二次創作
コメントでリクエストお願いします!「カラピチ空想物語(短編)」
[Yui様リクエスト]ゆあん✕えと✕恋愛
主人公|えとorゆあん
最後の方に恋愛くるけど許して・・・。
ってゆーか、ゆあえとってなんなん?と、思う人いるかもしれない!
ゆあえととは、ファンの間で作られている空想の恋愛で、ゆあん君とえとさんの恋愛話だ。
・・・ということです。ゆあん君との歳はまぁまぁ近いっちゃ近いけど・・・実際は異性として好きという訳じゃないんだよね。・・・まあ青春でもゆあえとって言うから、いいでしょ!(((圧
チュンチュン
ゆあん :(・・・[漢字]明後日[/漢字][ふりがな]あさって[/ふりがな]はえとさんの誕生日。ちゃんと誕プレも用意したけど・・・えとさん、喜んでくれるかな?)
ピコーン
ゆあん :「ん?のあさんからだ。」
ピコーン
《明後日えとさんの誕生日でしょ?》
[右寄せ]《イェス!》[/右寄せ]
ピコーン
《だからサプライズしようと思ってて》
[右寄せ]《おっどんな?》[/右寄せ]
ピコーン
《仮なんだけど》
[右寄せ]《おん》[/右寄せ]
ピコーン
《①のあさんがどっかの食べ物屋さんに誘う→女子だけと言う
②男子はバレないように黙って着いてくる
③男子は隠れて店のどこかで待機
④のあさんが合図したら全員でサプライズ
・・・です。じゃぱぱさんが考えた案》
[右寄せ]《いいんじゃね?》[/右寄せ]
ピコーン
《わかた》
ピコーン
《伝えとくね!》
[右寄せ]《あざざます》[/右寄せ]
ゆあん :「食べ物屋か・・・。」
なな◯きが食べれんのやだなー。あっ、持ち込みできるかな?
_深夜1時_
のあ :「えーえとさんサプライズ会議始めます!」
男子全員:「おねしゃーす。」
のあ :「えーと、まず最初はお店を決めます。って言っても、えとさんの好みを聞いて絞ったんで、その中で決めたいと思います。」
どぬく :「さすが!」
うり :「えとさんの好みとかは、のあさんに任せるわ。」
じゃぱぱ:「計画は俺に任せて!」
のあ :「ありがとうございます!では、まず最初はお店を決めましょう!」
・・・のあさん、やっぱり気合入ってるなー。まぁ、えとさんの誕生日だから当たり前か。心を許せる女子同士だからね。
ゆあん :「おーお菓子をモチーフにした店がえとさんの好みか。」
のあ :「はい、えとさんはチョコが好きなので、お菓子にしてみました。」
もふ :「メニューとか店の感じだと、チョコ要素が多いのは案②だね。」
どぬく :「たしかに。」
じゃぱぱ:「決めた?」
ヒロ :「まだー。」
シヴァ :「よし、決めた。」
ヒロ :「・・・決めたよ。」
じゃぱぱ:「全員決まったね、。では、1人1人どこが良いか聞くね。のあさん。」
のあ :「案②です。チョコ要素が多いので。」
じゃぱぱ:「ゆあん君。」
ゆあん :「俺も案②。壁とか可愛いし。」
じゃぱぱ:「なるほど・・・たっつんは?」
たっつん:「俺も案②。理由も同じ。」
じゃぱぱ:「なお兄。」
なおきり:「僕は案④。花とか飾ってあって、自然な感じがいいから。」
じゃぱぱ:「おー・・・どぬ。」
どぬく :「俺も案②。理由も一緒。」
じゃぱぱ:「うり。」
うり :「案①のお菓子レストラン。お菓子いっぱいあるからえとさん喜びそう。」
じゃぱぱ:「ほー・・・もふ君は?」
もふ :「俺も案②。理由も同じ。」
じゃぱぱ:「ヒロ君。」
ヒロ :「案④。なお兄と同じ。」
じゃぱぱ:「シヴァさん。」
シヴァ :「案①。うりと一緒。」
じゃぱぱ:「俺は・・・案②。みんなと理由同じ。ということは・・・案②が多いから、案②で決まり。」
のあ :「はい!次は・・・」
あれから2時間位話し合って、計画は黙々と進んでいる。店の予約や予定表は全部じゃっぴが計画する。
そして、全ての確認が終わり、あとは当日を待つだけ。
