最後の雷鳴
『所 堪え難きを堪え・・・ガガガ・・・ 忍び難・・・ガガガ・・・忍び もって万世の為に太平を開かんと・・・・す』
飛行機を整備していると、部隊長から収集された。そして、机の上に置かれたラジオの前に整列し、耳を澄ました。あまりよく聞こえないが、その声が天皇陛下の物ということ、これは重大な発表であり、全国に流しているということだけ分かる。その為皆、真剣な面持ちで耳を傾けていた。
・・・・・・が、よく聞き取れない。当たり前だ。日本の最北端のラジオの中継所は北海道。ここから東京から那覇くらいの距離である。まあ、ラジオの無い戦車隊の連中の方が大変か。
ここは千島列島最北端、[太字]占守島[/太字]。北の守りの最前線。
放送が終わり、急に皆ざわめく。よく聞き取れなかったが、これだけはわかったのだ。
日本が、負けたと。
飛行機を整備していると、部隊長から収集された。そして、机の上に置かれたラジオの前に整列し、耳を澄ました。あまりよく聞こえないが、その声が天皇陛下の物ということ、これは重大な発表であり、全国に流しているということだけ分かる。その為皆、真剣な面持ちで耳を傾けていた。
・・・・・・が、よく聞き取れない。当たり前だ。日本の最北端のラジオの中継所は北海道。ここから東京から那覇くらいの距離である。まあ、ラジオの無い戦車隊の連中の方が大変か。
ここは千島列島最北端、[太字]占守島[/太字]。北の守りの最前線。
放送が終わり、急に皆ざわめく。よく聞き取れなかったが、これだけはわかったのだ。
日本が、負けたと。