詩あつめ
喉が痒い
ああ喉が痒い
吐き捨てた言葉が
肺と口の間の空気が
積もった後悔が
増えた癌細胞で喉は黒くなる
のたうち回って暴れたいような焦燥が
2倍速の前奏が
私の幼稚さが
喉を掻きむしる
腹の虫が暴れている
刃物をくれ
この喉から全てを引き摺り出してやる
ああ喉が痒い
吐き捨てた言葉が
肺と口の間の空気が
積もった後悔が
増えた癌細胞で喉は黒くなる
のたうち回って暴れたいような焦燥が
2倍速の前奏が
私の幼稚さが
喉を掻きむしる
腹の虫が暴れている
刃物をくれ
この喉から全てを引き摺り出してやる