今日は、ついにえとさんの誕生日。えとさんが喜ぶ姿を想像して、思わずニヤけた。
ちなみに、みんなには言っていないことがある。今日は、違うサプライズをえとさんにする。えとさんの答えをちゃんと聞きたい。もう待てないから、俺が言うんだ。
じゃぱぱ:「[小文字]今のあさんが作戦を始めたから、スタンバイするぞ。それでは・・・カラピチ、活動開始![/小文字]」
男子全員:「[小文字]おおおー![/小文字]」
ピコーン
じゃぱぱ:「のあさんから、《誘い成功できました!お願いします!》だって。」
どぬく :「車乗ろー!」
たっつん:「運転頼むぞ。」
じゃぱぱ:「分かってるって。任せろ。」
みんなそれぞれえとさんに渡すプレゼントを持って、車に乗った。
じゃぱぱ:「着いたよ。部屋は受付が見えないから、俺受付行ってくる。待っててね。」
どぬく :「うい。」
ピコーン
たっつん:「じゃぱぱから。《受付オワタ!静かに店に入って!》だって。」
もふ :「今のところ順調だね。」
なおきり:「静かにね。騒ぐなよ。」
ゆあん :「うぇっへっへ。」
なおきり:「[小文字]騒ぐなって言ったのに・・・。[/小文字]だから問題児グループになったんだよ。」
ギクッ・・・
ゆあん :「俺は問題児じゃないもん!」
ヒロ :「だったら静かにしなさい。」
ゆあん :「・・・はーい。」
やっぱり、男子の最年少の俺は年上達に負けるな。
ピコーン
たっつん:「またじゃぱぱから。《えとさんトイレに行ったから今がチャンス!》」
シヴァ :「早く行くぞ!」
なおきり:「静かにね!」
じゃぱぱ:「ふー・・・みんな着いたね。店員さんとは話つけてあるから、あとはのあさん次第だね。」
もふ :「料金払えば食べ放題なんだから、せっかくだからなんか食べよ。」
うり :「食べよー。」
じゃぱぱ:「たしかに。金の無駄になっちゃうから・・・パーッと食べて元取ろう!」
どぬく :「やったー!」
もふ :「何食べよっかなー。あっガトーショコラ良いな。」
どぬく :「俺もガトーショコラにしよ。」
ヒロ :「わっプチケーキもある!俺これにしよ!」
なおきり:「えっ〈ポピーをイメージしたケーキ〉!?絶対に食べよ!」
たっつん:「桃味のクッキーやって。」
じゃぱぱ:「おっいいね。これは人数分頼も。」
うり :「〈音符ケーキ〉だ。おしゃれ〜!」
じゃぱぱ:「何食べたいか順番に言って〜。」
もふ :「ガトーショコラ2つと、モンブラン1つ。あとはコーヒーを1つ。」
どぬく :「クッキーセットも!」
シヴァ :「可愛いカエルプチケーキ1つ!」
なおきり:「ポピーをイメージしたケーキも1つ。」
うり :「音符ケーキ1つ。」
ゆあん :「ホイップクリーム付きチョコケーキ1つ!」
たっつん:「日替わりデザート1つ。」
ヒロ :「ヒツジケーキ1つ。」
じゃぱぱ:「オッケ。俺は・・・クッキー付きチョコケーキにしよ。よしっ送ったよ。」
もふ :「腹減った〜!」
うり :「早く食いて〜。」
ピコーン
ゆあん :「えっもう!?」
じゃぱぱ:「ちゃうちゃう。のあさんから《もう少しかかるのでなんかしら食べててください》だって。」
もふ :「よかった〜。」
ゆあん :「びっくりしたー・・・。」
店員 :「コーヒーお1つと桃味のクッキー9つです。」
もふ :「ありがとうございます。」
シヴァ :「桃味のクッキーなんて頼んだっけ?」
たっつん:「桃味だからじゃぱぱが頼んだんよ。[漢字]全員[/漢字][ふりがな]男子[/ふりがな]分。」
シヴァ :「えっありがと。」
ヒロ :「めっちゃカラピチの形しとるw」
うり :「コーヒー早かったね。」
もふ :「うん。でも味はしっかりしてるから良いよ。」
どぬく :「おれカフェオレしか飲めない・・・。」
もふ :「飲んでみる?」
どぬく :「えーヤダー。どうせ苦いんだし。」
