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詩あつめ

#18

金木犀に嫌われて

金木犀の匂いがする

誰もに等しく注ぐ華やかな

確かに一つ前の秋と同じ匂い

私の周りでだけ

金木犀は香らない

何かが色褪せたのは

何かに見放されたのは

季節を隔てた向こう側の自分にきっぱり拒絶されたのは

何をなくしたからなんだろう

どんな余計なもので枷を作ってしまったんだろう

もう一度

あの頃みたいな

黄色の匂いを吸い込んで

心から踊りたい

落ちた花の中心で

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作者メッセージ

秋です
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!

2023/10/15 01:37

あむ ID:≫kplpkj2LkIMuY
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