘停止命令は、一応、大本営からの命令は、「17日大本営ヨリ一切ノ戰鬪行動停止」であるが、「但シ止ムヲ得ザル自衛行動ヲ妨ゲズ」というのもある。つまり、「これが自衛の為の行動の理由になるか」が焦点だ。だが、座礁して、ほっとかれた露助の輸送船が目標らしい。ならいいが・・・・









だが、午前零時ごろ。
[太字]竹田浜にソ連軍上陸。[/太字]

作者メッセージ

ご愛読ありがとうございます!!

2025/03/31 22:17

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