もふ :「え?苦くないよ?」
なおきり:「それはもふ君の味覚がおかしいんだよ。」
もふ :「そうかなー?」
店員 :「ガトーショコラお2つと日替わりデザートお1つ、ポピーをイメージしたケーキお1つとヒツジケーキをお1つです。」
じゃぱぱ:「はーい。どうも。」
ヒロ :「ヒツジケーキかわええ!」
なおきり:「ポピー⤴⤴」
じゃぱぱ:「きました『ポピー⤴⤴』!!」
ゆあん :「久しぶり〜。」
うり :「うわー動画撮ればよかった!」
シヴァ :「だいじょぶ!言うと思って動画撮ったった!」
うり :「おっサンキュ!俺にも送って〜。」
カシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
たっつん:「なお兄、そんなに連写したら容量なくなるよ。」
なおきり:「色んな角度から撮りたいんだ。写りが悪かったら消すし。」
ヒロ :「色んな角度から・・・。」
店員 :「ホイップクリーム付きチョコケーキお1つと、クッキー付きチョコケーキお1つ、ガトーショコラお2つとモンブランお1つです。」
もふ :「はい!ありがとうございます。」
どぬく :「やっと来た〜!」
じゃぱぱ:「んっ美味しい!」
なおきり:「ゆあん君、ほっぺにクリーム付いてるよ。」
ゆあん :「わっほんとだ。ありがと。」
ヒロ :「ヒツジケーキふわふわしてて美味しい・・・。」
シヴァ :「まだ食べてるんだ。」
ヒロ :「食べるのがもったいない!」
もふ :「んんんんうっめえええ!美味すぎる!」
どぬく :「このお店で正解だったね!」
じゃぱぱ:「のあさんに感謝しなきゃね。」
ヒロ :「そだねー。」
たっつん:「思ったより日替わりデザート多いな。美味いけど。」
もふ :「食べてあげよっか?」
たっつん:「だーめ!俺のや!」
もふ :「ちっ・・・。」
たっつん:「今舌打ちしたな?」
もふ :「してないもーん。」
_40分後_
じゃぱぱ:「美味かったー!」
もふ :「また来たいね。」
ピコーン
じゃぱぱ:「《そろそろお願いしまーす》だって。」
たっつん:「よしっそろそろ行くか!」
じゃぱぱ:「それぞれスタンバイしてて。俺は店員さんに伝える。」
なおきり:「おっけ〜。」
店員 :「わかりました。クラッカーが鳴ったら、〈On-party!〉を流し、ケーキを持ってくる、ということですね。」
じゃぱぱ:「オッケーです!ありがとうございます、なにやらなんまで・・・。」
店員 :「大丈夫です!お客様のお誕生日を、盛大に祝うのが私達の役目なので!頑張ります!!」
じゃぱぱ:「ありがとうございます!」
のあ :「そろそろ時間だね。」
えと :「あれ?でも、もうちょい時間あるって・・・。」
のあ :「帰る方じゃないですよ!・・・お願いします!!!」
パーンッパパーンッッ
えと :「え!?え!?」
えと以外全員:「[太字]ハッピバースデー、えとさん!!!!!![/太字]」
えと :「えぇええぇええ!?!?!?」
のあ :「このお店に来たのは、えとさんの誕生日会だから!!じゃぱぱさんが計画してくれました!!!!」
えと :「えっ私のために・・・?」
じゃぱぱ:「まぁそう言っちゃそうだね。」
えと :「みんな・・・。」
えとさんの瞳から、涙が流れた。
のあ :「えっえとさん!?」
えと :「嬉しすぎて・・・[太字]いつもあんなにふざけてる男子達がこんなにしっかりしてるの見て・・・。[/太字]」
たっつん:「正直やな・・・。」
えと :「ふふっでも、本当にありがとう!!」
じゃぱぱ:「ねっこれ、誕生日プレゼント!」
たっつん:「俺からもー。」
のあ :「はい、どうぞ!」
えと :「あっありがとう!」
店員 :「誕生日ケーキでございます。こちら、当店からのサービスの、特製濃厚チョコ一期一会ケーキでございます。」
じゃぱぱ:「えっサービス!?」
