詩あつめ
魔法の鏡の先にいる
あなたへ
あなたから送られた電子の手紙
開封するたび
あなたの花が垣間見える
可愛い、可愛い
それは多分リリー
きっと、いくつかの町を隔てた先の、同じ国に住んででいるあなたへ
態々魔法の鏡越しに話しているあなたへ
魔法の鏡の中では「僕」な自分は
よく見たら「私」のレッテルを顔に貼っているから
伸びた髪に丸い体
そんなのどうにもならないじゃない
魔法の鏡の先で
不幸を叫ぶあなた
鏡からこっちに引き寄せられたらな
でも
本当はできない
夢物語のなかのリリー
あなたにとって不本意なリリー
「僕」の中だけに咲いている
リリー
枯れるのを待つだけの
あなたへ
あなたから送られた電子の手紙
開封するたび
あなたの花が垣間見える
可愛い、可愛い
それは多分リリー
きっと、いくつかの町を隔てた先の、同じ国に住んででいるあなたへ
態々魔法の鏡越しに話しているあなたへ
魔法の鏡の中では「僕」な自分は
よく見たら「私」のレッテルを顔に貼っているから
伸びた髪に丸い体
そんなのどうにもならないじゃない
魔法の鏡の先で
不幸を叫ぶあなた
鏡からこっちに引き寄せられたらな
でも
本当はできない
夢物語のなかのリリー
あなたにとって不本意なリリー
「僕」の中だけに咲いている
リリー
枯れるのを待つだけの
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