ガタン、ガタン。電車に揺られ、●●は、目を覚ました。いつもより、早起きをして、通学をしていたので、ついつい、眠たくて眠ってしまっていたようだ。
「もうすぐで降りる駅に着くな…。立っておこう。」そう思い、私は立った。そして、降りる駅に着いたので、眠たいのを我慢しながら、人混みに紛れながら、電車を降り、駅を出た。そして、高校に向かった。
今日は、卒業式の準備をする日だ。なので、みんな、いつもより早く学校に着かないといけなかったのだ。
「おはよう!●●。」友達の優月ちゃんがきた。そして、「今日、いつもより早起きするつもりが、いつもと同じくらいに起きちゃって、急いできたから髪とかぼさぼさなんだよね…。それで、今日、告白するつもりなんでしょ？」
「そうだけど、いつしようか迷ってて。」
「じゃあ、帰る時に言ったら？帰る時は○○くんは、帰る時一緒でしょ？」
「じゃあそうしようかな。」
そういうような話をしていたら、いつの間にか、高校の門を通り過ぎていたのだ。靴を履き替え、階段を登り、あくびをしながら教室に入った。
そして、窓際の自分の席に座り、重い瞼が下がり切るのを耐えながら、ゆっくりと用意する。
そして、先生が来た。そして、体育館に移動し、卒業式の準備をする。
「先生がやれば良いのに…」そう思いながら、準備を進めていく。
すると不意に、後ろから、左肩をポンと叩かれた。後ろを振り向くと、私の好きな、○○くんだった。そして、「これってどうするんだっけ？」私は初めて○○くんに、質問をされた。私の顔が真っ赤になりそうなのを堪えながら、質問に答えた。「あそこに置くよ。」そう答えたが、顔は、真っ赤なままだった。
そして、いつもの下校時刻。私と○○くんの家は隣同士だけど、そういえば、あまり話してなかったな‥。そう思い出しながら、○○くんの後ろをついていき、人気（ひとけ）がなくなったところで、私は勇気を振り絞って、口を開く。「○○くん、付き合ってください。」そうして、この言葉を放った瞬間、「良いよ。」この言葉が返ってきた。そうして、ちょっとだけ恥ずかしいような、嬉しいような、複雑な気持ちになり、ちょっと特別な日になるのであった。