店員 :「お誕生日、おめでとうございます。」
えと :「ありがとうございます!!」
ヒロ :「これあげる〜。」
なおきり:「[小文字]ゆあん君は?[/小文字]」
ゆあん :「ふぅ・・・よし。」
なおきり:「ぇ?」
ゆあん :「えとさん!!」
えと :「ん?」
ゆあん :「[太字][大文字]おっ俺と付き合ってください!!!!![/大文字][/太字]」
男子全員:「・・・え??」
えと :「えっ・・・うそ・・・でしょ?」
ゆあん :「嘘じゃないです!!!渾身のこっ告白ですぅ!!」
じゃぱぱ:「えっ聞いてない聞いてない!!のあさん知ってたの!?」
のあ :「・・・知ってました!本当の本当のサプライズをしたいから、ということで、黙ってました。」
なおきり:「・・・で、答え・・・は?」
えと :「[小文字]はい・・・。[/小文字]はいっ!」
ゆあん :「っ・・・え?ほん・・・とに?」
えと :「もちろん・・・です!」
じゃぱぱ:「えっ_」
えととゆあん以外全員:「[太字]おめでとおおおおおおぉぉぉおおぉぉおおお!!![/太字]」
周りと見たら、他の客も店員さんも、盛大な拍手をしてくれていた。
えとさんは、笑顔で泣いていた。
えと :「これからも、よろしくね。」
ゆあん :「うっ・・・うん!!」
あれ以降、びっくりすることがあった。
[大文字][太字][中央寄せ]なんと、のあさんとじゃっぴが婚約をしたのだ。[/中央寄せ][/太字][/大文字]じゃっぴがプロポーズしたのは、クッキーのメニューがたくさんあるお店。のあさんは号泣するほど喜んでいた。
1週間後。それは、私達の特別な日になる。
私とゆあん君、のあさんとじゃっぴと行う、ダブル結婚だ。流石にメンバーもめっちゃ驚いていたが、話し合いの結果決まった。お金を節約するためのこともありダブル結婚になった。ちなみに、提案したのはなお兄だ。
[右寄せ](まさか本当になるとは思ってなかったよ〜! byなおきり)[/右寄せ]
リスナーには直前に伝えることにした。その方が、会場を突き止められることもないだろうし、びっくりしてほしいから。・・・ってじゃっぴが。
ピンク色のカーペットの上を、ゆっくり歩いた。隣にはのあさんがいる。前を見ているからよく見えないけど、のあさんの顔はほんのり赤かった。
ゆあん君とじゃっぴがいい姿勢で待っていた。ゆあん君は緊張気味だったけど、私が近づくにつれ緊張がほぐれているようだった。
司会の人の長い話が終わり、結婚指輪を交換する時が来た。
・・・今まで長かったなぁ。ずっと、えとさんに恋をしていたのは。活発で可愛くて、愛しいえとさん。
えとさんの細い指に、指輪を通した。
司会 :「誓いのキスを。」
えとさんの顔は、赤かった。
チュッ_
リップ音が鳴った。
_これで、ようやく一緒になれるね。
もう、誰にも邪魔させない。もう・・・誰にも渡さない。
あれから1年が経った。
えとさんは今、妊娠中期だ。狂うことなく、正しく赤ちゃんが育っている。
えと :「どんな子かな。名前はどうしよう。」
ゆあん :「絶対に良い子だよ。からぴちのメンバーの子供だもん。」
えと :「ふふ、そうだね。」
ゆあん :「名前か・・・女の子だから_」
えと :「ゆあん君達、出かけるよー!」
ゆあん :「はーい。行こっか、[太字][大文字][漢字]桃永[/漢字][ふりがな]ももえ[/ふりがな][/大文字][/太字]。」
桃永 :「うん!」
桃永は、えとさんによく似ている。オレンジの髪の毛に赤い髪が所々ある。そして、唯一の特徴が、右目がオレンジ色、左目が赤色。オッドアイと言う。
今日は久しぶりにからぴちのみんなに会いに行く。
大きな、大切な宝物達と一緒に。
主人公|えとorゆあん
最後の方に恋愛くるけど許して・・・。
ってゆーか、ゆあえとってなんなん?と、思う人いるかもしれない!
