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二次創作
njsj 短編 【リク受付開始】

#3

警察の心を奪った怪盗、渡会雲雀の話

   現在溜まっているリクエスト:11件


   2渡会雲雀 ♦☕
   「俺でいいの?」
   警察の心を奪った怪盗、渡会雲雀の話。



   ・・・



「もう一回聞いて良い?僕耳おかしくなったみたいで」

「それ5回目な!?俺●●さんのこと好きなんだって!」



   耳が、というか首から上が熱すぎる。
   奏斗が何回も聞き返すせいで
   何回も告白を繰り返すことになった。
   


「...僕はいいと思うよ〜?」
「まあ、仕事がバレなかったらの話だけど」



   含みを持たせた声に思わず顔をしかめる。
   分かってる、と目を伏せて
   奏斗が言いたいことにも目を伏せた。

   諦めて、と懇願されている気がしたから。
   俺は怪盗で奏斗はマフィア。
   セラおは暗殺者でアキラは諜報員。

   そして、俺の好きな●●さんは警察官。
   犯罪者と警察は対比で
   想い合うことは叶わない。

   奏斗はそれを言ってる、って分かってる。



「でも好きなんだもんなあ〜」



   ゆるく弧を描く唇から
   素直な気持ちが流れ出た。



   ・・・



『雲雀くんおはよう』

「お!今日は朝早いんやね!おはよー!」



   火曜日の朝、●●さんは
   俺の顔を見るためだけに
   カフェに訪れてはコーヒーを飲んでいく。

   週一回の唯一無二な空間が好きだった。



『そう、あえて早く来た』

「俺いなかったらどうしとったんやら」

『いつも火曜日早く来てくれるの知ってるよ』

「バレてたか流石に〜?」



   えぇー!と驚くだけで
   くすくす笑ってくれる優しさが好き。
   いつも厳しい顔してるのに
   俺といるときだけほころぶ顔が好き。



『...ごめんね』
  

 
   でも、今日は違った。
   チャキ、と軽くも重たい音が聞こえた瞬間
   おでこに冷たいものが当てられた。



「ごめんって何、え、?急にどうし...」



   たまに奏斗のを触るから分かる。
   これ、拳銃だ。



「...●●さん?」

『こちら佐藤、ただいまより尋問を開始する』

「どういう、」

『...怪盗、渡会雲雀』



   まさか、と奏斗が
   言っていた言葉を思い出した。


   「まあ、仕事がバレなかったらの話だけど」


   それなら隙を見て逃げようと
   姿勢を変えてみる。けど



「...まあいっか」



   ●●さんに捕まるんだったら、なんて
   拳銃が突きつけられてるのもあるけど
   気付けば大人しく逮捕されるのを待っていた。



『...何してるの?居場所バレてるから早く逃げるんでしょ』



   だが、手錠がかけられるはずの
   腕にかけられたのは他でも
   なんでもなく●●さんの手で。

   警察官であるはずの彼女は
   まるで庇うかのように
   俺の腕を引いて楽しそうに走り出す。



「え何して、●●さんこそ何してんの!!?え!?」

『雲雀くんのために私が警察から匿ってあげる』

「ちょ、っと待って?それ都合よくとらえるけどいいの!?」



   かすかに聞こえるサイレンに
   身をこわばらせながらも
   心臓は喜々として暴れた。



『うん、いいよ』



   へにゃり、とゆるく笑って
   怪盗としての俺を思ってくれた●●さんは
   この世界で一番綺麗だった。

2025/04/23 18:30

むたです ID:≫ 9iEFpqAL3pJr2
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