お互い「だけを忘れた」2人の物語
咲希「葵、どうするつもり?家行っちゃう?」
葵「そうしたいのは山々だよ。でも…知らないし」
咲希「…私も、彼氏くんの家までは覚えてないなあ…」
葵「っ…もしかすると!向こうも忘れてるかもだし!見つかんなくたって…」
咲希「うん…」
葵「引っ越しちゃうんだから、今逢っても好きになれるか、ってゆーか…っ!」
咲希「…葵…」
涼太「どうするんだ?蒼汰。連絡もできなくて」
蒼汰「…家!倉本葵の家は!?」
涼太「悪いが、知らねーな。…あ、でも…」
蒼汰「…?なんだ?」
涼太「倉本と、家近いって言ってた気が…」
蒼汰「どういうことだ…!?」
涼太「何でも、お前幼馴染だったって…」
蒼汰「…!…いや、でも、今逢っても…」
涼太「…蒼汰…」
咲希(ここは私が…) 涼太(ここは俺が…)
咲希&涼太(何とかするしかない!!)
咲希「葵、私帰るね!遅くならないようにねー!」
葵「え、あうん…?」
涼太「んじゃ、帰っから!遅くなんなよー!」
蒼汰「え?お、おう…?」
咲希「よし!早速調査するぞ!」
確か幼馴染って言ってたんだよねー。まあ、今思い出したけど!
と、言う事は…家が近いはず!ここからなら見渡せるし、きっと帰ってくるでしょ!
よし、待ち伏せするぞー!
涼太「よし。早速調べなくちゃ、だな!」
幼馴染だから、家が近いはずなんだよな。って事は、ここに帰ってくると見た!
ここで待ち伏せすれば…!
咲希「ん?」
涼太「ん?」
咲希&涼太「…あーーーっ!!」
涼太「倉本の友達!」 咲希「碧井蒼汰の友達!」
咲希「ちょっと!聞きたいことがあるんだけどっ!」
涼太「こっちこそ!!あいつ倉本を忘れて…!」
咲希「葵だって碧井を忘れて…!!」
涼太「ん?碧井が葵を?葵が碧井を?」
咲希「あっ…」
[大文字]どっちも≪あおい≫じゃんっ!!![/大文字]
咲希「く…倉本が蒼汰を忘れてるの!」
涼太「もしかして…」
咲希「やっぱり…?」
咲希&涼太[太字]「お互いを忘れてるの!?!?」[/太字]
葵「そうしたいのは山々だよ。でも…知らないし」
咲希「…私も、彼氏くんの家までは覚えてないなあ…」
葵「っ…もしかすると!向こうも忘れてるかもだし!見つかんなくたって…」
咲希「うん…」
葵「引っ越しちゃうんだから、今逢っても好きになれるか、ってゆーか…っ!」
咲希「…葵…」
涼太「どうするんだ?蒼汰。連絡もできなくて」
蒼汰「…家!倉本葵の家は!?」
涼太「悪いが、知らねーな。…あ、でも…」
蒼汰「…?なんだ?」
涼太「倉本と、家近いって言ってた気が…」
蒼汰「どういうことだ…!?」
涼太「何でも、お前幼馴染だったって…」
蒼汰「…!…いや、でも、今逢っても…」
涼太「…蒼汰…」
咲希(ここは私が…) 涼太(ここは俺が…)
咲希&涼太(何とかするしかない!!)
咲希「葵、私帰るね!遅くならないようにねー!」
葵「え、あうん…?」
涼太「んじゃ、帰っから!遅くなんなよー!」
蒼汰「え?お、おう…?」
咲希「よし!早速調査するぞ!」
確か幼馴染って言ってたんだよねー。まあ、今思い出したけど!
と、言う事は…家が近いはず!ここからなら見渡せるし、きっと帰ってくるでしょ!
よし、待ち伏せするぞー!
涼太「よし。早速調べなくちゃ、だな!」
幼馴染だから、家が近いはずなんだよな。って事は、ここに帰ってくると見た!
ここで待ち伏せすれば…!
咲希「ん?」
涼太「ん?」
咲希&涼太「…あーーーっ!!」
涼太「倉本の友達!」 咲希「碧井蒼汰の友達!」
咲希「ちょっと!聞きたいことがあるんだけどっ!」
涼太「こっちこそ!!あいつ倉本を忘れて…!」
咲希「葵だって碧井を忘れて…!!」
涼太「ん?碧井が葵を?葵が碧井を?」
咲希「あっ…」
[大文字]どっちも≪あおい≫じゃんっ!!![/大文字]
咲希「く…倉本が蒼汰を忘れてるの!」
涼太「もしかして…」
咲希「やっぱり…?」
咲希&涼太[太字]「お互いを忘れてるの!?!?」[/太字]