ゆあえととは、ファンの間で作られている空想の恋愛で、ゆあん君とえとさんの恋愛話だ。
・・・ということです。ゆあん君との歳はまぁまぁ近いっちゃ近いけど・・・実際は異性として好きという訳じゃないんだよね。・・・まあ青春でもゆあえとって言うから、いいでしょ!(((圧
チュンチュン
ゆあん :(・・・[漢字]明後日[/漢字][ふりがな]あさって[/ふりがな]はえとさんの誕生日。ちゃんと誕プレも用意したけど・・・えとさん、喜んでくれるかな?)
ピコーン
ゆあん :「ん?のあさんからだ。」
ピコーン
《明後日えとさんの誕生日でしょ?》
[右寄せ]《イェス!》[/右寄せ]
ピコーン
《だからサプライズしようと思ってて》
[右寄せ]《おっどんな?》[/右寄せ]
ピコーン
《仮なんだけど》
[右寄せ]《おん》[/右寄せ]
ピコーン
《①のあさんがどっかの食べ物屋さんに誘う→女子だけと言う
②男子はバレないように黙って着いてくる
③男子は隠れて店のどこかで待機
④のあさんが合図したら全員でサプライズ
・・・です。じゃぱぱさんが考えた案》
[右寄せ]《いいんじゃね?》[/右寄せ]
ピコーン
《わかた》
ピコーン
《伝えとくね!》
[右寄せ]《あざざます》[/右寄せ]
ゆあん :「食べ物屋か・・・。」
なな◯きが食べれんのやだなー。あっ、持ち込みできるかな?
_深夜1時_
のあ :「えーえとさんサプライズ会議始めます!」
男子全員:「おねしゃーす。」
のあ :「えーと、まず最初はお店を決めます。って言っても、えとさんの好みを聞いて絞ったんで、その中で決めたいと思います。」
どぬく :「さすが!」
うり :「えとさんの好みとかは、のあさんに任せるわ。」
じゃぱぱ:「計画は俺に任せて!」
のあ :「ありがとうございます!では、まず最初はお店を決めましょう!」
・・・のあさん、やっぱり気合入ってるなー。まぁ、えとさんの誕生日だから当たり前か。心を許せる女子同士だからね。
ゆあん :「おーお菓子をモチーフにした店がえとさんの好みか。」
のあ :「はい、えとさんはチョコが好きなので、お菓子にしてみました。」
もふ :「メニューとか店の感じだと、チョコ要素が多いのは案②だね。」
どぬく :「たしかに。」
じゃぱぱ:「決めた?」
ヒロ :「まだー。」
シヴァ :「よし、決めた。」
ヒロ :「・・・決めたよ。」
じゃぱぱ:「全員決まったね、。では、1人1人どこが良いか聞くね。のあさん。」
のあ :「案②です。チョコ要素が多いので。」
じゃぱぱ:「ゆあん君。」
ゆあん :「俺も案②。壁とか可愛いし。」
じゃぱぱ:「なるほど・・・たっつんは?」
たっつん:「俺も案②。理由も同じ。」
じゃぱぱ:「なお兄。」
なおきり:「僕は案④。花とか飾ってあって、自然な感じがいいから。」
じゃぱぱ:「おー・・・どぬ。」
どぬく :「俺も案②。理由も一緒。」
じゃぱぱ:「うり。」
うり :「案①のお菓子レストラン。お菓子いっぱいあるからえとさん喜びそう。」
じゃぱぱ:「ほー・・・もふ君は?」
もふ :「俺も案②。理由も同じ。」
じゃぱぱ:「ヒロ君。」
ヒロ :「案④。なお兄と同じ。」
じゃぱぱ:「シヴァさん。」
シヴァ :「案①。うりと一緒。」
じゃぱぱ:「俺は・・・案②。みんなと理由同じ。ということは・・・案②が多いから、案②で決まり。」
のあ :「はい!次は・・・」
あれから2時間位話し合って、計画は黙々と進んでいる。店の予約や予定表は全部じゃっぴが計画する。
そして、全ての確認が終わり、あとは当日を待つだけ。
今日は、ついにえとさんの誕生日。えとさんが喜ぶ姿を想像して、思わずニヤけた。
