詩あつめ
外の天気は雨
雨音に追い立てられ家に潜り
部屋の扉を開ければ
そこは虹色の世界
私だけの大切な世界
私色にゆっくり
私の心臓と同じくらいに染め上げた
大事な世界
いつしか雨は止んで
開け放たれた窓から入ってきた白い鳥は
そのまま私色に染まって
宝物の棚に並ぶだろう
壁から、床から、扉の隙間から
遠慮なく染み出してきたインクが
私の色と混ざって
誰かの色になっていく
なんで、どうしてと聞いても
止むことのない意志を持った誰かの嵐
いつしか両目をインクで塞がれて
鳥も虹色も見えなくなっていく
黒色が私の心を抉って
私の楽園は放り出された
雨音に追い立てられ家に潜り
部屋の扉を開ければ
そこは虹色の世界
私だけの大切な世界
私色にゆっくり
私の心臓と同じくらいに染め上げた
大事な世界
いつしか雨は止んで
開け放たれた窓から入ってきた白い鳥は
そのまま私色に染まって
宝物の棚に並ぶだろう
壁から、床から、扉の隙間から
遠慮なく染み出してきたインクが
私の色と混ざって
誰かの色になっていく
なんで、どうしてと聞いても
止むことのない意志を持った誰かの嵐
いつしか両目をインクで塞がれて
鳥も虹色も見えなくなっていく
黒色が私の心を抉って
私の楽園は放り出された
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