大好きだよ―。
ある日の放課後。
教室に忘れ物をしたので、取りに行くと、怜がいた。
だけど、怜はいじめられていたらしく、制服がボロボロで、半泣きだった。
「・・・怜、大丈夫?」
「・・・」
黙って俯く怜を見て、なぜだかキュンとする。
やっぱり、私は怜のことが好きなんだ。
そんな私に、怜は衝撃の一言を言った。
「奈々、あのさ」
[太字][大文字]「私、奈々と縁を切りたい。」[/大文字][/太字]
「・・・え?」
どういうこと?あんなに仲が良かった私と?
「な、んで?」
「だって・・・最近奈々、変だよ。」
「変?」
「そう。私のことをやたらと心配するし、意味分かんないこと言うし。だからさ、今日から縁切ろ。」
それだけ言うと、怜は去っていった。
私の中に残ったのは、怒りと憎しみだった。
教室に忘れ物をしたので、取りに行くと、怜がいた。
だけど、怜はいじめられていたらしく、制服がボロボロで、半泣きだった。
「・・・怜、大丈夫?」
「・・・」
黙って俯く怜を見て、なぜだかキュンとする。
やっぱり、私は怜のことが好きなんだ。
そんな私に、怜は衝撃の一言を言った。
「奈々、あのさ」
[太字][大文字]「私、奈々と縁を切りたい。」[/大文字][/太字]
「・・・え?」
どういうこと?あんなに仲が良かった私と?
「な、んで?」
「だって・・・最近奈々、変だよ。」
「変?」
「そう。私のことをやたらと心配するし、意味分かんないこと言うし。だからさ、今日から縁切ろ。」
それだけ言うと、怜は去っていった。
私の中に残ったのは、怒りと憎しみだった。
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