ちなみに、みんなには言っていないことがある。今日は、違うサプライズをえとさんにする。えとさんの答えをちゃんと聞きたい。もう待てないから、俺が言うんだ。
じゃぱぱ:「[小文字]今のあさんが作戦を始めたから、スタンバイするぞ。それでは・・・カラピチ、活動開始![/小文字]」
男子全員:「[小文字]おおおー![/小文字]」
ピコーン
じゃぱぱ:「のあさんから、《誘い成功できました!お願いします!》だって。」
どぬく :「車乗ろー!」
たっつん:「運転頼むぞ。」
じゃぱぱ:「分かってるって。任せろ。」
みんなそれぞれえとさんに渡すプレゼントを持って、車に乗った。
じゃぱぱ:「着いたよ。部屋は受付が見えないから、俺受付行ってくる。待っててね。」
どぬく :「うい。」
ピコーン
たっつん:「じゃぱぱから。《受付オワタ!静かに店に入って!》だって。」
もふ :「今のところ順調だね。」
なおきり:「静かにね。騒ぐなよ。」
ゆあん :「うぇっへっへ。」
なおきり:「[小文字]騒ぐなって言ったのに・・・。[/小文字]だから問題児グループになったんだよ。」
ギクッ・・・
ゆあん :「俺は問題児じゃないもん!」
ヒロ :「だったら静かにしなさい。」
ゆあん :「・・・はーい。」
やっぱり、男子の最年少の俺は年上達に負けるな。
ピコーン
たっつん:「またじゃぱぱから。《えとさんトイレに行ったから今がチャンス!》」
シヴァ :「早く行くぞ!」
なおきり:「静かにね!」
じゃぱぱ:「ふー・・・みんな着いたね。店員さんとは話つけてあるから、あとはのあさん次第だね。」
もふ :「料金払えば食べ放題なんだから、せっかくだからなんか食べよ。」
うり :「食べよー。」
じゃぱぱ:「たしかに。金の無駄になっちゃうから・・・パーッと食べて元取ろう!」
どぬく :「やったー!」
もふ :「何食べよっかなー。あっガトーショコラ良いな。」
どぬく :「俺もガトーショコラにしよ。」
ヒロ :「わっプチケーキもある!俺これにしよ!」
なおきり:「えっ〈ポピーをイメージしたケーキ〉!?絶対に食べよ!」
たっつん:「桃味のクッキーやって。」
じゃぱぱ:「おっいいね。これは人数分頼も。」
うり :「〈音符ケーキ〉だ。おしゃれ〜!」
じゃぱぱ:「何食べたいか順番に言って〜。」
もふ :「ガトーショコラ2つと、モンブラン1つ。あとはコーヒーを1つ。」
どぬく :「クッキーセットも!」
シヴァ :「可愛いカエルプチケーキ1つ!」
なおきり:「ポピーをイメージしたケーキも1つ。」
うり :「音符ケーキ1つ。」
ゆあん :「ホイップクリーム付きチョコケーキ1つ!」
たっつん:「日替わりデザート1つ。」
ヒロ :「ヒツジケーキ1つ。」
じゃぱぱ:「オッケ。俺は・・・クッキー付きチョコケーキにしよ。よしっ送ったよ。」
もふ :「腹減った〜!」
うり :「早く食いて〜。」
ピコーン
ゆあん :「えっもう!?」
じゃぱぱ:「ちゃうちゃう。のあさんから《もう少しかかるのでなんかしら食べててください》だって。」
もふ :「よかった〜。」
ゆあん :「びっくりしたー・・・。」
店員 :「コーヒーお1つと桃味のクッキー9つです。」
もふ :「ありがとうございます。」
シヴァ :「桃味のクッキーなんて頼んだっけ?」
たっつん:「桃味だからじゃぱぱが頼んだんよ。[漢字]全員[/漢字][ふりがな]男子[/ふりがな]分。」
シヴァ :「えっありがと。」
ヒロ :「めっちゃカラピチの形しとるw」
うり :「コーヒー早かったね。」
もふ :「うん。でも味はしっかりしてるから良いよ。」
どぬく :「おれカフェオレしか飲めない・・・。」
もふ :「飲んでみる?」
どぬく :「えーヤダー。どうせ苦いんだし。」
もふ :「え?苦くないよ?」
なおきり:「それはもふ君の味覚がおかしいんだよ。」
もふ :「そうかなー?」
店員 :「ガトーショコラお2つと日替わりデザートお1つ、ポピーをイメージしたケーキお1つとヒツジケーキをお1つです。」
じゃぱぱ:「はーい。どうも。」
ヒロ :「ヒツジケーキかわええ!」
なおきり:「ポピー⤴⤴」
じゃぱぱ:「きました『ポピー⤴⤴』!!」
ゆあん :「久しぶり〜。」
うり :「うわー動画撮ればよかった!」
シヴァ :「だいじょぶ!言うと思って動画撮ったった!」
うり :「おっサンキュ!俺にも送って〜。」
カシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
たっつん:「なお兄、そんなに連写したら容量なくなるよ。」
なおきり:「色んな角度から撮りたいんだ。写りが悪かったら消すし。」
ヒロ :「色んな角度から・・・。」
店員 :「ホイップクリーム付きチョコケーキお1つと、クッキー付きチョコケーキお1つ、ガトーショコラお2つとモンブランお1つです。」
もふ :「はい!ありがとうございます。」
どぬく :「やっと来た〜!」
じゃぱぱ:「んっ美味しい!」
なおきり:「ゆあん君、ほっぺにクリーム付いてるよ。」
ゆあん :「わっほんとだ。ありがと。」
ヒロ :「ヒツジケーキふわふわしてて美味しい・・・。」
シヴァ :「まだ食べてるんだ。」
ヒロ :「食べるのがもったいない!」
もふ :「んんんんうっめえええ!美味すぎる!」
どぬく :「このお店で正解だったね!」
じゃぱぱ:「のあさんに感謝しなきゃね。」
ヒロ :「そだねー。」
たっつん:「思ったより日替わりデザート多いな。美味いけど。」
もふ :「食べてあげよっか?」
たっつん:「だーめ!俺のや!」
もふ :「ちっ・・・。」
たっつん:「今舌打ちしたな?」
もふ :「してないもーん。」
_40分後_
じゃぱぱ:「美味かったー!」
もふ :「また来たいね。」
ピコーン
じゃぱぱ:「《そろそろお願いしまーす》だって。」
たっつん:「よしっそろそろ行くか!」
じゃぱぱ:「それぞれスタンバイしてて。俺は店員さんに伝える。」
なおきり:「おっけ〜。」
店員 :「わかりました。クラッカーが鳴ったら、〈On-party!〉を流し、ケーキを持ってくる、ということですね。」
じゃぱぱ:「オッケーです!ありがとうございます、なにやらなんまで・・・。」
店員 :「大丈夫です!お客様のお誕生日を、盛大に祝うのが私達の役目なので!頑張ります!!」
じゃぱぱ:「ありがとうございます!」
のあ :「そろそろ時間だね。」
えと :「あれ?でも、もうちょい時間あるって・・・。」
のあ :「帰る方じゃないですよ!・・・お願いします!!!」
パーンッパパーンッッ
えと :「え!?え!?」
えと以外全員:「[太字]ハッピバースデー、えとさん!!!!!![/太字]」
えと :「えぇええぇええ!?!?!?」
のあ :「このお店に来たのは、えとさんの誕生日会だから!!じゃぱぱさんが計画してくれました!!!!」
えと :「えっ私のために・・・?」
じゃぱぱ:「まぁそう言っちゃそうだね。」
えと :「みんな・・・。」
えとさんの瞳から、涙が流れた。
のあ :「えっえとさん!?」
えと :「嬉しすぎて・・・[太字]いつもあんなにふざけてる男子達がこんなにしっかりしてるの見て・・・。[/太字]」
たっつん:「正直やな・・・。」
えと :「ふふっでも、本当にありがとう!!」
じゃぱぱ:「ねっこれ、誕生日プレゼント!」
たっつん:「俺からもー。」
のあ :「はい、どうぞ!」
えと :「あっありがとう!」
店員 :「誕生日ケーキでございます。こちら、当店からのサービスの、特製濃厚チョコ一期一会ケーキでございます。」
じゃぱぱ:「えっサービス!?」
店員 :「お誕生日、おめでとうございます。」
えと :「ありがとうございます!!」
ヒロ :「これあげる〜。」
なおきり:「[小文字]ゆあん君は?[/小文字]」
ゆあん :「ふぅ・・・よし。」
なおきり:「ぇ?」
ゆあん :「えとさん!!」
えと :「ん?」
ゆあん :「[太字][大文字]おっ俺と付き合ってください!!!!![/大文字][/太字]」
男子全員:「・・・え??」
えと :「えっ・・・うそ・・・でしょ?」
ゆあん :「嘘じゃないです!!!渾身のこっ告白ですぅ!!」
じゃぱぱ:「えっ聞いてない聞いてない!!のあさん知ってたの!?」
のあ :「・・・知ってました!本当の本当のサプライズをしたいから、ということで、黙ってました。」
なおきり:「・・・で、答え・・・は?」
えと :「[小文字]はい・・・。[/小文字]はいっ!」
ゆあん :「っ・・・え?ほん・・・とに?」
えと :「もちろん・・・です!」
じゃぱぱ:「えっ_」
えととゆあん以外全員:「[太字]おめでとおおおおおおぉぉぉおおぉぉおおお!!![/太字]」
周りと見たら、他の客も店員さんも、盛大な拍手をしてくれていた。
えとさんは、笑顔で泣いていた。
えと :「これからも、よろしくね。」
ゆあん :「うっ・・・うん!!」
あれ以降、びっくりすることがあった。
[大文字][太字][中央寄せ]なんと、のあさんとじゃっぴが婚約をしたのだ。[/中央寄せ][/太字][/大文字]じゃっぴがプロポーズしたのは、クッキーのメニューがたくさんあるお店。のあさんは号泣するほど喜んでいた。
1週間後。それは、私達の特別な日になる。
私とゆあん君、のあさんとじゃっぴと行う、ダブル結婚だ。流石にメンバーもめっちゃ驚いていたが、話し合いの結果決まった。お金を節約するためのこともありダブル結婚になった。ちなみに、提案したのはなお兄だ。
[右寄せ](まさか本当になるとは思ってなかったよ〜! byなおきり)[/右寄せ]
リスナーには直前に伝えることにした。その方が、会場を突き止められることもないだろうし、びっくりしてほしいから。・・・ってじゃっぴが。
ピンク色のカーペットの上を、ゆっくり歩いた。隣にはのあさんがいる。前を見ているからよく見えないけど、のあさんの顔はほんのり赤かった。
ゆあん君とじゃっぴがいい姿勢で待っていた。ゆあん君は緊張気味だったけど、私が近づくにつれ緊張がほぐれているようだった。
司会の人の長い話が終わり、結婚指輪を交換する時が来た。
・・・今まで長かったなぁ。ずっと、えとさんに恋をしていたのは。活発で可愛くて、愛しいえとさん。
えとさんの細い指に、指輪を通した。
司会 :「誓いのキスを。」
えとさんの顔は、赤かった。
チュッ_
リップ音が鳴った。
_これで、ようやく一緒になれるね。
もう、誰にも邪魔させない。もう・・・誰にも渡さない。
あれから1年が経った。
えとさんは今、妊娠中期だ。狂うことなく、正しく赤ちゃんが育っている。
えと :「どんな子かな。名前はどうしよう。」
ゆあん :「絶対に良い子だよ。からぴちのメンバーの子供だもん。」
えと :「ふふ、そうだね。」
ゆあん :「名前か・・・女の子だから_」
えと :「ゆあん君達、出かけるよー!」
ゆあん :「はーい。行こっか、[太字][大文字][漢字]桃永[/漢字][ふりがな]ももえ[/ふりがな][/大文字][/太字]。」
桃永 :「うん!」
桃永は、えとさんによく似ている。オレンジの髪の毛に赤い髪が所々ある。そして、唯一の特徴が、右目がオレンジ色、左目が赤色。オッドアイと言う。
今日は久しぶりにからぴちのみんなに会いに行く。
大きな、大切な宝物達と一緒に。